住むところという事で、最近、気になっている事。
アフタヌーン7月号の付録が四季賞で、兼子義行『メトロポリタンミュージアム』を読んでいたんですけど、これと似た海外小説の短編がずっと思い出せない。「似た」といってもほんの数点でパクリとかなんか書くつもりは毛頭ないです。
ただ読んだあと、「おお、ああいうのもあったな………なんだっけ?」と引きずったまま過ごしているのが何となく嫌だというだけで。
『メトロポリタンミュージアム』はいかにもアフタヌーン四季賞だなという作品で、女の子の主人公が、ある日から存在感をどんどん無くしていって、親しい男の子しかその存在を感知できなくなる、そして………という話。
後半になって女の子の同類(存在感無くしている人)が出てきて、その人はホテルの空き部屋に住んでいる、という設定。
私が読んだその海外作品の短編(かなり有名)は。
・妻と二人暮しの中年男性が主人公。
・ある朝、妻が挨拶してくれないと思ったら、だんだん自分の存在感がなくなってくる。
・同じ目にあっている同類がいて、後々になって出てくる。確かホテルに住んでいる。
という内容でした。
ここまで書いて思い出した。あれでしたね。似てるといえば似てません?
正解はまた今度。