年末恒例

12/9に年末恒例の「おんばこ付け」がありました。
毎年この連絡が回ると今年もあと1ヶ月、師走なんだなぁと何か焦ります。

「おんばこ」とは、新年1/2と1/3に出雲崎の海岸線の家々を回って厄払いをする獅子舞いの、獅子頭に付く和紙で出来た白い鬣(たてがみ)のことです。


そのおんばこと、町内の印の入った大風呂敷?の様なしっぽを、獅子頭に縫い付けて行きます。

今年は、地域振興の助成金獅子頭の塗り替え、しっぽとはっぴの新調をしてキレイになったのですが、今までの穴が塗料で塞がれ作業がやりにくく、ドリルで穴を広げてからの作業となりました。
縫い付けは、みんなで、ああだこうだ言いながら最後は漁師の人にやってもらいました。
網直しをしているので流石です。
そして獅子頭にお酒をかけて完成です。

獅子を眺め鬼が笑いますが、良いお正月、大勢参加し天気に恵まれた1月2日3日になればなぁと思いました。まぁその為にも月末まで息を切らさず走り切らないといけませんが。

あと、会社にも言える事ですが、今回参加して今は年長者主導でやっていますが、縫い方一つ、流れ一つ、神社の祭事一つ、些細な事一つとっても伝統継承をきちんと聞く、残す、して行かないと、わからなくなってその内絶えてしまうんじゃないかと心配になりました。
包装梱包部 茂木