Google Chromeはサクサク動く軽量なWebブラウザですが、その代償としてメモリを暴食します。RAMなんぞ腐るほどあるわという人には問題にならない話ですが、そうもいかないのが普通でしょう。
【以下はdev版でのみ有効です】そこでタスクマネージャーを使ってChromeで使用しているメモリを管理します。まず、Google Chromeの起動オプションに「--purge-memory-button」を追加して起動します。この状態で[Shift]+[Esc]を押すと下図のようにタスクマネージャーがポップアップします。(先のオプションが正しく動作していないと画面右下にある「Purge Memory」ボタンは表示されません。)
拡大(または最大化)したり、列幅を調整することも出来ます。
見たように各タブでどれだけのメモリとCPUを使用しているか、ネットワークとどれだけの通信をしているかというのがよく分かります。また、タブだけではなく、インストールしている拡張の使用状態も一覧出来ます。
試しにメモリで降順に並び替えをします。すると、「拡張機能:GmailChecker(Gmail Checker « Google Chrome Extensions)」が323,904kBと最もメモリを使用していることが分かりました。これは一般的なタブで使用されているメモリの10倍くらいですから、この拡張を使用しているならメールを実際に読んでいようがいまいがタブをプラス10枚開いているのと同じ状態となっているようです。必要さと手持ちリソースを天秤にかけ、場合によっては拡張のアンインストールも検討すると良いかと思います。
あまりにも動作が遅い場合は、このタスクマネージャーを開き、「Purge Memory」ボタンをクリックしてみましょう。Chromeで使用しているメモリが最適化され、状態が改善するかもしれません。
それでも上手くいかない場合は、消しても問題ないプロセスを終了させます。終了させるプロセスを上から選んでクリックし、「プロセスを終了」ボタンをクリックします。
タスクマネージャーの左下には「統計情報」というリンクがあり、これをクリックすると別画面でメモリの使用状態の詳細がポップアップされます(URL欄にabout:memoryと入力した画面)。これは、各プロセスID毎に物理メモリと仮想メモリを分け、更にそのなかでもPrivateとSharedを分けて表示されます。例えばWindows環境下でWindowsのタスクマネージャーでプロセスを見るとあたり一面Chrome.exeで埋まっていて吃驚(゚д゚)!したことはありませんか?一般的なソフトウェアの場合pid一つあたりに1つのアプリケーションが紐づきますが、GoogleChromeは基本思想としてブラウザをマルチプロセス化するというものがあり、これが正にそれです。
ここでpidを付けてみるとchromeで表示した詳細情報と紐付けが出来ます。わざわざそんなことをしなくともタスクマネージャーでプロセスのKillが出来る訳ですからWindowsのタスクマネージャーの出る幕じゃないと思われるかもしれませんが、プロセスの優先度設定をして少し様子を見るなんてことも出来ますので知っておいて損は無いと思います。
さて、ここでちょっとGoogle謹製の漫画「Google Chrome Comic」を読んでみましょう。日本語化もされていますのでご心配なく。
メモリに関しては、P3-P11です。ちょうどこのタスクマネージャーについても触れています。面白いので先へ先へと読み進んでしまうかもしれませんが、Episode1が39ページ、Episode2が9ページあるのでごゆっくり腰を落ち着けてお読みください。昨今GoogleDNSやChromeのプリフェッチ機能等がHOTな話題ですが、この漫画だけでもかなり詳しい思想やロードマップを垣間見ることが出来ます。
有難うございます。恐らくは環境による誤差はあると思いますがこういう目安があると拡張を選択する際の参考になりそうですね。