たかとり震災資料室

dadawo2009-01-31

新聞の記事で長田区に震災資料室がオープンしたのを知った。早速、先週末訪れる。
http://www.asahi.com/national/update/0113/OSK200901130065.html
資料室の展示内容は、写真資料による復興までの変遷や、街の再生に向けた様々な活動に関する資料等で、地域の方々が積極的に参画した復興活動の内容を具体的に知とても貴重な機会となった。資料室を訪れる前と後では、周辺の街の見方が大きく変わる。14年前に新聞やテレビで日々報道されていた悲惨な状況から、本当に震災があったのかとさえ思ってしまう現在の広々としてきれいな路地ができたのは、どのような計画とそれに付随する地域の活動があったのか知れば、本当に変わるよ。街づくりに対する阪大生の提案(模型を中心ととした資料、留学生のものが多かった)も興味深く眺めていた。
この資料室がある場所は、カトリックたかとり教会内。坂茂による設計で、ずっと訪れたいと思っていた建築物である。聖堂内部等は見学できなかったが、街の人たちが集うバーや、ラジオ局、資料室等様々なアクティビティーが教会内に集約されてるのは凄い。ペーパードームを是非観てみたかったと、資料室に展示されていた模型を観ながら考えていた。
    


最近観た映画
グッドナイト&グッドラック」:ジョージ・クルーニーの監督作品。21世紀になってから撮られたモノクロ映画でぱっと思う浮かぶのは、コーエン兄弟「バーバー」、ソダーバーグ「さらば、ベルリン」、この「グッドナイト&グッドラック」か。どれも素晴らしい作品だが、この時代に敢えて全編モノクロで撮るという決断は一体何処からきているのだろう。この映画のように、社会派であるが、そこに深入りはせずに焦点が絞られたストレートな作品にモノクロは確かに効果的なのかな。映画のことをもっと勉強しなければ。ジョージ・クルーニーのキャリアを知って励まされた。こんな大物も、売れない頃は友人宅のクローゼットで暮らす時期があっただなんて。

グッドナイト&グッドラック 通常版 [DVD]

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