じっくり語り語られ3週目その2と3

さてさて昨日は1作で力尽きた俺様が懲りもせず続きに挑みます。

いつものように格納


イベント 『じっくり語り語られてみよう』 に参加し,作品について語っています.作品に対するネガティブな表記を含む部分もありますが,イベントの趣旨に乗った上での記述とご理解ください.この作品の語り記事一覧 → 『No.08: 星井美希 ドラマ風PV“変わる季節、変わらない想い”


▼初見での感想▼


美希かわゆす♪



あ、おわっとった


▼じっくりと見てみる▼

いやもう誕生祭の時にじっくり見たんですがねw


おっとその前に作者cocoonPからの質問があるのでそちらから

 1.「アイドルマスター(アケ箱なんでもよし)」をプレイした事があるか?
 2. 1がyesなら、美希でプレイした事があるか?(必然的にXBOX360版)
 3. 2がyesなら、美希のベストエンディング(覚醒A以上ドーム成功)を見たか?

1.箱からですが「はい」
2.「はい」記憶のメモリーとがぶ呑みPVにはまってから買うことになった自分にとってはとても楽しみだったキャラの一人
3.「はい」



まさに誕生祭用の美希のお祝いのための、ムービーアルバムのような作品ですね。
コミュの画が、背景は少しぼかしがかかって美希がくっきりと見せてくれているのが嬉しい。

あったかい歌声と楽曲・詩の雰囲気にしっかり馴染むようにゆっくりと進むそれぞれの映像が、そのシーンを懐かしみ思い出す時間をくれる。

彼女は本当に表情がころころとかわる。
そんな可愛さをたくさん詰め込んだ、彼女の誕生日なのに彼女の誕生日を祝いに来た皆が幸せになるというのはご愛嬌。


ラストの問いかけはお約束にして反則。
あれだけ不安な表情をしていたのに、“ハニー”の一言で見ているこっちまで照れくさくなるような幸せいっぱいな笑顔を見せる彼女は、大きな出来事を経てまさに“覚醒”したんだなーって感じる。


◇まとめ◇

美希は会ったばかりの頃はきままなネコのように好き放題しているのに、“覚醒”すると懐っこい子犬のようにくっついてくるんだ。
う〜ん、カワイイ!

とまぁ作品について語ろうと思って見ているのに、いつの間にか美希のことを語っている不思議。
ミキストのために」つくったと言われているとおり、美希が好きな人にはたまらない作品じゃないだろうか。
逆に美希好きじゃなければ「へー」くらいで終わってしまうのも、それだけコンセプトがはっきりしているということだと思う。


何が言いたいかというと



美希かわえぇぇ


                                                                                                                      • -

イベント 『じっくり語り語られてみよう』 に参加し,作品について語っています.作品に対するネガティブな表記を含む部分もありますが,イベントの趣旨に乗った上での記述とご理解ください.この作品の語り記事一覧 → 『No.09: ブルーインパルス×アイドルマスター あずちは+ロリトリオ 〜HeartBeat〜


▼初見での感想▼

こりゃまた壮大なでっち上げストーリー!
同時に処理される航空自衛隊アイマスダンスの映像、主と従が入れ替わり見せ場をもらいながらどちらもとても美しいままの映像にちょっと感動。
当然自分でそんな感じに動画をいじったことはないんだけど、ビットレート的なもんとか、劣化とか大丈夫なもんなんだね? うーむ


▼じっくりと見てみる▼

うーん、さて何から手をつけていこうか。

困った時はお題を眺めるb

AMV性とMADPV性、両者を分化させてしまうよりも、両者が上手く混ざっているまま作りこんでいくほうがきっと面白いんじゃないか。僕は、そう思っています。(それはとても難しい事なのかもしれませんけれど) 今回語っていただきたい作品においては、その融合(再融合?)・・・を特に意識して目指してみたつもりです。

さてここで、みなさんには、
 1) その試みは成功していると見れるか、失敗していると見れるか、
 2) そもそも、その方法論はイケてる方法なのか、それともイケてない方法なのか、
 3) そしてそのどちらであるにしても、それはなぜなのか。

http://jikkuri.blog19.fc2.com/blog-entry-20.html

(省略、改変があるので元文章は引用元にて)


まずはこの問いかけに答える前に、前提になっている考え方から俺自身のスタンスを書いておかないと話しが進まないと思うので。

さて、昨今、「ニコマス「PV」」はほぼAMVの方向へどんどん収束していっていて、MAD性が非常に希薄になって来ているように見えます。(中略) 

この点について、MAD性がその特化したジャンルへと流れたことで希薄になったということはあるかもしれないけれど、それはAMV性へ収束したことと連動しているとは思っていません。

つまりこれはPVの性質分布を表わす時に、AMV性とMAD性が同一軸線上の対ではないという解釈です。
masaminPもチャレンジされているように、その2要素を同時に求める事は可能だと思っていますし、つまりは分類・分析する上では全く別の軸にある要素だと捉えています。


さてこれを踏まえて
1)その試みは成功していると見れるか、失敗していると見れるか

これはもう成功しているでしょう。初見での感想でも書きましたが、非常に良いバランスで溶け合っていると思います。

と言っておきながらなんですがそれは融合を図るという面でのこと。
“きっと面白いんじゃないか”という問いかけに関しては、それはもうやはり個人の好みによるでしょう。としか言えないですね。(当たり障りのない話で申し訳ない)

色々なファクターのシナジー効果に快感を覚えるような俺のようなマニアックな人種も居れば、やはりもっとシンプルに喜びを追求する人も居るわけで、原曲・原作の熱烈な支持者やアイマス側でもキャラクターに入れ込みすぎたコメントがしばしば登場するニコニコは反響が分かり易いですね。
皮肉にも高いレベルで違った要素を混ぜ合わせる程に、単一の要素の支持層からは興味を失われるか反発を招く。


2)そもそも、その方法論はイケてる方法なのか、それともイケてない方法なのか

これは誰にとって“イケている”のか。作り手?受け手?
とりかたによって答えが変わって来ますね。


3)そしてそのどちらであるにしても、それはなぜなのか

ニコマスがこれだけ大きなジャンルになったのもゲーム的・ユーザー的に大きな受け皿があったからで(何でも喰うとも言いますがw)、違った方向性の要素を高めつつバランスをとって融合していこうという意思はとても奨励されることだと思います。
(このイベントの参加作No.2 赤菱Pの作品もそういう意味に於いて頑張られていると解釈しています)
作り手側としてこの方法を採ろうとする意図は、結構“イケてる”と思います。
またニコマスというジャンル全体としても方向性の偏重や単一化は望ましくないことだと思うので、ジャンルとしても“イケてる”でしょう。

今度は見る側にとってですが、バランスを取れてしまうと実はそれを見る目が問われてしまうことにもつながりますよね。両方が見れて、かつその融合を望む・楽しめる人から見れば歓迎出来ることですが、どれかが満たされないと難しかったり不協和音に感じられるでしょう。

つまり、一概にバランスが取れる=素晴らしい

の構図には見えない事もまた真だと思います。
どちらかに傾いていたほうが見る側にしても自分の好みとの整合を判別しやすく、作り手と受け手両方が“楽”だとは思うのです。





うーん、何から手をつけようかと思ったはずが問いかけに答えているうちに終わった感があるな!フシギ



◇まとめ◇

3)のところでも書いたんですが、“バランスがとれている”と書くとなんか良さげ♪ に聞こえますが

シーソーを思い浮かべてもらうと非常に分かり易いですかね?
二つの要素は勿論対角ではないわけですが、力を加えるポイントやエネルギーの選択はそれぞれ違ってもそれらがバランスを取る(取れたと見て楽しめる人)ポイントやエネルギーというのは“狭い”と考えています。

ですが、それが無意味だと感じるかと言えば全くそうではないわけで寧ろ逆。

MADアイマスPVの大きなコラボ先としてPerfumeというユニットがあるわけですが、ニコマスを入り口としてPerfumeが好きになったという人は少なくないでしょう。
逆にPerfumeが好きでニコマスに来た人も居るとは思います。
良い融合要素を持った作品が出来れば、それを見た人はもしかすると知らない要素に興味が出るかもしれません。
作り手さんはきっとその両方が大好きでしょうし、MAD-Pとしてアピールするにははうってつけだとも思いますしね。