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2017-07-04 2017台湾トラックカップI&II大会最終日レポート

[] 2017台湾トラックカップI&II大会最終日は男子スクラッチで今村駿介が優勝! 男子スプリントの和田真久留2位、女子スクラッチの鈴木奈央3位!

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オムニアムに続き、スクラッチでも優勝を飾った今村駿介選手


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男子スプリント2位の和田真久留選手


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女子スクラッチ3位の鈴木奈央選手


2017台湾トラックカップI&II大会最終日のレポートです!

この日の日本勢は、ナショナルチームから男子スクラッチに今村駿介選手と松本憲斗選手、女子スクラッチには鈴木奈央選手と橋本優弥選手、そしてドリームシーカーの和田真久留選手が男子スプリントに出場しました。


まずは午前中に行われた女子スクラッチ。飛び出しを図る選手が出るたび、日本の2人が追って逃げを潰すという展開でレースが進み、結局集団のまま終盤へ。残り3周に入ると牽制がはじまり、集団はスローダウン。残り2周で橋本選手が一旦飛び出す様子を見せますが、すぐに集団に戻ります。残り1周でスパート合戦となり、一気にスピードが上がりますが、ここで鈴木選手、橋本選手ともに後方の位置取りとなってしまいます。鈴木選手が必死に追い上げを見せ、3着に入って辛くも表彰台を確保。橋本選手は8位という結果になりました。


男子スクラッチは出入りの激しいレースになるも、決定的な逃げはできないまま終盤へ。ここで今村選手の飛び出しをきっかけに集団が割れ、6人ほどの先頭集団と後続集団に分かれます。今村選手が先頭グループに入ったことで、松本選手は無理に前を追わず、後続集団でコントロール。残り1周で今村選手が先手を取ってスパートすると、マレーシアの選手も反応し、2人のマッチレースとなりますが、抑え切った今村選手が1着! 2日目のオムニアムに続き、見事優勝を飾りました。松本選手は後続集団の先頭を取って7位でレースを終えています。

レース後、今村選手は残り1周で先に仕掛けたことについて「(先頭グループの)最後尾からでもいける自信はあったが、自分で動いて決めたかった」と話していました。


初日に続いて、2大会目となる男子スプリントには和田選手が登場。初日のほうは予選7位スタート、1/4決勝で敗退というまさかの結果となってしまった和田選手ですが、最終日はきっちり合わせてきて、予選は10秒557の1番時計。1/8決勝はシードされ、1本勝負の1/4決勝を勝利。準決勝となる1/2決勝へ駒を進め、ここは台湾の選手を相手に3本目までもつれながらも勝利をあげ、1-2位決定戦へ名乗りをあげます。予選3位のカザフスタンの選手との対戦となった決勝は、接戦を繰り広げましたが、和田選手が一歩及ばず、敗れてしまいました。

和田選手は「予選1位だっただけに、やっぱり金メダルがほしかったですね。体力的な部分が課題」と、悔しそうな表情を見せていました。


ちなみに今大会の最終種目として行われた男子ケイリン決勝は、2日目に続き、マティウス・ブフリ選手が勝利。後続を大きくぶっちぎっての圧勝でした。今回のブフリ選手の参戦は「リオオリンピックメダリストがやってきた!」ということで、大会側としてもかなりの注目度だったようで、ブフリ選手のスタッフとして帯同していたお父さんまでレース中継の解説に呼ばれたり、ものすごい“ブフリフィーバー”でした(笑)。


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午前中から凄まじい暑さの中で行われた女子スクラッチ


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オムニアムに続いて優勝を狙った鈴木選手は3位


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橋本選手は勝負どころの残り1周で後方に位置してしまい、8位


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レース後のピットで佐藤コーチとレースを振り返る


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女子スクラッチ表彰


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「自分で先に動けばよかった」と反省し、悔しがる鈴木選手


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男子スクラッチのスタート前。昨年もこの大会で優勝している今村選手は鈴木選手と橋本選手の応援に笑顔を見せる


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2日目のオムニアムで2位に入った松本選手も虎視眈々と狙う


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レースがスタート


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終盤に入って集団が2つに割れた。ホーム側が今村選手の入った先頭集団。半周ほどの距離があいてバック側が松本選手のいる後続集団


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今村選手がきっちり優勝を決め、松本選手もチームとしての仕事を果たし、ピットの雰囲気も和やか


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男子スプリント予選1位の和田選手


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1/2決勝。手強い台湾の選手に少々苦しめられるも勝利し、決勝進出を果たした和田選手


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10秒8で予選3位のカザフスタンの選手と対戦した決勝。小柄ながらパワフルな走りにしてやられ、和田選手は敗れて2位という結果に


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男子スプリント表彰


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男子ケイリンの優勝はブフリ選手


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世界の力を見せつけた


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男子ケイリン表彰


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表彰式後は記念撮影とサインぜめにあったブフリ選手。どこまで本当かわかりませんが、本人曰く「本国(オランダ)ではこんなに人気ではない」そうです(笑)

2017-06-30 2017台湾トラックカップI&II 大会2日目レポート

[] 2017台湾トラックカップI&II 大会2日目は男子スプリント深谷知広が優勝! 男子オムニアムは今村駿介が優勝、松本憲斗が2位で日本勢のワンツー!!

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男子スプリントで優勝を飾った深谷知広選手


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男子オムニアム優勝の今村駿介選手と2位の松本憲斗選手


ちょっと間が空いてしまいましたが、2017台湾トラックカップI&II 大会2日目のレポートです!

この日の日本勢は、ドリームシーカーの深谷知広選手が前日に勝ち上がりを決めた男子スプリント決勝とケイリンに、ナショナルチームの今村駿介選手と松本憲斗選手が男子オムニアムに出場しました。


まずは午前中に行われた男子スプリント決勝。深谷選手とマティウス・ブフリ選手との対戦となった1-2位決定戦。前日の予選ではブフリ選手が10秒1、深谷選手が10秒6というタイムを出していました。

1本目はブフリ選手が先行、深谷選手もゴール前で詰めますが、ここは届かずブフリ選手がまずは勝利。2本目は深谷選手が先行し、そのまま逃げ切って勝利。お互いが1本ずつを取り、勝負は3本目へ。3本目は先にブフリ選手が仕掛けますが、バックで深谷選手がブフリ選手を捲ってゴール! 3本目を取った深谷選手が見事優勝を手にしました! 

それにしても先行するブフリ選手を一瞬で捲り切った、3本目の深谷選手の切れ味は本当にすごかった…。レース後、ブフリ選手も深谷選手の走りを「ベリーストロング!」と評していたくらいです。


深谷選手は午後から行われた男子ケイリンにも出場し、1回戦、2回戦とすべて先行で1着。危なげなく決勝に勝ち上がった深谷選手でしたが、決勝では再びブフリ選手と対戦することに。

決勝でも深谷選手が先手を取り、残り1周半のバックで仕掛けて先頭に上がります。ここから先行態勢に入った深谷選手ですが、最終バックで満を持して捲って出たブフリ選手に4コーナーで交わされると、最後は力尽き、最終的に5着でゴール。優勝はブフリ選手となりました。

敗れた深谷選手はさばさばした表情で、「巧いレースをしようと思えば、後ろを先に行かせてからとか、もっとやりようはあるけれど、今回は先行することにこだわっていたので。そういう意味では最低限のことはできたかなと思う」と話し、それなりの手応えを掴んだようでした。

なお、深谷選手は最終日には出場せず、この日でレース終了となっています。


男子オムニアムは、昨年大会の優勝者・今村選手にマークが集中するなか、今村選手はスクラッチ1着、テンポ4着、エリミネーション1着、松本選手はスクラッチ2着、テンポ5着、エリミネーション4着で、3種目終えた時点で今村選手が総合トップ、松本選手が2位というポジションで最終種目のポイントレースを迎えます。

ポイントレースでは今村選手、松本選手ともに序盤は得点を稼ぐも、厳しい暑さのなか、徐々に体力を奪われ、中盤から終盤にかけては得点に絡めないままレースは進みますが、ポイントレースまでの3種目で築いたセーフティリードを守りきり、今村選手と松本選手でワンツーフィニッシュを飾りました!

日本チームとしては今回、W杯出場に向け、日本勢ではUCIランキングの最上位にいる今村選手のポイントを伸ばして出場枠を確保すること、そして松本選手に個人種目に出場するために必要なUCIポイント(250点)を獲得させることが大きな目的でしたが、両方において最良の結果を残すことができました。


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男子スプリント1-2位決定戦に臨む深谷知広選手


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対するのはオランダマティウス・ブフリ選手


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1-2位決定戦がスタート


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3本目までもつれながらも、勝利を手にしたのは深谷選手


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男子スプリント表彰


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男子ケイリン1回戦を走る深谷選手。全てのレースで早めの仕掛けから先行で勝ち上がる


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ブフリ選手は追い込み主体で決勝へ


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決勝は先行した深谷選手を捲ったブフリ選手が優勝


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先行で戦うことが今回のテーマだったという深谷選手は5着


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男子ケイリン表彰


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男子オムニアムで2連覇を目指す今村選手


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今村選手をサポートしながら自身の順位も狙う松本選手


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酷暑での厳しいレースとなったが、日本勢が見事ワンツーを果たした


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ポイントレースが終わってピットに戻ってきた今村選手。「レース中、何度も脚が攣った」と苦しいレースを振り返る


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「こんな暑さでのレースは初めての経験」と松本選手


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男子オムニアム表彰


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今回が初陣の佐藤コーチ。ナショナルチームとしてはもっとも重要だったオムニアムで男女とも優勝を果たすなど、良い形で最終日を迎えることに

2017-06-26 2017台湾トラックカップI&II 大会初日レポート

[] 2017台湾トラックカップI&II 大会初日は女子オムニアムで鈴木奈央が優勝、橋本優弥3位! 男子スプリント深谷知広が決勝進出を決める!!

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女子オムニアム優勝の鈴木奈央選手と3位の橋本優弥選手


2017台湾トラックカップI、大会初日が終わりました。

本日の日本勢は女子オムニアムに鈴木奈央選手と橋本優弥選手、男子スプリントにドリームシーカーの深谷知広選手と和田真久留選手が出場しました。


女子オムニアム1種目めのスクラッチは、ラスト1周でスパートした鈴木選手がそのまま逃げ切って1着、橋本選手は6着。

2種目めのテンポは、前半で橋本選手が単独で飛び出し、そこに鈴木選手が合流。2人の逃げが決まり、このまま最後まで2人で得点を重ね、橋本選手が1着、鈴木選手が2着。

3種目めのエリミネーションは、危なげなく鈴木選手と橋本選手が最後まで残り、鈴木選手が1着、橋本選手が2着。

3種目終わって鈴木選手が総合トップ、橋本選手が2位というワンツー態勢で最後のポイントレースに臨みます。序盤は鈴木選手、橋本選手ともに上位で得点を重ねますが、厳しい暑さに徐々に体力を奪われていき、中盤で橋本選手がマレーシアの選手に逆転され、3位に順位を落とします。それでも、鈴木選手はセーフティリードを守り切り優勝、橋本選手も最後の最後まで得点を取りに行く粘りのレースで3位を確保し、2人揃っての表彰台獲得となりました!


男子スプリントは、深谷選手が予選3位、和田選手が予選7位からのスタートに。悪走路に手を焼く和田選手は本来の調子が出ず、1/4決勝で敗退。

深谷選手は1/2決勝で予選2位のカザフスタンの選手をストレートで破り、翌日の1-2位決定戦進出を決めました! 深谷選手がスプリントを走るのを見るのは久しぶりでしたが、もともと競技の世界でも「怪物」だった深谷選手は、やはりさすがのレース運びでした。

ちなみに決勝の相手は、予選1位のブフリ選手。このバンクで予選10秒1という驚異的なタイムを出し、間違いなく頭一つ抜けた存在ですが、そんなブフリ選手を相手に、深谷選手がどんなレースを見せてくれるのか、非常に楽しみです!


明日の大会2日目の日本勢は、男子オムニアムに今村駿介選手と松本憲斗選手、そして深谷選手が男子スプリント決勝とケイリンに出場予定です!


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厳しい暑さの中、大会初日が始まる


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女子オムニアムがスタート


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レース後は氷が必須! 足まで氷漬け


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最後のポイントレースでは暑さにやられ、終盤で少し苦しむも、スクラッチ、テンポ、エリミネーションでは日本勢が盤石のレースで優位に立ち、2人揃って表彰台を獲得


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この大会では昨年に続き、オムニアムで優勝を飾った鈴木選手


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幸先の良いスタートに佐藤コーチもまずは一安心。男子もこれに続いてほしい!


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男子スプリント予選3位の深谷選手。タイムは10秒618


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予選7位の和田選手。10秒909と和田選手らしからぬタイムで、1/4決勝でカザフスタンの選手に敗れ、まさかの敗退に


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予選1位のブフリ選手。1/4決勝で台湾の選手がスタートからスパートして逃げ切る作戦に出ると、意表をつかれて「あわや」という場面もあったものの、やはり圧倒的な強さで決勝まで勝ち上がった


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1/2決勝の深谷選手。タイム差はほとんどないものの、予選上位の選手をストレートで下した深谷選手が決勝に名乗りを上げた


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ブフリ選手との対戦もさることながら、明日はケイリンのほうも楽しみな深谷選手

2017-06-24 2017台湾トラックカップは明日から!

[] トラックナショナルチーム距離陣&ドリームシーカーが参戦! 2017台湾トラックカップ I & II は6月25日(日)〜27日(火)開催!!

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台湾高雄バンク練習中のナショナルチーム距離陣&ドリームシーカー&ブフリ


今季のトラックW杯は11月から始まりますが、その出場権取りはすでに佳境に入っています。

日本ナショナルチームも現在、ポイント獲得のためクラス1カテゴリーの大会を中心に参戦中ですが、短距離陣はアメリカ遠征へ、中距離陣は台湾でのレースをセレクトしました。


今回、トラックナショナルチーム距離陣が出場する大会は「2017 Taiwan Cup Track International Classic I & II(クラス1)」。

6月25日(日)〜27日(火)までの3日間に渡り、台湾高雄のベロドロームで開催されます。

2日間開催のトラックカップIと1日開催のトラックカップII、2大会に分かれています。


Taiwan Cup Track International Classic I  6月25日(日)〜26日(月) 

実施種目:オムニアム、スプリントケイリンタイムトライアル、チームスプリント


Taiwan Cup Track International Classic II 6月27日(火)

実施種目:スプリントケイリンスクラッチ


日本ナショナルチームからは今村駿介選手(中央大学)、松本憲斗選手(鹿屋体育大学)、鈴木奈央選手(JPCA・JPCU静岡)、橋本優弥選手(鹿屋体育大学)の4名が出場。

今回はオムニアム、スクラッチともに同チームから2名ずつ出場できるため、全員がこの2種目を走ります。


また、今大会にはUCIトラックチームの「Dream Seeker Racing Team」から、深谷知広選手と和田真久留選手も参戦! 深谷選手がケイリン、和田選手がスプリントに出場予定です。

さらには、現在短期登録で日本の競輪を走っている、マティエス・ブフリ選手もオランダナショナルチームとして単独でエントリーしています!


この大会を取材すべく、台湾高雄に来ているのですが、とにかく暑いの一言です…。気温は30度を少し超えるくらいなのですが、湿度が高く、日差しが強烈なので、体感温度はもっと高く感じます。

今日は大会前日の練習日だったのですが、選手は暑さに加え、アジアの屋外バンク特有のガタガタ走路にだいぶ苦しめられていました。


◎大会前日レポート

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2017台湾トラックカップの舞台となるKaohsiung Nanzih Velodrome


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ホーム側のスタンドから望むバンク。スタンドはこの一か所のみ


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日本チームのピット。これからバンクで走行練習


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練習中の日本チーム


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今村駿介選手。昨年もこの大会に出場し、オムニアムとスクラッチで優勝。今回の抱負は「まずは200点のUCIポイントが取れるように1位を目指して。松本さんもいるので、2人で1位、2位が取れるように協力しながら走りたいと思います」


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松本憲斗選手。「自分らしい、積極的な走りができたらと思っています。優勝を狙って頑張りたいです」


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鈴木奈央選手。昨年のこの大会ではオムニアムで優勝、スクラッチは3位。「去年はオムニアムで優勝しているので、また今年も優勝できるように頑張ります」。ちなみに開会のセレモニーでコメントを求められるなど、現地での鈴木選手の注目度は高し!


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橋本優弥選手。バンクの荒れっぷりにだいぶ手を焼いていたようなのですが、「バンクコンディションが悪いのはみんな同じ条件なので、自分の今持っている力を出し切って、良い結果に繋がればいいなと思っています」


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今回、日本チームの指揮を執るのは中距離アシスタントコーチに就任した佐藤一朗氏。「今大会はポイントを取りにきているので、エース級の選手はもちろんですけど、それ以外の選手もしっかりポイントを重ねてもらって、W杯出場に向かっての足掛かりにしてもらえればなと思います。それと、このあとも転戦が続くので、体調を崩さないこと、怪我をしないこと、そういったことも重視していきたいと思います」


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今大会を戦うナショナルチームの面々


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こちらはドリームシーカーの深谷知広選手と和田真久留選手、そして単独参戦のマティエス・ブフリ選手


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5月の全日本トラックで競技復帰した深谷選手。国際大会出場もかなり久しぶり


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今回はケイリンに出場予定の深谷選手。暑さとバンクのガタガタぶりに困惑も「2日あるのでしっかり慣れるようにしたいですね」


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和田選手も「過去最高のバンク(苦笑)」と嘆く。強敵ブフリ選手がいるものの、スプリントでしっかりポイントを稼ぎたいところ!


明日25日(日)の日本勢の出場は女子オムニアムに鈴木選手と橋本選手、男子スプリントに和田選手の予定となっています!

2017-06-14 2017全日本選手権トラックレース フォトレポート10

[] 2017全日本選手権トラックレースフォトレポート 男子スプリント

2017全日本選手権トラックフォトレポート。

10回に渡ってお届けしてきた全日本トラックのレポートも、ついに今回が最終回となりました。

トリを飾るのは男子スプリントです!


★男子スプリント

19名出走。

上位8名が1/4決勝へ進む予選(200mフライングタイムトライアル)は、1位和田真久留選手10.376、2位早坂秀悟選手10.482、3位中川誠一郎選手10.487、4位雨谷一樹選手10.512、5位坂井洋選手10.604、6位小笹隼人選手10.675、7位小原佑太選手10.715、8位中野慎詞選手10.73。

1/4決勝1組の和田選手と中野選手の対戦は和田選手が勝利、2組の早坂選手と小原選手の対戦は早坂選手が勝利、3組の中川選手と小笹選手の対戦は中川選手が勝利、4組の雨谷選手と坂井選手の対戦は3本目までもつれますが、坂井選手が勝利。勝ち上がった4選手は1/2決勝へ。

準決勝となる1/2決勝1組目は和田選手と坂井選手の対戦。ここは和田選手がストレートで坂井選手を下しますが、2本目でブルーバンド走行の警告がつきます。早坂選手と中川選手の対戦となった2組目は、2本とも先行勝負に出た早坂選手が勝利をあげました。この結果、1-2位決定戦は和田選手と早坂選手、3-4位決定戦は中川選手と坂井選手の対戦に。

表彰台をかけた3-4位決定戦はオリンピアンの中川選手が力を見せつけ、ストレートで坂井選手を退けての勝利

どちらが勝っても全日本初優勝となる和田選手と早坂選手の1-2位決定戦は、1本目は和田選手が取り、2本目は早坂選手が取ります。しかし、この2本目で和田選手に再びブルーバンド走行の警告がつき、警告が2回となった和田選手は失格となってしまいました。これにより早坂選手の優勝が決定。


この幕切れには優勝となった早坂選手もちょっと残念そうな表情をしていたのですが、2本目では上がりの一番タイムを出したこともあり、3本目も十分戦えるという早坂選手の自信の現れでもあったと感じます。

早坂選手はもともとスプリントを主戦場とするタイプではなく、1kmタイムトライアルに強いこだわりを持つ選手なのですが、初タイトルがその1kmではなく、スプリントというところに本人も苦笑い。それでも、「ナショナルチームに入ったばかりの頃は、中川さんや和田くんにはスプリントでは全く敵わなかった」と言い、それが2人に勝利し、優勝を手にしたことはやはり感慨深い様子でした。

和田選手の失格という結果はとても残念で、本人も痛恨だと思うのですが、今季もW杯など国際大会での活躍を期する和田選手だけに、頑張ってほしいと思います!


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今年のジュニアアジア選手権で優勝している注目の梶原海斗福岡・祐誠高校)は10.775で予選10位となり、本戦には進めず Photo:Takenori WAKO


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昨シーズンはW杯にも出場した堀航輝(香川鹿屋体育大学)だが、10.749で予選9位。惜しくも本戦進出を逃した Photo:Takenori WAKO


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予選8位の中野慎詞(岩手紫波総合高校)。タイムは10.730で、高校生で唯一予選を突破 Photo:Takenori WAKO


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予選7位の小原佑太。タイムは10.715 Photo:Takenori WAKO


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2014年デビューの競輪選手、全日本は初出場の小笹隼人が予選6位。タイムは10.675 Photo:Takenori WAKO


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予選5位の坂井洋。タイムは10.604 Photo:Takenori WAKO


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予選4位の雨谷一樹。タイムは10.512 Photo:Takenori WAKO


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リオオリンピック後は競技から離れていた中川誠一郎が予選3位。タイムは10.487 Photo:Takenori WAKO


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予選2位の早坂秀悟。タイムは10.482 Photo:Takenori WAKO


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ドリームシーカーで出場の和田真久留が予選1位。タイムは10.376 Photo:Takenori WAKO


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1/4決勝1組の和田対中野。2本とも先行勝負で挑んだ中野だが、ここは力に勝る和田がストレートで勝利 Photo:Takenori WAKO


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1/4決勝2組の早坂対小原も、ストレートで早坂が勝利をあげる Photo:Takenori WAKO


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競輪選手同士の対戦となった1/4決勝3組の中川対小笹は、経験豊富な中川が勝利 Photo:Takenori WAKO


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1/4決勝4組の雨谷対坂井。1本目は雨谷が取るも、2本は先行した雨谷を追い込んだ坂井が取り、勝負は3本目へ。再び先行策に出た雨谷に、ゴールは際どい争いとなるも、僅差で坂井が差し切って勝利 Photo:Takenori WAKO


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1/2決勝1組の和田対坂井。前日のケイリンでも3位に入り、1/4決勝でナショナルメンバーの雨谷を破って勢いに乗る坂井だが、ここは和田もうまくレースを運び、1本目は和田の先行逃げ切りで勝利 Photo:Takenori WAKO


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2本目も和田が先に駆け、そのまま押し切って先着。まずは和田が1-2位決定戦に名乗りをあげた Photo:Takenori WAKO


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1/2決勝2組の早坂対中川。予選のタイムはほぼ同じという2人の対戦、1本目は早坂が先行で逃げ切る Photo:Takenori WAKO


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2本目は先行策に出た中川を早坂が追い込んで勝利。全盛期のコンディションではないとはいえ、歴戦の猛者中川をストレートで下した早坂の好調ぶりがうかがえる Photo:Takenori WAKO


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3-4位決定戦は中川対坂井。坂井が大金星をあげるか、それとも中川が意地を見せるか Photo:Takenori WAKO


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1本目は追い込み、2本目は先行と巧みなレース運びの中川がここは貫禄の勝利で3位を手にした Photo:Takenori WAKO


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1-2位決定戦は和田と早坂の対戦。どちらが勝っても初優勝となる Photo:Takenori WAKO


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1本目は和田が先行で勝利 Photo:Takenori WAKO


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2本目は長い並走状態から際どいゴール勝負となり、外の早坂が競り勝って先着。和田と早坂が1本ずつ取るも、このレースで和田に2本目の警告がつき、和田は失格。早坂の優勝が決まった Photo:Takenori WAKO


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表彰式 Photo:Takenori WAKO


最終結果

1位 早坂秀悟(JPCA・JPCU宮城

3位 中川誠一郎JPCA・JPCU熊本)