予選で3分22秒089のジュニア日本記録を出した松田祥位選手(岐阜第一)
2017インターハイ・トラックレースフォトレポート。
今回は男子3km個人追抜です!
優勝した岐阜第一の松田祥位選手は予選で3分22秒089のジュニア日本記録をマーク。これまでの日本記録は2016年に沢田柱太郎選手が出した3分22秒659でしたが、これは伊豆ベロドロームでのものなので、屋外バンクでこのタイムを叩き出した松田選手の走りには本当に驚きました。新たな中距離界のホープとして、今後の活躍が大いに楽しみな存在です!
★男子3km個人追抜
大会2日目に予選が行われ、上位4名が最終日のメダル決定戦に進出。
予選は松田祥位選手(岐阜第一)がジュニア日本新記録となる3分22秒089で、2位以下に大差をつけて1位。2位にはこれまでの大会記録を更新する3分28秒456で角田光選手(白河実)、3位河野翔輝選手(榛生昇陽)で3分32秒076、4位青木瑞樹選手(倉吉西)で3分32秒786。この結果、1-2位決定戦は松田選手と角田選手、3-4位決定戦は河野選手と青木選手の対戦となりました。
最終日に行われた決勝では各選手とも予選ほどタイムは伸びなかったものの、1-2位決定戦は松田選手が大会記録を更新するタイムで制し、優勝。3-4位決定戦は河野選手が勝利をあげました。
4位 青木瑞樹(倉吉西・鳥取) 3分37秒933
現在3年生の松田選手。エリートに上がってからもどんな走りを見せてくれるのか楽しみだ
表彰式後のインタビューでは「これからの自転車界を引っ張っていきます!」と頼もしい言葉も飛び出した
最終結果
1位 松田祥位(岐阜第一・岐阜) 3分28秒439 ※大会新
2位 角田光(白河実・福島) 3分36秒607
3位 河野翔輝(榛生昇陽・奈良) 3分34秒179