ITをめぐる法律問題について考える

弁護士水町雅子のIT情報法ブログ

ピューロランドに行ってきました

ピューロランドに行ってきました。5月以来、日々締め切りに追われ続け、毎日「ああ、あれをやらなきゃ」「これをやらなきゃ」と心が休まる日がなく、といってはおおげさかもしれませんが、お昼ご飯を食べてもお昼休憩で1時間取れることはほぼなく、ほぼ毎日お昼を食べ終わったらすぐ仕事にとりかかるような焦燥感で、土日のうち最低1日は仕事をするような日々でしたが、いったん、〆切ラッシュが途切れたので、ピューロランドに行ってきました。

かわいい世界に行ったので、心が休まり、すっかりリフレッシュすることができました。

ここからまた、〆切が始まりますが、頑張っていきたいと思います。

写真は、キャラクターヒルズのKIRIMIちゃん.コーナーにあった、かまぼこハウスの壁紙の写真です。

ピューロには2年ぶりぐらいになるかと思います。一昨年の無料開放デーに行って以来です。

OMOIYARI TO YOUも初めて見ました。キティちゃんが控えめにしつつもやはりかわいかったです。
クロミがまた悪者としていじられているのかと思いきや、やはりクロミはかわいかったです。
そしてメロが、キティさんのポジションに降り立ち、二階からゴンドラみたいなものに乗って降りてくるというメインぶり。メロは主役がよくお似合いでした。
そしてなんといっても、キキララがものすごくかわいくてびっくりしました。キキララは大好きなのですが、ピューロのキキララの着ぐるみの顔があまり好きになれずにいたところ、今回刷新されたようで、本当にかわいいキキララでした。特に、ララのかわいさに圧倒されました。

ものすごくかわいかったです。

今回は、買い物はせずに、帰ってきました。
サンリオは、ポイントの考え方がいまいちで、サンリオショップと、オンラインショップと、ピューロとで、ポイントが別々なのです。ピューロよりもグッズでいえばサンリオショップの方が充実しているし、サンリオショップで買った方がポイントがたまるので、サンリオショップで売っているものはサンリオショップで買い、ピューロではピューロでしか買えないようなものがあれば買うようにしました。

ピューロのパスポート代とか、飲食代も、サンリオショップのポイントをつけてくれれば最高なのに…。
サンリオショップのポイントでいつも当たりくじを引くので、ポイントは大事なのです。

ポイントといえば、プライバシー関連の話題になりますね。サンリオのポイントはこの通り、サンリオグループ内でも統合されていませんから、プライバシー保護という観点からは良いかもしれませんが、ファンの利便性的にはいまいちです。

サンリオとプライバシーといえば、サンリオオンラインショップで商品を買うと、サンリオの段ボールで送られてくるので、配送の人にサンリオで買ったって思いっきりばれてしまいます。いや、まあ、配送の人は、送り主を見られるから、どこから買ったか、段ボールに限らずばれてしまいますが…。せっかくサンリオオンラインショップで買ったら、かわいい段ボールで送ってほしいのでこれはよいのですが、段ボールに品名が書いてあるよ、と家族が教えてくれました。

「KTオタノシミブクロ100」って品名が書いてあって、何をかったかばればれだ、と家族に言われましたが、一般的には、この品名を見ても、何を買ったかはわからないのではないかと思いました。サンリオ好きじゃないと、KTがキティちゃんを意味しているって思わないように思います。しかも100が10000円だとは、普通はわからないはずです。
そうですね、10000円のハローキティ福袋を買ったわけですね。これがばれるとかなり恥ずかしいですね。ただ、この品名ではわからないはずです。そして、ブログに1万円のハローキティ福袋を買ったと書いている時点で、恥ずかしいですね…。

先日、事務所にいらしてくださった方がお菓子を持ってきてくださって、「ブログを拝見したところ、ポムポムプリンがお好きだと書いてあったので、プリンを買ってこようと思ったのですが、クレームブリュレになりました」とおっしゃっていました。

ありがたいことですが、最近、お会いする方が、結構ブログを読んでくださっているようなので、あまりサンリオ関連のブログを書くのは恥ずかしいのでやめようかなとも思っているところです。。。といいつつ、買ったものの備忘的に、ブログに写真を載せたいなとも思い、気にせずこのままやろうかなとも思っているところです。。。

情報法制研究会第2回で講演をしました

講演・執筆等の実績を、「おしごと」カテゴリーにUPして、実績管理しようと思っていたのですが、6月末からあまりUPしていませんでしたので、6月末からの実績をUPしていきたいと思います。

6月28日(日)に情報法制研究会第2回でマイナンバー法の概要について講演をさせていただきました。
貴重な機会をいただき、誠にありがとうございました。
堀部先生、受賞おめでとうございます。

地婦連ブックカフェで講演しました

7月3日(金)に、地婦連さんで開催されているブックカフェ第5回で講演しました。

講演後に質疑になったのですが、安全面に関する質疑が多かったです。
講演内容が制度概要に偏りすぎで、保護・安全に関する内容が短かったせいではないかと反省しました。

消費者がマイナンバー制度を把握し、自分や家族のマイナンバーをどう扱っていくべきか、マイナンバーが漏えいしたらそれ以外の個人情報が漏えいするのと何が違うのか、マイナンバーの真の危険性とは何なのかを知っていかないと、マイナンバー詐欺なるものも出てきかねないので、消費者の方とこれからもマイナンバーをご一緒に考えていきたいと思っています。

消費者関連でいいますと、全国消団連さんでも講演をさせていただき、また東京都消費生活センターさんで今度講演をさせていただくことになりました。

川越市で講演しました


7月8日(水)に川越市で講演をしました。
川越市の幹部職員・一般職員向け研修としての講演でした。

講演の数が増えると実感するのですが、やはり実例が大事だなと思います。
番号制度の効果として、社会保障の充実などを挙げるのですが、抽象的に社会保障の充実と述べるだけではなくて、具体的に窓口業務や一般来庁者の負担等を踏まえて、それが番号制度によってどう変わるのかという話をする方が、わかりやすいかなと思います。

例えば、マイナンバーによって、今よりもきめ細かい社会保障給付が行え、また国民からの申請を行政がただ待つだけではなく、行政の側から積極的に国民にアプローチしていく、案内していくということが可能になるとよく説明していますが、より具体的に述べるとすると、

例えば、失業した方というのは、ものすごく気分がふさいでいるということが考えられます。そんな中、失業等給付を受けようと市役所に行ってみたら、ハローワークに行けと言われたり、かといって、保険料の減免はどこどこだと言われたりすると、なんでそんななんだとお思いになることもあるかと思います。

一方、それを受ける自治体職員にしてみても、制度がそうなっているので、市役所がハローワーク等への手続を代行するということは今は難しい場合が多いわけであり、そういう案内にならざるを得ないところもあるのかなと思います。

本来であれば、インターネットや広報誌・パンフレット等で、失業の際の行政サービスの一覧などがわかり、それによって全体像を概観できる形になっているとよいと思います。そして、自分が受けたいサービスの受け方がさらにわかりやすく説明されているとよいかと思います。

縦割り行政だと、なかなか個人の立場に立った説明が難しく、〇サービスはそれを所管している〇省で、別サービスは市でといったような形になってしまいがちですが、国のホームページなどでも制度横断的に、受け手である個人の立場に立って見やすいような政策・サービスの説明というのが努力されてはいると思います。

それが、マイナポータルを活用すれば、もっと、受け手である国民が欲する情報を適宜表示することができると思うのです。例えば、失業した方が受けられる可能性のあるサービス一覧を表示して、そこから支給要件に関する自分の状況を入力等していくと、さらに正確にサービス一覧が出てくるとか、あとはサービスの詳細な要件とかが、今の国や自治体のHPのように硬い文章というよりは、YesNoなどで選択していくとわかるようになるとか、もっと正確な「私向けのお知らせ」「私が受けられるサービス」がわかるようになると思うのです。

市役所のHPだと、ゴミの出し方とか福祉サービスとか市役所へのアクセスとか例規集とかさまざまな情報が掲載されているわけですが、ログイン制のマイナポータルであれば、ログインした人への画面のカスタマイズができるので、自分向けのお知らせを、前面に受け取ることができるようになるのではないかと思います。子育て世帯には乳幼児関連サービスなど、お年寄りには健康関連サービスなど、そういったものが前面に出てきたり、お知らせが表示されるようになったり、できるようになるのではないかと思うのです。

また、お知らせを受け取るだけではなく、ネットから行政サービスの申請・相談予約などもできるようになると便利だと思います。

もっとも、ログインしている方ごとにカスタマイズして情報を出し分けることは、その情報を受け取る方から見ると、国にそんなことをお節介されたくない、気持ち悪い、受けたくないお知らせを受け取りたくない、受けたくないサービスを押し売りされたくないなどといった、マイナスの感情を持つことも考えられるわけで、本人の同意を必ず要することは前提だと思いますが、それだけではなく、実際の制度設計にはもっときめ細やかな配慮というものも必要だと思います。

なんだかまとまりがつかなくなってきましたが、社会保障の充実、プッシュ型行政という説明だけではなく、もっと具体的に考えると、より良い未来につながる可能性がもっともっと考えられるし、でも反面難しい問題もあるし、制度設計は難しいとは思うのですが、せっかくマイナンバー、マイナポータルができるわけですから、一人一人が住みやすい社会となるべく、受け手である国民から見た使いやすさ、利便性、又はユーザビリティを考えていくべきだと思います。