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だいちゃんの時間を見つけて書く日記(別館) このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

だいちゃんの時間を見つけて書く日記の別館です。
こちらの日記ではアニメ・ゲーム・漫画等の感想を中心に時間のある際に書いていく予定です。
これまではlivedoor blogにて行っていましたが、2012年よりサブダイアリーにて運用していきます。
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2015年12月29日

ジュレット遊泳エリアのタルに関する小ネタ

| 12:00

またしても久々のドラクエ10ネタエントリーです。

個人的な状況ですが、バージョン3.2のシナリオクリアしたので、ようやく別のこともできるかなという形になってきました。とは言っても年末年始は色々と忙しかったりするので中々上手く進められてはいませんが…。


それはさておき、今回は表題の通りジュレット遊泳エリアのタルに関する小ネタです。

遊泳エリア実装されてから割と月日が経っているので、もう知っておられる方も結構居るのではないかと思いますが…。

※ちなみに下記内容はWii版でしか確認していませんので、予めご了承ください。


ジュレット遊泳エリアのタルとは?

バージョン3.1からジュレットの町の西側が遊泳エリアとなり、水着さえあれば自由に泳ぐことができるようになりました。

水着を持っていなくても水着屋が用意されており現地調達が可能。更衣室もあり即座に水着へと着替えることもできますが、現状は一方向的な仕様となっているようで、水着から再度元の装備に戻すことはできません。

そんな遊泳エリアでは週に1回タルが浮かんでいることがあり、そのタルからアイテムを入手することができます。詳細はモグラ本やDQ10大辞典に譲るとして、ざっくり内容を書くと以下のようになっています


肝心の小ネタ

実際にタルがどこに出現するかですが、上記にある通り3箇所からランダムのようで、以下の写真のようにかなり遠方が候補地として選択されることも(割と)あります

f:id:daichan330:20151228213259j:image

実際に該当場所まで泳いで行ってもいいのですが、結構時間がかかってしまいます

そんな時はどうするか?


一度、水着以外の装備品アクセサリ以外)を着用している状態で、海に入ります

この場合武器・防具以外でもレンタル衣装やチームユニフォームでも「水着以外の装備品」の対象となっているようです。

すると、勿論ドラキーさんに「水着以外の物を着用して、海に入ることはできません!」と怒られ、元の場所に戻されます


しかし、再度元の場所に戻ってみると、今まで遠方にあったはずのタルの光が消えています

f:id:daichan330:20151228213257j:image

どこに行ったのかと反対方向を見てみると、かなり近くの場所にタルの光がありました。

f:id:daichan330:20151228213258j:image


どうやら、水着以外の装備品を着用して海に入り元の場所に戻された際、タルの配置も再抽選される仕様のようです。

「タルが遠方に配置されてしまって、行くのがダルイ…」という場合は上記の方法を試してみて下さい。


注意点

折角近場のポイントが選択されたにも関わらず、水着以外の装備品を着用したことを忘れて再び入ってしまうと、また遠方の位置に再抽選されてしまう可能性もあります

タルを取りに行く際は水着以外の装備品を外したことを確認した上での方が良いです。

2015年10月08日

愚物語

| 17:24

ちょうど10月から終物語」のテレビ放送も開始…という所でのシリーズ最新作発売。てっきり「ネクストシーズン」なのかと思っていましたが、シリーズ的な位置付けとしては「オフシーズン」に相当するようです。

作品内容は作者である西尾氏曰く「愚か者」だという老倉育(不屈)・神原駿河不退転)・阿良々木月火(不死身)に纏わる短編3本という構成になっていました。ちなみにシリーズ主人公として基本的に何かしらの形で当人が登場していた暦ですが、今回はオフシーズンという扱いもあってか遂に一切登場しない(言及はあり)形となりました。

ちなみにあとがきによると西尾氏曰く今回の3編共に「第零話」扱いと書かれていましたが、書籍中の振り分けは「第一話」〜「第三話」となっていました。さすがに全部が「第零話」ってのは無理だったんでしょうかね。(西尾氏も後で「第零話集なんてない」と書いちゃってますし…)


そだちフィアスコ

「不屈の」老倉育をメインに据えた短編。とはいえ、他の2編と比べても分量があったように思います

語り部も(勿論シリーズで初めての)育が担当ということで、ちょうどアニメリンクする形でした。時期的には「終物語」上巻の話「そだちリドル」「そだちロスト」終了後、育が新しい環境学校引っ越した後の話となっていました。ちなみに育が引っ越した先ですが、途中の描写からすると関西なのではという感じがしました。

なお、これまでの育に纏わるストーリーである「そだちリドル」「そだちロスト」同様、本編中には<物語>シリーズお馴染みの「怪異」の類は一切出てきません。育がメインの話は他のヒロインの話と比べるとその点が特に異なっているように思います

また、本編は基本的に育のモノローグで進むため、一切セリフが無いという点も特徴的な印象。作品の中における過去語りでセリフ無しパートがある章などはありましたが、全編セリフ無しというのも<物語>シリーズでは実は初めてのように思いました。

ストーリーはというと育の一人称で話が進んでいく訳ですが、あれ程までに基本路線自己嫌悪自己評価の低さという形で描かれていくとは思いませんでした。育自体の登場話がこれまで「終物語」上巻のみということもあって(「続終物語」のアレは…ということもあるので)、改めてざっくり「そだちリドル」と「そだちロスト」を読み返してみましたが、暦視点での印象以上に育当人ネガティブ路線キャラだったようです。

はいえ、ネガティブ路線を突き進むかと言えばある程度で止まったり自分で分かっていながらもネガティブ路線を突っ走ってみたり…と、西尾氏が育に対して「不屈」と冠するのも分かるような気がしました。あと、冒頭の「嫌いだ」から始まって「阿良々木派」…等々、暦を意識しすぎているのは環境が変わっても相変わらずという感じだったように思います特にラストシーン描写とかも踏まえると、「嫌い」と「好き」は紙一重…みたいな感情なのかもという印象を受けました。

現時点で育だけは他のヒロインと比べると暦から距離的にも離れた位置に居る人物である訳ですが(「縁が切れた」という意味では撫子もですが)、今後もしも続編が書かれた場合に暦と絡むことはあったりするんでしょうかね…。


するがボーンヘッド

神原駿河メインの短編。時期的には「花物語」の後で、神原高校3年生の夏休みの時の話の模様。登場人物神原、そして忍野扇(男性版)、そしてもう一人の神原関係の深いとある人物…という形になっていました。

ストーリーは「花物語」を押さえた上での話ということで、神原の部屋において久しぶりに登場した悪魔木乃伊に関する文章の謎解きをしていく展開。一応、悪魔木乃伊絡みということで「怪異」に纏わる話ではありますが、何かしらの「怪異」が主立って登場する訳ではなく、(ちょうどアニメ化された)「おうぎフォーミュラ」のような謎解きミステリーが主軸の内容でした。

謎解きもさることながら、本編中でクローズアップされたのは「花物語」以来の登場となった男性としての忍野扇でしょうか。なぜ暦が見ていた扇は女性だったのに対して、神原が見ている扇は男性なのか…?という疑問が「花物語」ではありましたが、「終物語」で明かされた暦から見た女性版扇の正体を踏まえて本作を読むと、「神原が見ている男性版の扇」の正体も何となく察しが付く感じではあったように思います。(本編中でも思ったよりもその点に触れている描写はありました。)

なお、途中で扇が暦と電話をするシーンがあり扇から電話の仔細が語られるシーンもありましたが(一応、現状の雰囲気だと男性版扇と女性版扇は「同一人物」…という扱いなのでしょうかね)、内容からするとまた何かしらの形で描かれる(オフシーズンなのかネクストシーズンなのかは不明ですが)伏線…なんでしょうね、やはり。


つきひアンドゥ

阿良々木月火に纏わる短編。本作のみ前の2作とは異なり、語り部を斧乃木余接が担当する形となっていました。VOFAN氏の表紙も本作をイメージした内容。そう言えば、<物語>シリーズでは「怪異は語り部を務めない」という縛りがあったはずですが、今回は「オフシーズン」という扱いなので怪異である余接が語り部を担当問題ないという判断なのでしょうかね。

作品の時期的には夏のようですが、月火が制服学校に通っている描写もあるので夏休みには入っていない所でしょうか。ただ、暦達の居る場所夏休みが短い設定なので、もしかすると夏休み明けた後の可能性はあるかもしれませんが。

本作では余接が「憑物語から終物語」を経た後も阿良々木家に(人形として)留まっている本当の理由、余接から見た暦・火憐・月火ら兄妹の印象(火憐の高校入学後に「ファイヤーシスターズ」がどうなったのかも明かされる形に)、そして月火に宿る不死身の怪異・しでの鳥に対する余接の認識など、色々と明らかになる描写があったように思います個人的には暦や月火よりも火憐に対する余接のイメージが印象的でした。火憐の野生の勘(?)、恐るべしといった所でしょうか。

余接が語り部ということもあり基本的には淡々とした語り口&相変わらずの毒舌ではありましたが、「死体」の付喪神はい感情のある描写結構あったように思いますストーリー人形のフリをしていたことが月火にバレた余接が一計を案じるという展開ではありましたが、余接が考え付いた一計を実行する上で撫子も登場。それにしても「恋物語」で登場したアレがここでまさか伏線回収という形で使われることになるとは思いませんでした。



さて、巻末にはシリーズ次回作刊行予定も掲載されていましたが、「接物語」…ではなく「業物語(わざものがたり)」が2016年に予定されているようです。ちなみに「業物語」も現状の扱いとしては「オフシーズン」となる模様。

「業物語」というタイトルだけに、今作の「愚(おろか)」のように「業(ごう)」が絡んでくる話になるのではないかと思う一方、「業物」と捉えれば「日本刀怪異殺しの『妖刀・心渡』&怪異活かしの『妖刀・夢渡』」を想起させる形にもなります。一体どのような話が展開されるのか楽しみな所です。


愚物語 (講談社BOX)

愚物語 (講談社BOX)

2015年10月06日

Charlotte 第13話「これからの記録」

| 14:16

本作もいよいよ最終話ということで、ラストの争点は「有宇が世界中の能力者から能力を全て奪い、約束通りに友利の元へと戻ってくることができるのか」ということでしたが、内容的にも有宇が本当に世界中を巡って行くという怒涛の展開だったように思います。


有宇、「ただのカンニング魔」から「隻眼の死神」へ

冒頭は飛行機に乗って旅立った有宇を見送る兄・隼翼。Aパートからは具体的に有宇が「世界中の能力者から能力を『略奪』する」ための道中が描かれることに。

まず最初に有宇が降り立った地はシンガポールでした。現地の協力者から金銭と引き換えに能力者リストを得たものの、英語が読めなかった有宇は前回の「リーダーの近い所には必ず熊耳に近い『特殊能力探索』能力者が居る」という隼翼からの助言を元に、まずはリーダーの元へと向かうことに。

仲間達から得た能力をフル活用した上でリーダーの能力を「略奪」した有宇は、そのリーダーの「心を読み取る」能力(9話の別時間軸で登場した「テレパシー能力」に近いと思われる)で「特殊能力探索」の能力者・アンジェロを知ることに。そして、アンジェロからは今後の捜索の基点とも言える「地図上に特殊能力者が表示される」能力の略奪に成功。

有宇はその後、南アフリカエジプトなどアフリカ圏に渡って「略奪」を続けていきますが、その過程で言葉翻訳する能力、奪った能力を知ることのできる能力、寝なくても活動できる能力、凍結能力などを入手。隼翼への電話でも「順調」と告げる程に各国の能力者から能力を略奪していく有宇でしたが、いつしか彼は「隻眼の死神」と呼ばれるようになり、当人は「まさか自分がそう呼ばれるとは…」と思うのでした。

有宇が最初に降り立った国がシンガポールだったのは、アジア圏で日本からもそれなりに近いことと1つの街が国になっているため最初の国として目的が見据えやすい等の理由があったのでしょうか。あと、金銭で協力者から能力者リストを得ているシーンもありましたが、費用面も含めて雰囲気的には隼翼達の組織の助力が少なからずあったんでしょうかね。

リーダーから「特殊能力探索」能力者を聞き出すシーンでは、最初に「念動力」で車のドアを開け、友利の「不可視」能力でリーダーが車に乗り込むのを待ち、自身の「略奪」で能力を奪った後に美砂の「発火」能力で脅す、最後に再び「念動力」でドアを破壊し外に出られないようにする…と、仲間達から得た能力をフル活用していました。

また、最初の「略奪」シーンでは使われなかった高城の「瞬間移動」能力は、鍵が掛かって入れなかった翻訳の能力者達が居たアジト突入する際に使っていました。ただそのまま生身で突っ込むと高城のような防護服や筋肉も無い有宇は怪我では済まないということでソファーをクッション代わりにして「瞬間移動」を発動させていましたが、それでも大声で「痛い」と叫ぶほど強烈なものだった様子(ラジオによると高城へのリスペクト(?)も含まれていたとか)。

おそらく初期の有宇だと考えも付かない策だと思いましたが、生徒会活動をこなす中で能力を組み合わせていく使い方を学んだのだと考えると、1話〜5話までの流れも無駄になってはいないように思いました。

そんな有宇の英語力は…と言うと、「That's right.(その通り!)」でさえも一度友利が作った単語帳を必要とする程。(ラジオでも言われていましたが)全く英会話っぽく喋ろうとかそういう様子は微塵も感じられませんでしたね…そんな所も自分で「バカだから」と認めた有宇らしい所ではあったように思います。

なお、最初に能力を「略奪」されたリーダー(EDテロップでは「読心術のリーダー」のCVは、「Angel Beats!」においてTKのCVを担当されているマイケル・リーバス氏でした。TKの方は英語日本語が混在した喋り方をしてますが、今回はキャラキャラなのと有宇が翻訳能力を持つ前だったので全編英語で喋っておられましたね。


治癒」能力者との出会いと有宇の決意、そして徐々に始まる記憶の混濁

時間が惜しいと更に「略奪」を続けていく有宇は、途中で「病気を酷くする」能力を略奪。その能力を使う場面は早々にアフガニスタン山岳地帯で訪れました。能力者が固まっている訓練施設でとある集団の中に一人だけしか能力者が居ないことを不審に思った有宇は、その担当者からキャリア(=特殊能力発症前の感染者)を識別する能力を「略奪」。

しかし、キャリアから能力は奪えないと困る有宇でしたが、11話における堤内からの「特殊能力=病気」という言葉からヒントを得て、キャリアである人物に対して「病気を酷くする」能力を実行し、無事キャリアだった感染者の能力を発症させ能力を「略奪」することに成功。今後はキャリアからも能力を「略奪」することを意識することに。

次に有宇が(「空中浮揚」能力を使って)降り立ったのはインドでしたが、そこでは入った建物から一斉に銃撃を受けますが既に得ていたバリア能力で回避し、バリアの範囲を広げて敵を吹き飛ばすことに成功、しかし、その辛い状況に有宇は涙を流すのでした。

ペルーでは「治癒」能力者を発見。善行に使われていた能力ですが有宇はためらうことなく「略奪」を実行。「治癒」能力を使えば隻眼となった右目も治り「時間移動」で熊耳を救えるかもと思う有宇でしたが、改めて「人の理を破ることはしてはいけない」という「能力者の居ない世界にする」ことが自分の使命だと言い聞かせるのでした。

キューバではホテルに泊まっていた有宇でしたが、うなされていた有宇は隼翼からの電話の音に苛立ち電話を破壊すると「崩壊」能力を発動してしまうことに。無事だったものの「敵」の存在に苛まれる有宇は「念動力」で周囲の人に攻撃してしまいそうになりますが、寸前の所で何とか我を取り戻すのでした。

Aパート後半部分では特殊能力発症前の感染であるキャリアに関する内容が登場。前回の「約束」時において「特殊能力発症前の感染者からどのようにして能力を『略奪』するのか?」は気になっていた疑問点だったけに、「能力を無理矢理発症させて『略奪』する」という解決策があるとは思わず「そう来たか」という感じになりました。10話冒頭部は「シャーロット」の由来や長期彗星伏線回収などが目立っていただけに、そこで更なる伏線を貼っていてラストのここで回収されるとは思いませんでした。

また、ペルーの少女は「能力を悪用ではなく善行に使っている人物」「治癒能力」という2つのポイントとなる要素が出てきましたが、ためらうことなく能力を「略奪」し自分に「治癒能力」を使わず前に進むことを決意した所に更なる有宇の成長が垣間見えたように思います。前回の友利との「約束」の件が無ければ「治癒能力」があれば使っていたでしょうしね…。

ちなみに治癒少女のCVは「リトルバスターズ!」においてクドリャフカロシア語監修も担当されていたロシア人声優ジェーニャさんでした。マイケル氏・ジェーニャさん共に過去のKey作品があったからこその起用という所も今回のポイントだったように思います。


「略奪」の過程で記憶を失った有宇、それでも彼を目的のために前に進ませたのは?

Bパートサウジアラビアホテルから。テレビテロ組織の動向が流れる中、次の「略奪」場所は決めたものの寝ずに活動してきた有宇は体を休ませるために一旦眠ることを決意。睡眠薬を服用して眠りに付きますが、朝気付いた時にはテロ組織リーダーの降伏宣言のニュースが流れていた状況でした。自分の今の状況を見た有宇は無意識化でテロ組織アジトに潜入していたことを悟ると共に無意識化でタガが外れた自分の書きなぐった文字を見て、記憶の混濁を悟ることに。

しかし、「略奪」を繰り返す過程で有宇の記憶は徐々に失われていき、イタリアに居る頃には自分がなぜ戦場に居るのかも分からない状況になっていました。そんな有宇を引き留めたのは友利が作った単語帳。大切な人と「世界中の能力者から能力を奪い取る」という目的は思い出した有宇でしたが、大切な人が誰だったのかが思い出せない状態。一方、有宇の大切な人だった友利は有宇から託された音楽プレーヤーを聞きながら静かに有宇の帰還を待ち続けるのでした。

このシーンで(セリフは無いながらも)待つ側である友利がようやく登場。自室で有宇から託されたZHIENDの音楽プレーヤー(元々は5話で友利が有宇にプレゼントしたもの)を聞きながらの普段の彼女とは異なる物憂げな姿が印象的だったように思います。ちなみにツイートにもありましたが、服装はパジャマだったものの初期キービジュアルで友利が座って佇んでいる姿と同じなんですよね…。そういう所もちゃんと考えられていて細かい所だったように思います。

さて、既に有宇にとっては旅の目的さえ曖昧になりつつある状況でしたが、イタリアを経てドイツポーランドスウェーデンロシア(爆発能力者が登場)、フランスポルトガルイギリス…とヨーロッパを巡り歩いて能力を「略奪」。更にシチリアを経てアメリカに渡りニューヨークへとやってきた有宇は既に昔の面影はなく、以前は恥ずかしがっていた「死神」の異名も楽しんでいる状況。ハイテンションになったり「世界中の能力者から能力を奪い取る」という当初の目的に対しても不満を言い「疲れた」「休みたい」「誰か変わってくれ」、果ては自分が神になるとまで言い出す状態に。

そんな有宇が落としたのは再び友利が作った単語帳。既に「大切な人」のことも忘れてしまった有宇は単語帳を一度蹴り飛ばしますが、自分でも分からない後悔の念にかられ単語帳の元に駆け寄ることに。単語帳に「まだ頑張れ」と言われたと感じる有宇は、自分の指針とすべく単語帳を首にかけるのでした。

欧米パートでは挿入歌として流れたZHIENDの「Sinking Ships」が印象的でした。ちょうどZHIENDがイギリスポストロックバンドであることも踏まえての選曲なのかなと思いましたが、ただただ目標だけで国々を飛び回り「略奪」を続ける有宇の姿と上手くマッチしていたように感じました。

ちなみにロシアに渡った時点の描写から時間経過を示すためか有宇の服装が変わりましたが、その服装はOP/ED曲のCDジャケットに描かれているものでした。特にBパート記憶や大切な人との思い出を失った有宇が友利から単語帳をお守り代わりとして約束を果たすために突き進んでいく姿はOPの歌詞の内容そのままだっただけに、服装もちゃんと計算された形なんだなと思わされました。

また、イギリスでのフードを被った姿やシチリアニューヨークアリゾナでの有宇の様子は、7話で歩未を失い自暴自棄となった様子を彷彿とさせるような形であり、そんな有宇を再び目標に向けて進ませる原動力となったのが友利の単語帳という所も7話と重ね合わせる形で印象的なシーンだったように思います。


世界中を巡った有宇が最後に「略奪」した能力

改めて自分の目的を思い出した有宇は、シベリアカンボジアトルコオーストラリアなどを渡り歩いていくことに。数多の能力を奪った有宇はRPG(対戦車擲弾)さえも効かないという正に「化物」と呼ぶべき姿となっていました。

そして有宇が最後に向かったのは中国北京郊外。最後の能力者の元へと向かう有宇でしたが、既に精根共に使い果たしつつあった状況の彼は「隻眼の死神」に賭けられた賞金目的の男から不意に打たれたボウガンの矢に射抜かれてしまうことに。窮地の有宇を救ったのは最後となる能力「勇気」を持つ能力者でした。

自分を守ろうとした能力者の行動を評価しつつも「蛮勇」と称した有宇は能力を「略奪」すると家に帰るように諭し、自分も目的を達成したので約束通りにどこに帰るのかも分からないまま帰ろうと再び歩き出しますが、再び男の放ったボウガンの矢を受け倒れてしまうことに。絶体絶命となった有宇、そんな彼を救ったのは上空から現れた公安警察のヘリ、乗っていたのは兄・隼翼と仲間達。兄の登場で有宇は無事帰ることができたのでした。

有宇が能力「略奪」の最後の国を中国にしたのは、現時点での世界人口が最大だから…等の理由があるのでしょうか。双璧を成す第2位のインドAパートの割と早い時点で回っていたので何となくなのかもしれませんが。あと最後の能力者である少女が持っていた「勇気」とはどのような能力だったんでしょうね…。有宇は少女の決死の行動を「蛮勇」と評していましたが、気になる所ではあります。ちなみに少女のCVはブリドカットセーラ恵美さんでした。

その前のシーンまでRPGに対しても無事とまさに無敵状態だった有宇が目的の終わりを迎える頃には疲労困憊となり、単なるボウガンの矢に射抜かれてしまう所は何とも…という感じでしたが、少女に向けて撃たれた矢を「念動力」で制止したのは印象的でした。色んな能力が出てきましたが仲間達の能力を除けば4話で福山から「略奪」した「念動力」は、有宇が「略奪」について知った10話から最後の最後までずっと使われ続けたというのもポイントだったように思います。実際描かれた中でのデメリットは「細かい制御が難しい」位だったように思うのでだいぶ使い勝手も良さそうな感じでしたしね。一方で本編で初めて有宇が「略奪」したはずの有働の「念写」能力はその後一切使われませんでしたが…。

あと、本当にグッドタイミングでヘリで現れた隼翼達はどうやって有宇の場所を知ったんでしょうね。「隻眼の死神」情報は逐一得ていたとは思われるので大まかな有宇の動向は把握していたのではと思われますが、有宇の行動記録から中国が最後の国であることも踏まえてずっと捜索していたのかもしれません(もしくはヘリの中に居場所を探索する能力者が居たのかも?)。少し気になったのは隼翼達が乗っていたヘリが公安警察のものだった所ですが、有宇が各国を渡り歩いて能力を「略奪」していた時に隼翼達は日本国内の能力者達を抑え込んでいただけでなく、世界に向けて能力者に関する何らかの働きかけをしていたのかもしれませんね…。

それにしても有宇は「隻眼の死神」として最終的には(どこから賭けられていたのか不明ですが)賞金首になってしまっていた訳ですが、賞金首と(ボウガンの男が一生遊んで暮らせるほどの)賞金の扱いはどうなったのかも若干気になる所ではあります。まあこちらも隼翼達が裏で根回しした(研究施設や堅牢なアジトを作る程の「金だけはある」とか言ってましたし)と考えるのが妥当そうではありますが…。


目的を達成し友利の元へ戻ってきた有宇、そしてエピローグ

有宇が目覚めたのは兄・隼翼の手で友利の兄が収容されていた海の見える丘の病院。有宇が目覚めるのを待っていた友利は約束を守ったこととこれまでの苦労を労いますが、有宇が「略奪」の過程で記憶を失っていたことにショックを受けることに。

約束を果たした有宇の「恋人」だと言う友利は当人の「見覚えが無い」という言葉に傷ついたものの、有宇が自分が作った単語帳を最後まで持っていたこと、単語帳がお守りみたいなもので手放せなかったことを知ると涙ながらに感謝。単語帳のお陰で有宇が帰ってきたのなら「本望」だと語ると、有宇が差し出した手を優しく取り笑顔で「乙坂有宇君、お帰りなさい」と告げることに。そんな二人の再会を示すかのように風で開かれた単語帳のページに書かれていたのは「I got home(帰ってきたよ)」でした。

熊耳家の墓前に来た隼翼・目時・前泊・七野、黒羽家の仏壇にある美砂の遺影と柚咲に宛てた手紙、サラの手によって正気を取り戻したと思われる友利の兄・一希などが描写された後、エピローグとして再び海の見える病院の丘の上で有宇・高城・柚咲・歩未らと、その様子を撮影する友利の姿が描かれることに。

今まで撮りたくないものばかり撮ってきたと言う友利は、これからは幸せな日常の皆を沢山撮り続け幸せな思い出を作っていくと宣言。そんな友利の言葉に有宇は(高城から「素直にどうぞ」と言われ)「これからが楽しみだ」と言い、その言葉に友利も笑顔で「楽しいことだらけの日常にしていきましょう」と言うのでした。

ラストは友利が有宇に託しボロボロになっても有宇が最後まで持ち続けた単語帳と、渡航する前に有宇が友利に託したZHIENDの音楽プレーヤーが病室においてまるで有宇と友利が寄り添うかのような形に置かれている様子が描かれ終了となりました。

エピローグは有宇が全ての記憶を忘れてしまっているという悲劇的な側面も踏まえながら、サブタイトルの「これからの記録」をそのまま体現したかのような前向きな終わり方で締めくくられたように思います。また、自ら有宇の「恋人」だと言う友利、単語帳に関する有宇の想いと友利の涙、差し出した有宇の手を優しく包み込み撫でる友利、ラストシーンの寄り添う単語帳と音楽プレーヤーなど、前回〜今回に掛けての2人の動向をまとめる形でも色々と印象的な描写がありましたが、特にラスト前の歯を見せてにこやかに笑う友利の姿は何とも友利らしい笑顔だなと思いました。

(Bパート中盤辺りから側面は出ていましたが)エピローグでの有宇は記憶を失った反動か純真無垢な少年という雰囲気になっていました。ラジオでは「憑きものが落ちた」「幼児返りした」などの言葉が使われていましたが、正にその表現が適切な感じだったように思います。Bパートからエピローグを見ていると有宇は日常生活は問題ないにも関わらずこれまでの記憶だけを「略奪」の酷使で全て失った形となっていましたが、いわゆる長期記憶を司る部位(海馬)に「略奪」で得た何千・何万もの能力の情報ストックされていき、最終的には記憶の部分までもを占有した(上書きした)というイメージなのでしょうかね(そこまで難しくは設定されてないような気もしますが…)。そう考えると有宇が思春期を終えて全ての能力が失われたとしても記憶が戻ってくる…という可能性は薄いのかもしれません。

エピローグの冒頭部では遺影という形で美砂の生前の姿も顔の下半分だけ登場していました。最近発売された4コマでは美砂の生前の姿も登場していましたし、設定としてちゃんとあった(少なくともラジオで懸念されていた美砂コングではなかった)ようです。あと、友利の兄・一希も正気を取り戻しておりZHIENDの「TRIGGER」のCD(実際に発売されたジャケットそのままな所にサラのサインが入ったもの)を抱いている姿が描写されていましたが、おそらく有宇が旅立つ前に9話の「時間移動」で過去に飛ぶ前にあった出来事を友利か隼翼に助言して(10話で「時間移動」によって歩未を助けたことに関する件は隼翼に説明していることからも、隼翼に言った可能性が高そう?)サラを引き合わせた…と考えるべきなんでしょうね。

エピローグラスト前の5人の集合シーンはOPアニメーションラスト部分と被らせているような感じでしたが、OPアニメーションは夕暮れだったのに対し、エピローグでは日中という所が本編中でも言っていた「これからの明るい未来」に向けた印象が強く出ている感じだったように思います。ちなみに友利のラスト笑顔以外では、友利がビデオ撮影していることに気付く前の有宇がずっと歩未の方に目を向けていたのが気になりましたが、記憶は失っても感情などの面は残っているだけに元々シスコンだった有宇にとっては「歩未=(友利とは別の意味で)大切な存在」という認識は残っているのかもと思ったりもしました。

なお、エピローグで流れたラストを飾るED曲は熊木杏里さんが歌う「君の文字」でした。だーまえ氏が熱烈オファーして実現したコラボレーション曲だとか色々あるようですが、ラジオで流れた曲の内容を改めて聞いたりもして改めて本作を総括するというべき内容の曲だったように思います。サントラの方に入るフルサイズ仕様で改めて聞き返してみたい所です。


作品の感想と気になった点など

本作も有宇の帰還とサブタイトルにもある「これからの記録」を意図するような形でエンディングを迎えた訳ですが、以下ざっくりとながら感想や気になった点をいくつか書いていきたいと思います。


Angel Beats!」の反省点は生かされたのか?

開始前にだーまえ氏が「Angel Beats!」の反省点として挙げられていたことに「キャラが多すぎた」というものがありました。それを踏まえて「Charlotte」ではメインキャラが5(厳密には6)人(有宇・友利・高城・柚咲&美砂・歩未)+サブメイン的な立ち位置キャラが5人(隼翼・熊耳・目時・前泊・七野)という10人で主に話が進められていきました。

メインキャラが5人になったことで元々「Key史上最もゲスい主人公」だったが成長していった有宇、「ミステリアス」という前評判(?)を初っ端からぶっ壊しつつも後半は正妻感(?)が増していった友利、最後の最後まで全くブレず前半の日常パートを思い出させる安心感を持つキャラになった高城、「How-Low Hello」&おまじないシリーズなど強烈な個性を持った柚咲、一見苛烈に見えるが姉として柚咲を見守り続けていた美砂、最終的には(シスコンの)有宇だけでなくメインキャラ達にとっての守るべき存在となった歩未…と、メインキャラ達の個性はきっちり出ていたのではないでしょうか。

また、最初は単なる協力者扱いだった熊耳も髪の毛を上げてイケメン化した後半はかなり見せ場がありましたし、有宇と歩未の兄として登場した隼翼、2人に比べれば少ない出番だった残る3人(目時・前泊・七野)についても活躍の場があったりと、登場キャラ数を絞ったことで各キャラがそれぞれ生かされる作りになっていたように思います。

また、「Angel Beats!」は序盤特に1話から急展開で始まったこともあって、世界観や各キャラクターが分かり辛いままに序盤が進んでいった感も少なからずありましたが、「Charlotte」は1話〜5話まで時間を取って世界観やメインキャラの個性を描きつつも伏線を色々と挟んでいく回が設けられたことで、6話以降の展開に上手く繋がったように感じました。5話の時点までだと「ゆっくり過ぎる」という印象もあったのですが、全話視聴し終わった後だとやはり1〜5話までの日常(学園)パートとも言うべき内容は色々な意味で必要だったように思います。


世界観の拡大と「能力者の救済」

今までだーまえ氏が手掛けたKey作品の舞台は「Kanon」「AIR」「CLANNAD」は一つの街単位、「リトルバスターズ!」では(主に)学校、そして「Angel Beats!」では死後の学園となっていました。一方で、本作の舞台は序盤〜中盤の日常パートでは星ノ海学園や東京付近という形になっていましたが、10話での隼翼の「時間移動」エピソード世界観日本全体、そして11話で「シャーロット彗星」による能力者誕生きっかけにより、一気に作品世界観が世界全体へと拡大しました。ここまで一気に拡がったのは本作が初めてだったのではないかと思います。

そんな中、12話で友利が提案した有宇の『略奪』能力を生かしす最後の手段は「世界中の能力者から全ての能力を『略奪』する」こと(友利本人曰く「自分の策にしては無謀」)でした。ここで気になったのが有宇が友利の提案を実行に移すと決めた理由の一つとして「能力者を救う」ことが挙げられていた点です。

10話までにおける有宇にとっての出来事は星ノ海学園や親しい人物とのごく狭い範囲での出来事だった訳で、その程度の範囲内であれば「能力者を救う」という目的でもまだ理解できたのかなとは思うのですが、作品の世界観が世界全体へと拡大したことで「能力者を救う」ために「能力を『略奪』する」という考え方は、少なからず胡散臭く感じられる部分もあったように思います。

最終話治癒少女から能力を奪う際に有宇が言っていた「人の理を破ることはしてはいけない」位の認識であればまだ分かるのですが、結局有宇側の視点のみで話が進んでしまったために「有宇に能力を『略奪』された世界中の元能力者達が本当に救われたのか」については結論が出ないままに終わってしまったように思います。


短すぎたエピローグと不明瞭になった時間経過

先に「Angel Beats!」の反省点は「Charlotte」では生かされたのではと書きましたが、本作で残念だったのはエピローグとも言える病院での有宇と友利の会話以降のパートが短かったことです。エピローグが短かったことで、ラストを締めくくるED曲となった「君の文字」も少なからず印象が薄くなったように思いました(なので、改めてサントラで聞き直したいのですが…)。

Angel Beats!」では最終話がSSSの卒業式というある意味1話丸々エピローグとも言える感じでしたし、「リトルバスターズ!〜Refrain〜」もBパートエピローグという形式になっていました。それらに比べるとやはり本作のエピローグは短すぎたのではないかという印象を持ちました。

また、最終話は有宇視点で世界を巡るという目まぐるしい展開で有宇視点としてはポイントとなる描写が数多く盛り込まれていました。ただ、友利や隼翼ら等の有宇の帰りを待つ側の描写が余り多くなかったことや、有宇が「世界中の能力者から能力を『略奪』する」ために費やした時間が(有宇本人や隼翼が「時間が無い」と言っていた割には)最終的に不明瞭になってしまった(有宇がいくら「寝なくても活動できる」能力を得たとはいえ、数万人規模の能力者から能力を『略奪』するには相応の時間がかかったと思われますが、本編中には具体的な描写が無くエピローグでの時間経過を表す描写も友利の制服が冬服に変わってたり各キャラの私服が冬〜春の装いになっていたこと程度)ことも含めて、エピローグが若干唐突な感じになったようにも思います。

そういう意味でも最終話は分量が少し足りなかったのかなという感じがしました。もう少し分量が長ければ時間経過の補足やエピローグ描写も今より濃い印象を受ける形になったのかもしれませんが…。

BD/DVD最終巻に入るオリジナルエピソードの特別編もありますが、今までの流れからすると最終話の内容の補完やエピローグ後の話などにはならなさそうな感じ(日常パート回の追加話の可能性が高そう?)がしますし、補完があるとすればBD/DVDに付属するだーまえ氏のオリジナル脚本集、または現在連載中のストーリーコミックでということになりそうでしょうか(実際刊行された1巻でもアニメの補完がなされている所もあるので)。


その他

後は結局触れられずに終わってしまい残念…という点ですが、箇条書きで。ストーリー的な部分は先に書いたので、キャラ視点でといった所。BD/DVD収録のキャラクターコメンタリードラマCD脚本集、ストーリーコミックなどで補完されれば良いかなと思う点ですが、どうなるんでしょうね…。

  • 乙坂兄妹に関すること
    • 親権を放棄した彼らの母親とは一体どのような人物なのか?
      • 7話で登場した「葬儀場の女性」は結局何者なのか?
    • 兄妹の親権を持つ「おじさん」と隼翼との関係性
      • 有宇や歩未同様に前泊の能力によって記憶を消したのか?
  • 友利に関すること
  • 高城に関すること
    • 家族構成その他プライベートに関する諸々
      • 7話で思わせぶり(?)な無人の実家が登場したにも関わらず、以降全く触れられなかったのは残念過ぎる…
    • 友利との関係性
      • 7話において実家電話1本で貸与していたり、友利が台所の場所を熟知していたり…など
  • 柚咲に関すること
  • サラに関すること
    • 結局、元特殊能力者だったのか?(本人の独白の限りでは可能性として高そう)
    • 独白中に告げた「神様に視力を渡してジエンド」の意味合い
      • 「時間移動」の酷使で視力を喪失した隼翼と雰囲気としては似ている

という訳で、気になった点(主に最終話の)が多めになってしまいましたが、1クール13話の作品全体を通してという形では良かったのではないかと思います。Key&だーまえ氏の作品らしさ(ストーリー、特徴的なキャラクターギャグシーンとシリアスシーンのテンポ感、野球回&斉藤、…等々)は各所に散りばめられていましたし、特に5話までの日常パートを経た上での6話以降の展開は予告等も含めて毎週楽しんで視聴することができました。

アニメーションもかなり力が入っている感じで(振り返ってもほとんど作画などは崩れていなかったような…)、音楽や演出その他諸々も含めて全編通して良かったと思います。(堀川社長が当時は「力不足」と言われていた)「Angel Beats!」から5年経った現在のP.A.WORKSさんの力を垣間見られたように思いました。

作品本編は終了という形になりましたが、まだBD/DVD・サントラ等はこれから発売される訳で、BD/DVD最終巻には特別編も収録されますし、他にもストーリーコミックもある…ということで、これからの展開も楽しみな所です。