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Crystaline [クリスタライン]

2015年06月21日

アラジンパンツとロングTシャツでカジュアルスチームパンク

Yahoo!オークションで度々お世話になっていた、 Spiralpeacokさんが「ショップを閉店、リニューアルオープンする為、在庫処分セールです。」とのことで、先日7枚ほどまとめてエスニックな服を買いました。夏場はやはり重ね着をすると結構暑いので、薄い生地のものやインド綿なんかの服を着たりすることも多いです。

エスニックなカジュアルスチームパンクファッション
上半身はこんな感じです。

Spiralpeacokさんで提案されているコーディネートとほぼ変わりませんが、こういうシンプルめのエスニックな服装には革小物やスチームパンクアクセサリーが合うので楽チンでいいですね。あまりお出かけにTシャツというか首回りに何もないものを着ることが少ないので新鮮です。


蝶番で作った腕時計バンドと仏具金具で作ったバングルの重ねづけがとても気に入りました。

全身の写真を撮り忘れたのでまた気が向いたときにでも全身写真アップします。

メイズランナーを観に行きました

話は変わって、今日は「メイズ・ランナー」を観に行きました。三部作の一作目だそうで、小説は未読なのですがあらすじを読んだ限りではかなり興味をそそられる内容だったので、観に行こうとなったわけですが…なんか服装的に「メイズ・ランナー観にきました!!!!」みたいな感じになってしまったのでちょっと恥ずかしかったです。

メイズ・ランナー
巨大迷路に囲まれた野営地でサバイバル。巨大迷路の先にあるものは…

というのも、メイズランナーの衣装がくたびれたカジュアル服に廃品を再利用したいわゆる「アップサイクル」な小物が多かったから。ランナーたちが着用している、リュックのベルト部分を再利用したような生地の背中に鉈を入れるための簡易なハーネス格好良かったですね。

スチームパンクというよりか文明の壊滅後的な描写でしたが、スチームパンク好きな人でも楽しめる映画かもしれません。

メイズ・ランナーのニュート役のトーマス・サングスター
ニュート役のトーマス・サングスターは25歳とは思えない容姿で"合法ショタ"として人気に

キャストの情報なんかも未見で観に行ったので「ああ、これがTwitterで話題の"合法ショタ"かー」と思いながらニュートを見ていましたが、本当25歳とは思えない感じの幼さでした。(綺麗な子ですが、あんまり話のメインという感じの役回りではなかったです)

観終わった感想としては、ちょっと尺が短いかな…という感じでした。内容的にラストにたどり着くまでが早すぎるような気がしてしまって、三部作と言わずもっと引き伸ばして内容を濃く見せたほうがもっとワクワクしたんじゃないかなあと。

観終わってから主人と「なんか若干進撃の巨人を彷彿とさせる感じだね」という話をしていましたが、原作の発表が2009年と両方とも同じ時期なので勘違いのようでした。映像化するにあたって少しは参考にした部分はあるかもしれませんが、この時期に同じようなモチーフを抱く何かがあった、と考えるとそれもまた面白いですね。

ラストに第二作目の最新映像が挿入されていますが、謎が謎を呼ぶ展開のようなので、ぜひ観にいきたいと思います。

※ジャンルはSFなのですが、ガチガチに設定の凝ったSFではなくファンタジー寄りなので、突っ込みどころは多々あります。目に見えるものを楽しむ、というにはかなり良い映画だったのではないかな、と。この世界の科学技術の進歩と衰退、合理性を考えると袋小路に陥りますよ。

2015年06月08日

シラノ・ド・ベルジュラック (1990年 仏)

私の好きな映画。大学生の頃夜中にテレビで放映していたものを観てからずっとお気に入り。『シラノ・ド・ベルジュラック』という17世紀に実在した、詩人で剣豪だった同名の人物を題材にしたもので、当時の風俗を再現した衣装と剣術のシーンが見応えあるのはもちろんのこと、それぞれの登場人物の心情を表す演出にグッとくる。

予めことわっておくと、その見た目の滑稽さからコメディと思われがちだが、コメディ要素は一切ないのでそういったものに期待するとがっかりするかもしれない。

あらすじ

シラノ・ド・ベルジュラック
孤高の騎士であり、詩人であり学者でもあるシラノ・ド・ベルジュラック。
だがその人最大の障壁は大きすぎる鼻。

芸術や文学が物を言う、17世紀のフランス。シラノは口達者な大鼻の詩人であり、剣の達人なのだが、その元来の容姿ゆえに密かに想いを寄せているロクサーヌ(孤児でシラノの血のつながらない従妹。社交界の華。)に自分の気持ちを素直にできずにいる。そんな中、想い人であるロクサーヌに呼び出しを受けるシラノ。やっと人生の春が来たとばかりに浮き足立って喜ぶシラノだが、心に決めた人物がいることを打ち明けられる。

シラノとロクサーヌ
ロクサーヌから「話がある」と呼び出され、喜び勇んで会いに行くシラノだが…

またそのロクサーヌの想い人であるクリスチャンからはシラノはその従兄であり、名高き詩人でもあることから、ロクサーヌへの手紙の代筆を頼まれてしまう。かくして、世にも不思議な、男女3人が関わる恋愛劇が幕を明ける…。

シラノとクリスチャン
ロクサーヌに思いを馳せる美男の騎士クリスチャン

シラノ・ド・ベルジュラックの魅力

衣装デザインではアカデミー賞で衣装賞を獲得するなど、公開当時話題にもなった伝記映画であり、シラノ・ド・ベルジュラック自身死後から何度も戯曲として舞台化され、小説化、この映画以前にも1950年に映画化されるなどしている。
が、私が好きな映画としてこの映画を挙げると周りに知っている人は誰1人としていない、というほど知名度の低い作品だ。私は実はというと、先日日曜日(2015年6月7日)にDVDが届くまでこの映画は1度しか観たことがなかった。しかも録画もしていない。

私の特性をご存知の方なら納得して下さることと思うが、気に入った作品は最初から最後まで鮮明に覚えていることが多く、1度観ただけでも乱闘シーンの素晴らしさや、シーンごとの印象を何度も記憶の中で反すうすることができる特技がある。それだけ印象的な作品だということも言うまでもなく、今までに好きな映画を聞かれると、毎回細かく説明してその素晴らしさを広めてきたものだった。

誰よりも口達者で喧嘩っぱやく、孤高なシラノの1人の女性を思う純粋な気持ち、賢く気持ちを決して曲げないロクサーヌ、口べたで粗野ではあるが美男で心意気のあるクリスチャン。またその3人を取り巻く特色のあるさまざまな人物たち。平坦になってしまいがちな、伝記的恋愛潭をそうでないものにしているのは、この登場人物たちの性格の濃さによるところが大きいと思う。

またこの話をより魅力的にしているのが、この奇人ともいえるシラノ・ド・ベルジュラックが実在の人物である、ということだ。さすがに映画や戯曲、小説などではその人生に脚色はされていると思うが、こうして美談として語り継がれるほどの人物だった、ということは創作が今も続けられていることから読み取れる。

劇中のシラノも終盤、自分をソクラテスやガリレオと同列に喩えているシーンがあるように、自分の雄弁さから敵をつくることも多かったようだが、それでも民衆にこうして親しまれているのは、権威やルールに縛られず、自分を貫き通した意思の強さによるものだろう。(Wikipediaなどで調べると、実際のシラノは権威に巻かれるべく、一度自分の意に反した論文を出し、その後覆すといった行為をしたおかげでたくさんの敵を作りもした)

17世紀の衣装も素敵だけれど、きらびやかで華やかな雰囲気ではなく泥臭く、史実に沿った時代劇といった趣なので、ただ綺麗なだけじゃない、ただ話があって終わりがある映画ではないものが好みの方はぜひ。

シラノ・ド・ベルジュラックとSF

この『シラノ・ド・ベルジュラック (1990)』の劇中でも当のシラノの口から死後親交の深かったル・ブレが出版した著作『月世界旅行記』の一端が語られるが、実際シラノは『月世界旅行記』、『太陽世界旅行記』というものを執筆している。それぞれ1656年、1662年に刊行され、17世紀ながらSFの先駆けとなるものとされている。

劇中"うつけ者"のフリをして月からやってきた人間と自ら名乗るシラノだが、その月世界への行き方がまた面白いので必見。

シラノ・ド・ベルジュラック
シラノ・ド・ベルジュラック。17世紀の彫版

17世紀のSFはレトロフューチャーの中でも何に分類されるんだろう。やっぱりアンティークSFだろうか。

スチームパンクはもちろんのこと、私の興味はほとんどアンティークSFにあるので、月の満ち欠けで潮が引くことをヒントに、干潮を見計らって海面に浮かび、髪の毛を月に牽引させて月面に着陸しようとする話、夢があって好きですね。

今なら「そんなわけないやろ!」で済まされてしまいそうだけれど、17世紀ならSFだった、というところがまた。

19世紀のSFであるところのスチームパンクなものに対しては「"意味"がない」(現代の科学技術からすると構造的に無理なものがあったり、魔法的なものも登場するため)と言われることもあるけれど、このようにアンティークSFには現代から見たら面白おかしく思えるファンタジー要素があってもおかしくはない。

大学時代に感銘を受けた映画の題材となった人物が17世紀当時SFを書いていた、という事実をここ数日で知り、驚くとともにやはり好きな物には何かしら共通点がある、ということで納得もした。

『シラノ・ド・ベルジュラック』というロマンチシストとロマンティックな映画を通して、改めてアンティークSFの良さに浸る事のできた一日でした。

DVD HDマスター版はこちら

Blu-Ray HDマスター版はこちら

2012年07月08日

グスコーブドリの伝記を観に行きました

日にち変わりましたが、7月7日はグスコーブドリの伝記公開の日ということで早速観に行ってきました。宮沢賢治の童話集は実家に複数冊持ってはいるのですが、この作品だけは読んでいなかったことと昔見た猫のアニメの銀河鉄道の夜が大好きで、駅でポスターを見かけてからずっと観に行こうと思っていました。

銀河鉄道の夜 [DVD]
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JRの駅に貼ってあったポスターには飛行船が描かれていたり、スチームパンク風な建物の背景が描かれたりしていたので、もしかしたらほんの少しスチームパンクが味わえるのかな…?程度に思っていました。

グスコーブドリの伝記のポスター

が!後で劇場購入の原作コミックスも読んだのですが、映画本編はストーリーも絵柄も大胆なアレンジが効いていて本当にスチームパンクでした!
蒸気機関、歯車、ゴーグル…ヴィクトリアンとメカが融合したイーハトーブの街並みは必見です。
また劇中には映画オリジナルの「ブドリ語」なる英語でも日本語でもない文字が出てきます。不思議なタイポグラフィで猫の世界に更に異世界の雰囲気がUP。
全部解読したい方はパンフレットで、自力で解読したい方はOPのタイトル表記下やスタッフロールの氏名下に「ブドリ語」が出ているのでそれぞれがどの音と対応しているのか確認しながら、劇中の看板等を読むと面白いかと思います。

スチームパンクに興味のある方は是非劇場でご覧ください。おすすめしますよ。

2011年03月02日

映画やドラマで楽しむスチームパンク

ワイルド・ワイルド・ウェスト

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エロ・コメディ色が強い作品です。ラブレスのマシンやゴードンの秘密兵器がカッコイイ!

ウィル・スミス主演のアメリカ西部開拓時代を背景にしたSFアクション。世界観はまさにスチームパンク

ライラの冒険 黄金の羅針盤

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ニコール・キッドマンの衣装は必見!

羅針盤等小物のディテールが美しいファンタジー映画。蒸気機関が発達した現代とよく似た機械と魔法の世界が舞台。飛行船や蒸気機関を使った機械は必見。

スチーム・ボーイ

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1,253円(税込、送料別)

「AKIRA」の大友克洋氏のSF作品。19世紀イギリスを舞台に蒸気機関の発明品をめぐって少年が奮闘する。

18世紀・19世紀の衣装

この他にイギリスのTVドラマシリーズ、「名探偵ポワロ」や「シャーロック・ホームズの冒険」も衣装が美しく必見です。
ごく稀にNHKで再放送していますのでチェックしましょう。

ジェレミー・ブレットの怪演と女性の衣装は必見。

名探偵ポワロ
名探偵ポワロ 全巻DVD-SET

25,074円(税込、送料別)

たまにアール・デコ風な衣装も見られますが、女性のヴィクトリアンな衣装も多数

スカパー!のミステリーチャンネルでも放送しています。