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お茶会は書棚の裏で

2015-12-11

2013-2015新人BL作家まとめ

こんにちは、おひさしぶりです。アリスです。

今年のやばいのランキングがでました。宝井理人さん一穂ミチさんおめでとうございます。宝井理人さんのふぁぼ爆撃にはおののきましたが、とりあえずみなさん(多分)納得した結果だったんじゃないでしょうか。やばいだし。


さて、BL小説ランキングの結果ですが、今年も凪良ゆう無双でしたね。砂原糖子・樋口美沙緒ともに人気シリーズの続編です。番狂わせもない結果でおわりました。すごいの方でおっっかけていたBL新人小説作家、数年更新していなかったのでざっとまとめておきました。アリスの人力でのまとめですので抜けにはご容赦ください。方法としてはラノベの杜(BL分室)さんの新刊リストで見覚えのない名前を見つける→オンライン書店Honya Clubの検索窓に名前をぶち込んで既刊を確認という頭の悪い方法です。発売月は発売日に準じます、また別名義はカウントしません。こちら、ほんとうはこのBLがすごい支部ではこのミスこのラノに準じて11月区切りを採用していたので2013/11~の記載です。


まず2013/11-2014/10まで

  • 2013/11
    • 蒔舞:Daria Series:『ロスト・コントロール』
    • 恵庭:Daria Series:『五人の王』
    • ナツ之えだまめ:フルール文庫:『うなじまで、7秒』

  • 2014/1  なし
  • 2014/2
    • 不住水まうす:AZ BUNKO:『マゾな課長さんが好き』

  • 2014/3
    • 淡路水:フルール文庫:『いつか甘く融ける恋』
    • 未森ちや:AZ BUNKO:『黒猫と銀色狼の恋事情』

  • 2014/4 なし
  • 2014/5 
    • 井上ハルヲ:リリ文庫:『劣情宅配便』
    • 八条ことこ:フルール文庫:『初恋のいきつくところ』

  • 2014/6
    • かわい恋:Charade bunko:『暴君王子の花嫁奴隷
    • 雛宮さゆら:AZ BUNKO:『陰陽師皇子は白狐の爪で花嫁を攫う』
    • 黒枝りぃ:ルチル文庫:『秘密の村に嫁いでみました。』
    • 杉原朱紀:ルチル文庫:『くちびるは恋を綴る』

  • 2014/7 なし
  • 2014/8 なし
  • 2014/9

  • 2014/10
    • 笹原にしき:SHY文庫:『或いは、傷痕。』
    • 春間鹿野:SHY文庫:『この雨の夜が明けたら』
    • 中庭みかな:ローズキー文庫:『きみはいつか、ぼくの声をきく』
    • 星野伶:リンクスロマンス:『甘い恋』


2015/12月時点で2冊以上だしているのは


SHY文庫育てる気がないみたいですね。

続いて2014/11-2015/10

  • 2014/12
    • 千夜時久睦:SHY文庫:『早暁のゼラニウム』

  • 2015/01
    • 赤紫シノ:プラチナ文庫:『天使の檻の中で』
    • マキ:フルール文庫ブルーライン:『キープアウト~危険な男の甘い拘束~ 』

  • 2015/03
    • 室戸みさき:AZU BUNKO:『火消の恋は鎮まらない』
    • 高端連:リンクスノベルス:『不器用で甘い束縛』

  • 2015/04
    • 萩原でこ:SHY文庫:『イヌネコワンダフル』
    • 手嶋サカリ:ショコラ文庫:『僕の、なれない君』

  • 2015/05 なし
  • 2015/06
    • 菊市香:SHY文庫:『推定恋罪』
    • 廣瀬航:SHY文庫:『愛のカタチは言葉にできない』
    • 浅海ゆい:ルビー文庫:『 エンカウント 〜共演者の誘惑〜』
    • 森崎結月:リンクスノベルス:『愛しい指先』

  • 2015/07
    • 鹿嶋アクタ:ショコラ文庫:『振ってやるから、俺が好きだって白状しろ!』

  • 2015/08
    • 月乃かりん:SHY文庫:『カモミール・ラプソディ』
    • 名嘉あいか:SHY文庫:『ラ・エティカの手紙』

  • 2015/09
    • 伊勢原ささら:白泉社花丸文庫:『Life in Beautiful』
    • くもはばき:白泉社花丸文庫:『明日はきみと笑うシャラララ』
    • 比奈咲カオル:B-PRINCE文庫:『本日も晴天なり~天才学者の溺愛~』
    • 向梶あうん:リンクスロマンス:『月下の誓い』
    • 鳥舟あや:ラルーナ文庫:『竜を娶らば』

  • 2015/10
    • 万里なお:SHY文庫:『手品師は口上で愛を囁く』
    • 佐竹ガム:ダリア文庫:『星を手繰る』
    • 小川睦月:ラルーナ文庫:『拝啓愛しの化け猫様』

数だけみれば断然今年の方が多いのですがポイントとしては次かな。

  • SHY文庫はエブリスタからつれてきている
  • ラルーナ文庫の出版元は三交社でエブリスタ(前述)をやっている

これによりがんがん新人を投入している模様、育てるかどうかは去年を見るとおり。

  • ダリア文庫は同人小説の評判の良い物をリライトして商業出版している

ネット小説からひっぱってくるのと似たようなものです。恵庭もそうですがちょっとは育てる気がありそう?


やっつけですが新人作家まとめでした。

評判のいいネット小説同人誌をという流れが加速するのか、そしてその作家は商業で定着するのか、今後要チェックですね。

今年のBL小説の話題、ひとつとしてハーレクインが海外BL超訳するという企画がありましたが新刊はでなくなりました。なんであのシリーズハードコアしかなかったのかまずそこから問いたい。他は……まぁやばいのランキングが示すとおり話題のない年だったのかもしれません。


関連:2012年のBLを作家で振り返る『本当はこのBL作家がすごい!2012』公開しました - お茶会は書棚の裏で

2014-04-20

第十八回文学フリマ参加します #bunfree 【エ-51】

一応、スペース決まったので正式告知をば。

なんかまだ入稿してないっぽいんですけどね。。。だいじょうぶか。

イベント概要

「第十八回文学フリマ」 

  • 開催日:2014年5月5日(月祝)
  • 開催時間:11:00〜17:00
  • 会場:東京流通センター 第二展示場
  • アクセス:東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分
  • スペース:エ-51

新刊『本当はこのBLがすごい! 2013』

多分、完全に、落としました。二回目だ!文フリ後に、電子版頒布・Web公開を検討中ですm(_ _)m

  • 本当はこのBLがすごい!
  • 「このBLがやばい!」 追試編
  • 新人賞はとっても嬉しいなって 〜BL新人ピックアップレビュー〜
  • あの頃も僕らはBLを読んでいた 〜10年前のBLレビュー〜
  • メディアミックスの果て、映画化の先 〜BL実写映画クロスレビュー
  • 2012年度BL作家カタログ 〜デビュー作から見る2012BL界の潮流〜

バックナンバーの方は以下を用意して参ります。

お取り置き等も承りますので、Twitter(@natsu_san)またはこちらのブログのコメントでご用命ください。

既刊は電子版もあります。

クレカ決済も可能です♪

2014-03-10

第十八回文学フリマ参加します #bunfree

ご無沙汰しております。外原です。

一年間の沈黙を破り!NMBLPとしまして第十八回文学フリマ参加します!

新刊は!なんと!『本当はこのBLがすごい! 2013』です!!!!!

……はい。去年のニコニコ大会議で落としたアレですよアレ。原稿の供養です。思えばあのニコニコ大会議は地獄でありました……。主に音響的意味で。あと新刊も落としたし。

とにかく供養です。お焚き上げです。


なお2014はございません。

BL界もなんかいろいろ衰退路線だし? もういいんじゃない?的な? むしろ現在進行形で乙女官能系が熱い? というかメンバーが燃え尽きました!


以下概略です。


イベント概要

「第十八回文学フリマ」 

  • 開催日:2014年5月5日(月祝)
  • 開催時間:11:00〜17:00
  • 会場:東京流通センター 第二展示場
  • アクセス:東京モノレール「流通センター駅」徒歩1分
  • スペース:未定

新刊『本当はこのBLがすごい! 2013』

  • 本当はこのBLがすごい!
  • 「このBLがやばい!」 追試編
  • 新人賞はとっても嬉しいなって 〜BL新人ピックアップレビュー〜
  • あの頃も僕らはBLを読んでいた 〜10年前のBLレビュー〜
  • メディアミックスの果て、映画化の先 〜BL実写映画クロスレビュー
  • 2012年度BL作家カタログ 〜デビュー作から見る2012BL界の潮流〜

見るべきはですね。無駄に豪華なゲスト執筆陣ですね!!

メイン(外原・アリス・真悠)よりゲストの方が人数多いですからね!!!

ネームバリューも……(ごにょごにょ

あとは全体的に破れかぶれと行き当たりばったりな企画も見処です。テーマは「BLの過去と現在と未来」的な何かです。

そして、レビュー! レビュー! レビューです!

レビューの量と質はいつもどおり保証致します。

なお、2014版の発行が無いこともあり、以後のイベント参加予定は完全に未定です。

一時的に通販を受け付けるか、委託するか、電子版のみ頒布するか……。気が向けば秋の文フリ…? 完全に未定です。ですので、NMBLPの最後の1冊を確実に!という方は(いるのかなぁ)是非文フリまで足をお運びください。


バックナンバーの方は以下を用意して参ります。こちらも売り切れ御免、最後の頒布となる可能性が高いです。

お取り置き等も承りますので、Twitter(@natsu_san)またはこちらのブログのコメントでご用命ください。


ひとりごと

さて冒頭でも書きましたが、乙女系官能が熱いですね!

ジャンル開拓者であるところのティアラ文庫、暗黒系ラブに特化したソーニャ文庫などは絶好調ですし、さらに新創刊の嵐!!

ハーレクインの「ヴァニラ文庫」、リブレの「乙蜜ミルキィ文庫」、二見書房の「ハニー文庫」、竹書房の「蜜猫文庫」、角川の「クロスラブ」ジュリアンの「ロイヤルキス文庫」etc,ect

亜流ではティアラ文庫派生の「オパール文庫」、メディアファクトリーの「フルール文庫 ルージュライン」なども。

書店でもBL棚の一部を侵食しはじめ、まさに群雄割拠の様相を呈しております。このラッシュはもうしばらく続くのでは無いでしょうか。作家とイラストレーターの枯渇が心配なくらいです。既に定番作家&絵師を各レーベル取り合っている状態ですので。。。

文庫だけではなく、B6版のソフトカバー界隈も何やら賑わっていますね。(あっちはエロは無さそうですが)


っていうか、もう全作品レビューとかマヂ無理!!!!!

やめといてよかった!!!!!!(本音)



などと言いつつ、個人的に注目しているのが、ハーレクインの「ヴァニラ文庫」。

ハーレクイン本家の海外作品を、日本の乙女系官能に翻案してしまうという大胆なレーベルです。あえての翻訳! あえての翻案! 自社の強みと特色を最大限に活かすその姿勢やよし!!! ……などと思っていたらいつの間にか普通のオリジナルを出しはじめてしまいましたが。(おいおい)


それはさておき、翻案という黎明期探偵小説かよwww的手法が非常に面白く、原作(翻案無し翻訳版)と併せて読んだりしております。

一応、昨年末あたりから比較レビューの企画なども温めており……こちらも文フリまでには公開したいところです。

2013-04-20

超文学フリマで『本当はこのBLがすごい!』『ティアラ文庫総解説』頒布します【ウ‐27】 #bunfree

いつの間にか一週間前になってしまいました。告知です。

告知

4月28日「超文学フリマ」inニコニコ超会議2にNMBLPとして参加します。

頒布物はいつもどおり『本当はこのBLがすごい!』と『ティアラ文庫総解説』です。

『本当はこのBLがすごい!』はようやく2013年の新刊をお届けできる見込みとなりました。

まだ組版上がってないし原稿も残ってるんですが…多分大丈夫!

今回は様々なゲストも迎え、賑やかな一冊になる見込みです。

当日までのスケジュール次第ですが、電子版の方も用意できる見込みです。


電子版の販売、決済方法等は前回の文学フリマに準じます。Paypal支払いも(現地の電波がよければ)ご用意します。

詳細

ニコニコ超会議2内での開催となりますので、ニコニコ超会議の入場料2000円が必要になります。


頒布

  • 新刊(予定)

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本当はこのBLがすごい! 2013版


2012年の商業BL作品の総括&独自ランキング

【特集】BLの過去と未来

  • あの頃の僕等もBLを読んでいた

10年前のBL作品レビュー

「タクミくん」「富士見二丁目交響楽団」の実写映画をクロスレビュー

  • BL新人ピックアップレビュー

近年のBL新人賞事情を紹介、新人作家レビュー

  • BL作家カタログ

2012年に新刊を出したBL作家のデビュー作一覧で、現代のBLシーンを俯瞰する


  • 既刊

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本当はこのBLがすごい! 2012版


2011年の商業BL作品の総括&独自ランキング

特集:翻訳BLと海外BLの現在


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本当はこのBLがすごい! 2011版


2010年の商業BL作品の総括&独自ランキング

本当はこのBLがすごい! 2011版 Web版で先行公開中の独自ランキングレビュー、検証コラムに加え、検証レビュー、ルナノベルス総レビュー、コラム「BLを読もう!」、コラム「記憶喪失BLについて」


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本当はこのBLがすごい!2010 完全版

2009年度版独自ランキング、男子の読んだBLレビュー、はじめてのBL対談 ほか


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プランタン出版ティアラ文庫総解説

2010-2011+補遺

・2010年〜2011年ティアラ文庫作品総レビュー

ティアラ文庫コラム

・シリーズ紹介

・(独断と偏見の)このティアラ文庫がすごい!

・作家紹介

・少女向け官能文学の周辺

・各種索引


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ティアラ文庫総解説3 2011-2012』


・2011/11〜2012/10のティアラ文庫、マリーローズ文庫、ジュリエット文庫、シフォン文庫総レビュー

・各種コラム

・(独断と偏見の)このティアラ文庫がすごい!


2013-03-01

2012年のBLを作家で振り返る『本当はこのBL作家がすごい!2012』公開しました

”本当はこのBL作家がすごい 2012”

screenshot

まず、3月のJ-Gardenを予定していた『本当はこのBLがすごい!2013』の刊行が遅れることになりました。

主に執筆陣の気力体力不足によるものです。この場でお詫び申し上げます。

刊行予定時期は4月末の「超文学フリマ」になる見込みです。


さて、その原因のひとつにもなったのがBL作家データベースです。

2011年末あたりから「BL小説に新人が足りない!」と叫びはじめ、データを取り始め「やっぱりBLコミックに比べてBL小説は新人率が低い」などなどと個人ブログの方でやっていたわけなのですが――詳しくは”BL小説で新人が少ない/育たないというのは本当か - __ScrapBook of Plumber” ”BL小説は衰退しました。(続・BL小説で新人が少ない/育たないというのは本当か?) - __ScrapBook of Plumber” あたりを御覧ください。

その後、一年分のデータが溜まりましたので、『本当はこのBLがすごい!2013』にも記事を載せよう、と思っていたのですが、何だかんだでデータの作り込みに時間がかかってしまい、執筆時間が足りなく(ry


閑話休題

そんなわけで、2012年のBLシーンを「作家」という切り口から実感していただくべくサイトを作成しました。

BL小説に新人がいないなぁ、と思い始めたのが、書店の新刊棚に毎月大御所ばかり並んでいる、という現象だったので、そのあたりを意識して

  • 新刊の刊行量
  • デビュー年度
  • デビュー作

から作家を振り返るコンテンツにしてみました。

イメージとしてはアニメイトジュンク堂あたりのBL本棚を片っ端から眺める感覚で。

”本当はこのBL作家がすごい 2012 小説 発行順タイムライン”を見ていただけると「ああ、ベテランばっかり仕事してるなぁ」という自分の気持ちを体感して頂けると思います。

特に後半の火崎夕の攻めっぷりとか愁堂れなの攻めっぷりとか。あれ今月も出てるー、次の月は2冊出てるー、的な。

ついでに好きな作家さんの新刊を振り返ってみるもよし、デビュー作を振り返ってみるもよし。

無駄なことに労力を使って、と呆れて頂くもよしです。

では、今後も『本当はこのBLがすごい!』よろしくお願いします