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2017-12-11 2017-2018トラックW杯第4戦サンティアゴ大会最終日結果

[] 2017-2018トラックW杯第4戦サンティアゴ大会最終日の日本勢は男子団体追抜、男子オムニアムの橋本英也が銀メダル獲得! 男子スプリントは河端朋之4位、脇本雄太12位。女子ケイリンは小林優香9位、前田佳代乃10位。女子マディソンは4位。日本は計5つのメダル獲得で全日程を終える!

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銀メダル獲得の男子団体追抜。左から近谷涼選手、今村駿介選手、一丸尚伍選手、沢田桂太郎選手 Photo:Takenori WAKO

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男子オムニアムの橋本英也選手も銀メダルに輝く Photo:Takenori WAKO


2017-2018トラックW杯第4戦サンティアゴ大会3日目、最終日を迎えました。

この日に行われたのは男子スプリント、男子団体追抜(1回戦〜決勝)、男子オムニアム、女子ケイリン、女子チームスプリント、女子マディソン。

日本からは女子チームスプリントを除く5種目に出場しました。


前日に3つのメダルを獲得した日本ですが、この日もメダルラッシュは続きました!

まずは銀メダルを獲得した男子団体追抜。予選3位から臨んだ1回戦は、対戦相手のアメリカ勝利すれば1-2位決定戦へ、負ければタイムによっては3-4位決定戦にも進めなくなるという、まさに勝負所だったのですが、ここで4分を切る日本新記録をたたき出してくるとは! 女子があれだけタイムアップしているので、男子も日本記録を更新するのは間違いないだろうと思っていましたが、これまでの日本記録の4分03秒台から4秒も縮めてきました。

これまでのW杯では予選突破もままならなかった日本ですが、4分を切るタイムをコンスタントに出せれば、イギリスオーストラリアといった強豪国がフルエントリーしてくる来年以降も、世界を相手に戦っていくことができます。ついにここまで来たのかと、今までの歴史を思うと胸が熱くなりますが、これはまだまだ進化の途中。さらなる先を楽しみにしたいと思います!


そして、男子オムニアムでは橋本英也選手が銀メダル! 3種目終えて暫定トップから、最後のポイントレースで逆転され、惜しくも金メダルは逃してしまいましたが、一時は表彰台も危ないかと思うような展開になりながら、最終盤で再びトップに並んだあたりは「これぞ橋本英也!」という走りでした。

久しぶりに世界の大会に戻って来た橋本選手ですが、やはりこの人には大きな舞台が似合いますね!


今大会の日本勢は男子ケイリンと女子オムニアムで金メダル、男子団体追抜と男子オムニアムで銀メダル、女子団体追抜で銅メダル。金2、銀2、銅1で計5つのメダルを獲得し、ニュージーランドに次いでメダル獲得数2位の成績を納めています。


では、現地から届いた写真とともに大会初日の結果を振り返ります!


★男子団体追抜(1回戦〜決勝)

初日に行われた予選上位8チームが1回戦に出走。日本からは一丸尚伍選手、近谷涼選手、今村駿介選手、沢田桂太郎選手が出場。

1回戦、予選3位の日本は予選2位のアメリカと対戦し、これまでの日本記録を4秒以上縮める3分59秒071をマークし、勝利。これにより1-2位決定戦進出を果たします。

1-2位決定戦の相手は予選1位のニュージーランド。日本は最初の1000mではリードしますが、その後はタイムを上げてきたニュージーランドに逆転され、勝利はならず。最終的に2位となり、銀メダルを獲得しました!

W杯での男子団体追抜のメダル獲得はこれが初となります。


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1回戦のスタート! Photo:Takenori WAKO


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予選よりもだいぶ早いペースでラップを刻んでいく日本 Photo:Takenori WAKO


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3人になってからもタイムを落とさず、3分59秒071の日本新記録勝利! Photo:Takenori WAKO


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新記録達成と1-2位決定戦進出に笑顔の近谷選手と沢田選手 Photo:Takenori WAKO


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1-2位決定戦。勝てば金メダル、負けても銀メダル Photo:Takenori WAKO


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3分54秒台をマークしたニュージーランドに敗れる Photo:Takenori WAKO


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力を出し切った選手たち Photo:Takenori WAKO


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表彰式 Photo:Takenori WAKO


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銀メダルの笑顔。男子中距離も歴史が動いた! Photo:Takenori WAKO


最終結果

1位 ニュージーランド 3:54.618

2位 日本(一丸尚伍・近谷涼・今村駿介・沢田桂太郎) 4:02.740

3位 アメリカ 4:04.163


★男子オムニアム

日本からは橋本英也選手が出場。

橋本選手は1種目めのスクラッチで2位と好スタートを切ると、続くテンポレースでも逃げを決めて2位となり、ここでDanie HOLLOWAY(アメリカ)と同点ながら暫定トップに立ちます。3種目めのエリミネーションは2位で、HOLLOWAYとは2点差で首位のまま最終種目のポイントレースを迎えました。

最初のスプリント周回で得点を加えた橋本選手でしたが、その後HOLLOWAYを含む逃げグループができ、得点を重ねるHOLLOWAYは橋本選手を逆転。さらにラップにも成功し、橋本選手は一気に暫定4位まで順位を落とします。

レース中盤はなかなか得点に絡めなかった橋本選手ですが、終盤に入ると、今度は橋本選手が逃げグループに。起死回生のラップを決め、暫定トップのHOLLOWAYに追いつき、同点とします。しかし、残り周回も僅かとなるなか、先に得点したのはHOLLOWAY。リードを許した橋本選手は得点が倍となるゴールを狙うしかなくなりますが、最後は逆転ならず。惜しくも優勝は逃しましたが、堂々の銀メダル獲得となりました!


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スクラッチで2位になった橋本選手は、このテンポレースでも逃げに乗って2位。ここで暫定トップに立つ Photo:Takenori WAKO


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3種目めエリミネーション。橋本選手を含む4名になったところでウクライナの選手が意表を突くスパート。橋本選手は目下のライバルDanie HOLLOWAY(アメリカ)を先に競り落とすことを優先し、成功 Photo:Takenori WAKO


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HOLLOWAYとは2点差の暫定トップでポイントレースに臨んだ橋本選手だが、前半で HOLLOWAYにラップを許し、大きく得点差をつけられてしまう Photo:Takenori WAKO


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終盤に入り、橋本選手を含む3名の逃げが決まる。ラップに成功し、首位の HOLLOWAYと同点に! Photo:Takenori WAKO


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しかしHOLLOWAYが先に得点し、橋本選手はついに逆転できず2位でフィニッシュ Photo:Takenori WAKO


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表彰式 Photo:Takenori WAKO


最終結果

1位 Danie HOLLOWAY(アメリカ) 146p

2位 橋本英也(日本) 143p

3位 GLADYSH Romanウクライナ) 128p


★男子スプリント

日本からは河端朋之選手、脇本雄太選手が出場。

今回は20名の出走のため、予選は全員が通過となりますが、河端選手が9秒725で日本記録(中川誠一郎選手の持つ9秒702)に肉薄するタイムをマークし、予選4位! 脇本選手は9秒824を出すも12位。予選は20名中18名までが9秒台というハイレベルなものに。

予選上位12名まではシードされるため、河端選手と脇本選手は1/16決勝を飛ばし、1/8決勝に進みました。脇本選手はHugo BARRETTE(カナダ)と対戦し、敗れてしまいますが、河端選手はJan MAY(ドイツ)に勝利し、次の1/4決勝に駒を進めます。

1/4決勝から2本先取制となりますが、BARRETTEと対戦した河端選手は見事ストレートで勝利し、準決勝となる1/2決勝進出を果たします。

1/2決勝の相手は世界チャンピオンのデニス・ドミトリエフ(ロシア)。ここはさすがに厳しく、敗れた河端選手は3-4位決定戦へ。

3-4位決定戦ではアンドレイ・ヴィノクロフウクライナ)と対戦しますが、昨シーズンからW杯でも表彰台の常連となっているヴィノクロフを相手に、河端選手は勝利をつかめず。惜しくも銅メダルには届きませんでしたが、最終的に4位となっています。


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河端選手とヴィノクロフとの対戦になった3-4位決定戦。1本目はヴィノクロフ勝利 Photo:Takenori WAKO


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2本目も取られ、メダル獲得は逃した河端選手だが、スプリントでは自己最高の4位となった Photo:Takenori WAKO


最終結果

1位 Vasilijus LENDEL(リトアニア

2位 Denis DMITRIEV(ロシア

3位 Andrii VYNOKUROV(ウクライナ

4位 河端朋之(日本)

12位 脇本雄太(JPC)


★女子ケイリン

日本からは小林優香選手と前田佳代乃選手が出場。

今回はエントリー数が少なく、1回戦2組からそれぞれ上位3名ずつが1-6位決定戦に進み、4着以降の選手は7-12位決定戦に回ります。

1回戦第1ヒートに出走の前田選手は5着となりますが、第2ヒートの小林選手は3着で1-6位決定戦進出を果たします。

1-6位決定戦、周回2番手の小林手はペーサー退避後、そのまま流しながら先行するMadalyn GODBY(アメリカ)を交わして先頭に上がろうとしますが、GODBYにあわされ、一旦車を引くと内に包まれる形に。そのまま最後までコースがあかず、惜しくも4着でメダル獲得はなりませんでした。

7-12位決定戦の前田選手は4着で、最終順位は10位。


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7-12位決定戦。前田選手は4着 Photo:Takenori WAKO


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1-6位決定戦。Madalyn GODBY(アメリカ)が先行態勢 Photo:Takenori WAKO


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GODBYを捲れず、一旦後ろに下がったところで内に詰まる形になった小林選手 Photo:Takenori WAKO


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最後まで行き場がないまま、ゴールは4着となった小林選手 Photo:Takenori WAKO


最終結果

1位 Madalyn GODBY(アメリカ

2位 Natasha HANSEN(ニュージーランド

3位 Liubov BASOVA(ウクライナ

4位 小林優香(日本)

10位 前田佳代乃(JPC)


★女子マディソン

11チームが出走。日本からは梶原悠未選手と橋本優弥選手が出場。

日本はなかなかポイントに絡めず1点獲得にとどまっていましたが、得点が倍となるゴールでのポイントを狙って動き、見事1着で10点追加。最終的に4位まで順位をあげました。


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4位となった日本 Photo:Takenori WAKO


最終結果

1位 ニュージーランド 22p

2位 デンマーク 16p

3位 イタリア 13p

5位 日本(梶原悠未・橋本優弥) 11p


★女子チームスプリント

7チームが出走。日本からの出場はありません。

1-2位決定戦は予選1位のウクライナと予選4位のHoly Brother Cycling Teamとの対戦となり、32秒台をマークしたウクライナ勝利

予選2位の中国と予選3位の韓国との対戦となった3-4位決定戦は、韓国勝利を収めています。


最終結果

1位 ウクライナ  32.512

2位 Holy Brother Cycling Team(中国) 33.274

3位 韓国 33.337


♦全種目のリザルトはこちらで確認できます。

http://www.tissottiming.com/Competition/00030E0006FFFFFFFFFFFFFFFFFFFFFF/CT/2017

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