とある小娘の日常

2012-01-13

経営戦略教室

経営戦略論の定石である規模化戦略や差別化戦略といったポジショニング論の前提が「他社との比較」であるため、成熟した社会では熾烈な戦いにしかならないことを解説。現代においては「新しい価値、新しい市場」を開拓する必要性があり、そのための方法として、新たな定石となりつつあるネットワーク外部性や、時代に対応したクリエイティブな組織を作るための全社戦略等を解説した本。

気になる方が講師をされていたためグロービスに興味があって購入してみた。思ったより簡単で驚いた。MBAと題してあるが、知っている人は知っている(というか常識レベルかも)ことが書いてある。
私は3時間ほどで読み終わった。私のような戦略論初心者にはよい復習になった本であった。
(でも1400円は高いかな・・・・新書にして700円くらいがよかったかと。)

植物生態美観

三好學さんとは、「植物生理学を導入し、「植物生態学」「景観」ということばを初めて使い、桜の研究、天然記念物の保存など多くの業績を残して、植物学の礎を築いた」方らしい。失礼ながら存じ上げてませんでした。
明治35年に刊行された本の復刻新版。牧野富太郎と共著もある。

読んでいて作者が植物大好きなことが伝わってきた。植物だったらいつの季節でも、個体単位でも細胞単位でも、動物といても、見た目だけでなく味さえも美しい!と、徹頭徹尾植物讃美。話は植物学を飛び越え、美術上で模写された草花にまで及んでいた。


「植物が好き、かもしれない」という淡い理由で農学部を選んだ私は、植物を「作物」としてなかなか捉えられなくて学部時代苦労した。でも作物も所詮は植物、「植物綺麗!」とか「植物好き!」。(筆者の言葉でいうと「美観である」!)っていう単純な感情をもっと大事にしてもよかったのかもしれない、と思った。
学部進学前に読みたかった。