「普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。」〜ろこどるスタッフが【トークショー】やってみた。Part2〜 ロフトプラスワン

一つ最初に確認しておくと、最近の私はたまに土日も仕事があったりする。で、この日の翌日(というか当日だよね)も仕事だったw。よっぽど無理だと思ったのだけれども、前日に休みをとって寝だめして参加するという方法を思いついて参加したり。どんだけだw。
しかし、それにしても大変だった。前情報で、実際やるのは全12話のオーディオコメンタリーだという。そりゃ、例えば本編だけとかをぎちぎちに入れれば時間的に収まるだろうけれども本当にそうなのかと一抹の不安があり、それは正に的中していた。作品を大切にしているのだから当然OPEDのカットは無し。休み時間とかその他諸々で頻繁にフィルムは止められて、朝6時を過ぎても話数が残っている状況w。
丁度12話ではフェスタの前半が押して仕事のダブルブッキングが題材になってたけれども、正に自分自身がその状況が追い込まれるとは。結局最後まで居られたけれども、そのまま仕事に向かう羽目にw。まさかと思いつつ用意していたことが役に立つとは夢にも思わなかったよ。つーか、一瞬でも寝て夢見る暇もないw。
とはいえ、その苦労に見合うくらい楽しかった。やはり好きな作品を共に愛でるというのはそれだけで嬉しいし、その共に見る人たちがスタッフで解説もしてくれる。前回のイベントではある意味勢いが付き過ぎてあまり多くを語れなかったらしい監督も、今回は腰を据えて見る事が出来たらしく、所々で肝となる解説をしてくれて興味深かった。上映の途中でフィルムを止めて泣く泣くカットしたというシナリオを映してくれたり。
そして、今回も登壇者は豪華。実は、残念ながら前回一番のお目当てだったゆにこさんは居なかったのだけれども、高橋、村上両氏は来てくれて脚本陣は万全だし、今回の目玉は吉田音響監督で、音のこだわりどころとかを語ってくれる。実際のところ音については比較したりしないとその意図するところは分かり辛かったりするのだけれども、そのこだわり点を知ることができるだけでもファンとしては嬉しい。
そして音響面といえばその花形は声優。3話の魚心くんの登場に併せてサプライズゲストとして吉岡麻耶が登壇する。一気に華やかになって音響面の話題も増えてアフレコ現場の様子とかも語られたり。さらには、まぁにゃの誕生日が2月16日だと言う事でみんなでお祝いしたり。もちろんケーキは魚心くんケーキであのコラボスイーツの2倍近い大きさのが出て来たり。まぁにゃはとても気安い感じで、乾杯の時にはファンともしてくれるし、写真を最前のファンに取ってもらったり、ケーキをプレゼントとしてお裾分けしたり。実は当たった人の近くにいたので少しだけご相伴に与ってしまった^^。
全体のトークとしてはバランスよく語られていて楽しかったのだけれども、やはり透けて見えてくるのはゆにこさんへのリスペクト。最近SHIROBAKOを見ている影響でアニメ作りの現場がより具体的に分かった気分になっているのだけれども、ろこどるが良作になった原因も少しだけ分かった感じがしてくる。
まず監督が忸怩たる思いだと語った作画面をどうしても軽くせざるを得なかった状況に比べて準備期間はそれなりに余裕があったらしいところからして、かなり脚本面で動きやすかったのではないか。色々と試行錯誤がされていた様子が前回も語られていた。そこでゆにこ氏が中心となってかなり熱いエネルギーが生まれ脚本陣の段階で作品的にとても熱いものになったのかも。キャスティング担当の塩田さんもキャスティングの段階からかなり特別な想いでこの作品で当たっていたと語っているし、決して予算的に大きく無い作品らしいにも関わらず誰もがかなり早い段階で作品に特別な想いを向けているらしいという矛盾が脚本陣にあるとすれば理解できる。制作が始まった後も、最後の展開に対して脚本面でかなりの試行錯誤があったらしい様子が語られたりして、本当に熱を持って作品が作られていた臨場感が伝わってきた。
そして、もちろん最終12話では流川ガールズの歌とああ流川が流れる。開場内ではその時に合わせて当たり前の様にサイリウムを取り出して、当然の様に大合唱となる。そりゃそうだ、ここには流川市民しかいないのだからw。
プレゼント抽選は沢山の品物が出ていて、なんとかクリアファイルを当てたけれども、それ以前にチョコとか原作者からのペーパーとか記念になるものが全員貰えた。
いやほんと、このイベントに参加出来て、ろこどるファンとして幸せな時間だった。
そして、その足で仕事に向かうのだった。いやあ、朝日が眩しいw。

TVアニメ 普通の女子校生が【ろこどる】やってみた。 公式ファンブック

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