2010-12-06
検盤・検本の重要性について
所用で横浜へ行き、
ついでに西口のディスクユニオンに立ち寄ろうと向かうと、
ビブレの地下にBOOK・OFFが出来ていて、
上大岡に是非とも出店してほしいと願っていた二店だったので、
これでまた実現が遠ざかってしまったと切ない気持ちになりながら歩き続けた。
ディスクユニオンでは、
バッドフィンガーの『シャイン・オン』と、
それと「モンド・ミュージック」を手にとって、
レジに向かった。
「モンド・ミュージック」は、
自分が既に持っているものかどうか、
ビニール包装されているため分からなかったが、
一か八かと買ってみようと決意した。
レジではいつも、
中古商品のため中身を確認するように言われ、
数が多い時はそれを断る事が多いのだけれど、
今回は三点なので承諾した。
CD二枚を確認しおえると、
店員さんは「モンド・ミュージック」の包装を外し、
こちらに差し出してくれた。
そうか、本も検盤ならぬ検本できるのだな、
とはじめて知り、ペラベラと形ばかり捲っているとき、
ふと気付いた。
あ、これは読んだ事がある、
というか何度も繰り返し読んだじゃないか、と。
レジで中身をみたあとに、
やっぱり要りませんと返した事は今までなかったので、
どうしようかと悩みながら、
レジ前で何度も何度もページを捲っていた。
多分その顔は、
眉間にシワがより困りきった顔をしていたことだろう。
しばらくして本をカウンターを置き、
「えーと」と口ごもると、
空気を察してくれたのか、
「こちらは買われませんか」と店員さんが言ってくれた。
「はい」と答えて、
二枚のCDだけを購入し、
いそいそと店を出たのだった。
正直に言って状態自体には何の問題もなかったので、
後から再度あの本を再点検し包装しなおすのかと思うと、
申し訳ない気持ちになったものだ。
帰ってバッドフィンガーを聴きながら「レコスケくん」を読んでいると、
先の一件と似たような話が出てきた。
レコスケくんは結局買い取っていたから、
さすがだとすっかり感心してしまったのだった。
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