僕の願い

そんなことを、ふと考えていた。


正直、今はとてもじゃないけどそんなことは、心の底からは思えない。僕は、これだけは言いたい。


とにかく苦しい。でも誰のせいにもできない。本当は自分がいけなかったのだとわかっているから苦しいんです。


人並みにやれない劣等感、情けなさ、そんなものがのしかかってきてどうしようもなくなって。


そんな風に今思ってしまうのはどうしてだろう?と考えていて、解っていたけどどこにも書けない、言えなかった。



僕は、彼女のことを本当に好きだったんだな。



ただそれをうまく伝えられなかった。伝え方がわからなかった。


きっと、人間というのはこんなことを繰り返して、ああでもないこうでもないと言いながら年を重ねていくのだろう。