中期的にはこれ以上の円高にはなりにくいチャートではないか?

今週のチャートはココ。

今週のTOPIX週足罫線は陽線になりました。

先週の罫線の上髭部分で今週の罫線が推移しました。赤丸で囲った部分の窓を埋めてきていることや、ドル円が中期的に円安方向なのではないか?と、いうチャートを示していますので、これを合わせて考えると、相場は上の方に行きたがっている、と、いう感じがします。

あとは、この窓の部分が抵抗線になっていますので、ここを明確に超えてくると、さらに上昇が顕著になるのでは?と、期待はしています。

一方、TOPIX月足も見てみますと、現在、横ばい型の底練り(青い丸)をしていますが、底練りが始まって4ヶ月程度経過しています。過去の状況(赤い丸)を見ますと、底は一点底のような形より、いわゆる底付近での保合いが4ヶ月以上続いたときに、大底になることが多くなっていますので、今回もすでに保合型の底が4ヶ月継続しています関係上、相場は月足レベルで大きな上昇をしようとしている可能性が高くなっている、と、考えてはいます。

ここで、消費税増税凍結・追加金融緩和・補正予算で、真水10兆円以上や円安傾向(少なくともこれ以上の円高になりにくい)などが重なりますと、いっそう、上昇への可能性は増大すると思います。

また、米国では大統領選挙が真っ只中ですから、選挙が終了する11月までは政権党である民主党は、景気を失速させるわけには行かない理由も存在しますので、米国株は上昇しやすくなる傾向にあります。

対処に変更はありませんが、6月初旬にかけては、急所になる可能性もありますので、中長期投資家としては監視銘柄の増枠と選定ぐらいはしておくべきだと思います。

Darling(西野カナ
https://www.youtube.com/watch?v=6Rv4ne3y2B8