くろうのだらオタ日記

だらけたオタクのだらけた駄々漏れ感想日記。基本的にネタバレです。

2007-06-02

[]ネギま!における「いじめ」と「じゃれあい」と「力関係」 13:38 ネギま!における「いじめ」と「じゃれあい」と「力関係」を含むブックマーク ネギま!における「いじめ」と「じゃれあい」と「力関係」のブックマークコメント

少しだけシビアっぽい話をしたいと思う。

ネギま!における本当の意味での主役は31人の3-Aクラスメイトだろう。ネギの視点を通じ、彼女達の学生生活を生き生きと描く事もこの物語の目的といえる。しかし、31人のクラスメイツは実に多様なキャラクターの集合体であり、持ち合わせている能力もバラバラだ。この能力的にバラバラな集団が「クラス」としてまとまっているという状況はかなり稀有であり、それこそがネギま!の最も奥深い凄みであり、面白さであると思っている。

この奇妙なまとまりを見せる3-Aという集団ではあるが、一体何によって互いの関係を定めているのだろうか。「クラスメイトだから、心が通じ合っている」?まあ、それもある程度あるだろう。しかし、集団が「心だけ」で通じているとすれば、それは健全そうでいて実際にはかなり不健全な話だ。言ってみれば原理的な宗教集団と同じ。なにかに操られた心の無い人形の様なキャラ描写といえるだろう。当然、ネギま!では彼女達をそのような描き方はしていない。

彼女達は互いの能力をある程度理解し、そこに様々な形で上下関係がある事も認識し、それを納得して関係を作っている。人間が動物である以上、それは自然な事だ。そこには、ある程度能力の有り無しによるシビアな力関係もあるだろうし、それを補う為の心配りもあるだろう。作者である赤松健は、ネギま!を「萌え漫画」と定義づけ「嫌な部分は極力描かない」としながらも、このあたりのシビアな関係を丸っきり削除する事はしていない。キャラを人形にしないため、彼女達の生の関係をちゃんと残している。だからこそ、その少し危うい関係が生き生きとしてくるし、キャラも立っているのだ。

例えば、166時間目(アキラのサイレントの回)に面白い描写がある。ゆーな達が集団でネギを困らせる行動に出るのだ。このシーンだけを見ると、これは単なる「いじめ」といっても良いだろう。

しかし、この「いじめ」にはちゃんとした理由がある。

この時のネギは、麻帆良祭の経験を元に既に戦闘力でゆーな達を追い抜いている。そしてその姿をゆーな達も見ている。ただ、それが本当なのか、CGなのかはゆーな達には分からない。CGとして説明されているが、現実と思ってしまうほどのリアルさに、普段のネギとのギャップを感じ、ネギに対するイメージが揺らいでいる状態といえるだろう。

だから、そんなネギが弱みを見せた姿に、それが本当なのか確かめたいという衝動に駆られた、というのがゆーな達の内面心理と思われる。これは、言ってみれば動物界における「じゃれあい」による「格付け」と同じようなものだろう。

もしこの「じゃれあい」がこのまま続いていればどうなっていただろう。ネギは暴走する美空に対して人間ばなれした瞬動を発動し、競り勝っていたかもしれない。その際、ネギがクラスメイト達の誰よりも強い、という「格付け」が出来てしまう。それは、クラスメイトのネギに対する意識を大きく変えてしまう出来事に違いない。ここでのクラスメイトとは、「魔法バレ」していない者達のこと。ネギの抱える大きな問題も知らずに、ネギを上位と見てしまえば、ネギに対する庇護感情は薄れてしまうだろう。それは、今まで築いてきた「子供先生と生徒達」の関係崩壊に等しい。アキラが途中で止めた事は、この関係をモラトリアムにしておくと言う意味で、非常に重要な行動だったと思える。167時間目で、ネギがクラスメイトに「なんかバカにされているよーな」と思える状況でいられるのは、今はまだ大切な事。ネギはアキラの行動によって、2重の意味で(いじめから守られる、両者の関係を守られる)救われた事になる。

こうして、ネギとクラスメイトのモラトリアムな関係が、一応両者納得の上で継続している事を明確にする為に、この「いじめ」、いや「じゃれあい」の描写は必要だったのだ。

今(176時間目現在)、魔法バレクラスメイト達のレベルアップによって、この奇妙な均衡がとれていた3-A内の関係が大きく揺らいでいる。一部の力の増大が隠されている以上、本音の付き合いも出来なくなってしまうだろう。その格付け変動を明確にする為にも、バトルロイヤル=じゃれあいは大切な行事といえる。自分の実力、組織力を駆使して相手との力の関係性を測る。それは人と人とが本心で付き合う為に、最も大切な事だろう。もしかしたら、ネギま部(仮)名誉顧問エヴァは、そこまで考えた上で、他のクラスメイト達を焚き付けているのかもしれない。存外世話焼きな彼女の事、有り得るだろう。

ネギま!本来の主人公である彼女達の、生き生きとした関係性の描写を、大いに期待したい所だ。

[]3-Aバトルロイヤル初戦、運動部4人組vs図書館探検部2人組 の戦力分析 13:38 3-Aバトルロイヤル初戦、運動部4人組vs図書館探検部2人組 の戦力分析を含むブックマーク 3-Aバトルロイヤル初戦、運動部4人組vs図書館探検部2人組 の戦力分析のブックマークコメント

この戦いは、ネギま部(仮)員の持っているバッチを奪う事で、他のクラスメイトも新規入部を許されるというもの。(名誉顧問エヴァ提唱)

まず、普通に考えて体力自慢の運動部4人組の方が、体力面、人数からして圧倒的に勝っている。彼女達は絶対的に勝ちたいので、卑怯と思えても弱いところをつこうとしている。

ここで、ゆーなは麻帆良祭の時使った魔法具の銃を持ち出している。これが人体に全く影響がない事はゆーなも承知済み。では、なぜこれを持ち出したのかといえば、彼女としてはこの戦いが「ゲーム」である事を図書館2人組に分かってもらう為の道具なのだろう。自分の利益の為力で対抗するとしても、クラスメイトとしての関係性を守ろうとする、彼女なりの心配りと言える。

対して、図書館2人組、夕映とのどかの実力は不明。想像できる範囲では、少なくとも夕映は魔法の矢と武装解除を習得している可能性は高い。つまり、魔法による打撃や、服を脱がすw事による足止めが可能という事だ。これはのどかも習得している可能性もあるし、彼女にはさらに読心力という圧倒的に強力な能力もある。また、彼女達の「心の覚悟」も大きな力だろう。一度「1週間後の地獄」で死線を潜ってきた者としては、ここでクラスメイトとの「じゃれあい」に負ける事は、絶対に避けたいはずだ。最終的には、この両者の心構えが勝負を決すると思われる。

ただ、不確定要素もある。それが前にあげた「ゆーなの銃」。ゆーなにとっては単なる玩具であるが、これは元々魔法駆動物を停止させる魔法具であり、つまり「魔力を消滅させる力」を持っているとも推測出来る。これによって図書館二人組の魔法に対抗できるかも知れない。また、図書館2人組は魔法を極力秘密にしておきたいはずであり、その行動にも制限があるだろう。

両者の力は拮抗しており、不確定要素も多い。勝負の予想はかなり難しいと言えるだろう。

早く次週が読みたい!(>_<)

三國三國 2007/06/02 21:22 このマッチングがあると想定しての勝敗予想

小太郎VSちづ姉
「渡すのよ」ゴゴゴゴ
秒殺 ちづ姉WIN

ちょっとだけ後悔 orz

くろうくろう 2007/06/04 20:41 そ、その組み合わせは・・・w。
ちづ姉自身はバッチに興味を持ちそうにありませんが、「私のあやか」が困っているのを見たらありうる展開かも。

黒鉄黒鉄 2007/06/04 22:14 シビアに解釈すると、そういった「ズル」をしたら人間関係に相当影響(それも悪いほう)が出るのではないでしょうか?
目的を達するために手段を選ばず、策を弄する、といった限度を超えているのではないかと思います。元々、この入部試験(?)はバッジを手に入れるだけの実力を判断する、といった意味合いもあるものだから取るべき手段は限定されてしかるべきでしょう(正々堂々、とは似て非なるものです)。まあ、ギャグといってしまえばそれまでですが(笑)。
あと、困っていたとしても他人(ここではちづ姉)が加勢して構わないかそうでないかの判断くらいはつくキャラだと思います。でなければ、ただのふけが(うわなにをするやめ…)

くろうくろう 2007/06/05 02:19 すみません。少し気軽に書きすぎたですね。ただ実際の所、3-Aという集団にはこういう少し無茶なシチュエーションを気軽に想像できる雰囲気があると思います。本文では少しシビアっぽい話をしてしまいましたが、それと同時に、このクラスにはそのシビアさを受け入れて幸福でいられる「積み重ね」もある。例えば「ラブラブキッス大作戦」とかもそんな積み重ねの一つでしょうか。そういうクラス独特の「空気」を感じるにつけ、「ネギま!」て面白い、と思うのです。

三國三國 2007/06/05 02:39 >黒鉄さん
全くご指摘どおりですね。
超人的表現の多いちづ姉だけに、人間らしい想像がしづらい難儀なキャラですが、
あれでも、あやか部屋で1番、クラス全体でも8番目に誕生日が遅いキャラなんですよね(笑)

なし崩し的にクラスメートのほとんどが入部することになる。(でも魔法バレしない^^;)
と想定した場合に、チームあやかのバッジ奪取相手と、奪取方法を想像したら

あやか、名簿に「村上」小太郎の名前を発見
→姉(?)の夏美を問い詰める。
→家族会議(?)
→平和的(?)な話し合いにより解決

仮にマッチングが実現したとして、想像を上回る展開を期待しています^^
はっ!夏美の色仕k(たぶんない