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だいちゃんの時間を見つけて書く日記(別館) このページをアンテナに追加 RSSフィード Twitter

だいちゃんの時間を見つけて書く日記の別館です。
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2013年06月29日

リトルバスターズ! 第22話「わたし、必ず戻ってきます」

| 23:08

クドルートの第2話。前回ラストにおけるロケット打ち上げ時の事故によって事態は急転、テヴアに戻るか否かで迷うクドを母親宇宙に対する想いと併せて描く展開となっていました。

ストーリーとしてクド中心の展開とはなっていましたが、Bパート以降は恭介の発言や久しぶりに理樹に訪れた走馬灯のような映像など、クドルート以降だけではなく第2期であるRefrain」も意図した伏線が徐々に散りばめられていく展開となっていました。


半日経っても状況が混乱しているテヴアのロケット打ち上げ事故

アバンは前回のラストから半日経った閑散とした夕方の食堂。理樹が固唾を飲んで見守るテレビから流れる映像は変わらず事故のものであり、番組アナウンサーも詳しい情報が分からないと伝えるのみ。

クドの母親であるチェルヌシカの安否は依然として不明。一方で事故の衝撃で気絶したクドも保健室で眠り続ける状況でした。

Aパートも理樹と真人の自室で恭介・謙吾も揃って4人でラジオを聴き続けていましたが、ロケット事故に伴う火災ロケットの燃料が爆発したことに伴う化学的な二次災害が発生している懸念があるなど、状況は更なる悪化を辿っている様子。

生存者の情報さえ入ってこない状況を苦々しく思う謙吾真人、理樹も「どうしてこんなことが起こってしまうのだろう」と問いかけますが、恭介は「どんなことでも起こり得る」「起きるまで誰も起こるなんて思いもしない」「起こったことは必ず起こるようにできている」と意味深な答えを返しつつ、「大事なことは悲惨なことに打ちのめされないこと」「自分の力で乗り越えられると信じ続けること」だと言うことに。

いつもの恭介とは違って余りにも何かを達観したかのようなセリフの数々ですが、この辺りも原作ゲームプレイした上で見ると色々と思わされるところがありますね…。

一方で、他の「リトルバスターズ」の面々や佳奈多心配されていたクドもようやく目を覚ますことに。目を覚ましたクドは奈震えた声で「全部思い出しました」と言い自分牢獄に居たと告げますが、動揺するクドを他の面々がなだめつつ、夜遅くにようやくクド達は女子寮へと戻ることとなりました。


クドはテヴアに戻るのか否か?

翌日クドは欠席、今回の事故については結局「リトルバスターズ」の面々でもどうすることができない状況だけに、一同はただ心配するのみで時間を費やしていくことに。

そんな中、新聞情報ではロケットが積んでいた実験炉が爆発した可能性が高まり、汚染の懸念からテヴアへの入国が規制される見込みとなることが書かれていました。

テヴアの入出国規制だけでなくロケットの乗組員の安否もいまだに分からずクドの状況を察する「リトルバスターズ」の面々ですが、そこに佳奈多が現れテヴア大使館からクドにテヴア行きの航空券が渡されたと発言。

クドの母・チェルヌシカはテヴアでは有名な英雄とのことで、安否確認のため特別に渡航許可が認められたとのこと。更に佳奈多大使館から職員が迎えにくると伝えることに。

「テヴアに帰るべきかどうか」クドの動向が気になる面々ですが、鈴は「テヴアに帰ればクドが悲しい思いをするだけ」と言い、仲間の輪から逃げ去ってしまう状況。

逃げた鈴を追いかけた理樹は本作ではよく見かけることになるいつもの橋の架かる川縁で鈴に追いつきますが、鈴は「帰らなくていい」「悲しいことや怖いことなんて見なくていい」「クドが可哀想だ」と自分の思いを打ち明けることに。

そんな中、理樹が視線を川縁に移すとそこにはヴェルカ・ストレルカと共に佇むクドの姿がありました。理樹と鈴に気付いたクドは気を遣って明るい素振りをしようとしますが、上手く行かず理樹から逆に気を遣われる状況。

クドは他の面々に心配を掛けたことを気にしますが、理樹はクドに航空券の話を聞いたことを告げ「テヴアに帰るのか」を質問しかし、クドはどうすべきか結論が出ていない様子。母親には会いたいと言うクドですが「テヴアに帰ることができない」と言い、日本に来た理由を「テヴアから逃げてきた」と伝え、自分過去語りを始めることに。


クドから語られる1年前の辛い過去

母親であり宇宙飛行士であるチェルヌシカに憧れていたクドは、誰にも言えなかったものの夢は「コスモナーフト(宇宙飛行士)」であったとのこと。

そのことをチェルヌシカに告げた所、チェルヌシカは大喜び。自分の娘に初めて宇宙に飛び出したライカ犬であるクドリャフカ」を付けたことを誇らしいと告げることに。犬のクドリャフカ同様、娘のクドリャフカにも「世界歯車」となるよう励ますことに。

チェルヌシカの励ましもあって1年前にテヴアの航空学校宇宙飛行士のための高等専門機関)に入学したクドですが、夢をかなえようと必死に勉学に励もうとするも頭で考えた通りには上手く行かず。特に宇宙では英語ロシア語必須、更に授業が英語だったこともあり、英語が苦手なクドには致命的な有様。

頑張って努力しも報われないことを知ったクドは、英雄である母親との対比もあり「国費の無駄遣い」と言われるまでに蔑まれる状況。そんな中、チェルヌシカが航空学校を訪れることもありましたが、歓迎ムードで出迎えられるチェルヌシカに対してクドは自分がチェルヌシカの娘では無いように思うこととなってしまい、結局航空学校半年で退学。

母親であるチェルヌシカには何も言わずに今の理樹達が居る学校へと逃げてきたと語るクドですが、今の学校でも結局中途半端な状態は変わらないと言い、自分を「世界の役に立たない出来損ないの歯車」と表現

クドの言葉に鈴も俯きますが、話を続けるクドは母親のチェルヌシカが自分にどれだけガッカリしているかと思うとテヴアに帰ることができないと告げるのみでした。

そんなクドの弱さは誰でも持っているものと考える理樹は、鈴が俯いた表情を見せるのは鈴自分も同じなのではないかと考えることに。


クドの心中を考える「リトルバスターズ」の面々

部室でクドが迷っていることを「リトルバスターズ」の他の面々に告げた理樹ですが、真人意見を求めるも「考えるのが理樹だ」と告げるのみで他のメンバーも理樹の意見を待つ状況。

一考した理樹は「本当はクドに帰った方がいい」と前置きしつつ、一方で「クドの気持ちの整理が付いていない」と告げることに。その頃、当のクドはというと部室の扉を開けようとして理樹の声を聴き、止まった状態でした。

理樹の言葉を受けて唯湖が「帰らなければクドは後悔する」「二度と母親に会えなくなるかもしれない」と淡々と語り、その言葉に鈴・小毬・葉留佳もはっとした表情になることに。

一方、部室前で黙ってメンバーの会話を聞いていたクドですが、そこに佳奈多がそっと肩に手を当て唯湖と同様に「行かないで後悔するより行って後悔した方が良い」「前に進まなければ何も得ることはできない」と発言。

奈多の声に気付いた他の面々も部室から出てきてクドと対面しますが、クドは「行かなくちゃいけない」とは分かっているものの戻ることが怖いと言い「ここに居たい」と発言。そして大使館の人に航空券を返すと告げ、その場から立ち去って行くことに。

そんなクドに対して他のメンバーはクドの意見を尊重し、誰も声を掛けず立ち去るクドを見つめるだけの状況でAパートは終了となりました。


クドと恭介、そして理樹

Bパート学校の焼却炉に何かの荷物が入った段ボール箱を持ったクド。自分を「逃げてばかり」と言い「飛ぶことも引くこともできないクドリャフカ」と称しつつ荷物を置きますが、そんなクドに声を掛けてきたのは恭介でした。

クドが全てを思い出したことを確認した恭介はクドに「同じ時間経験を繰り返すのか」と発言。一方でそんな二人のやり取りをグラウンドの反対側に居た理樹が発見

更に「願いは変わってしまったのか?」と言う恭介の問いかけにクドは違うと回答。クドの答えに理樹や自分達が責めることは無いと言う恭介に、クドは謝罪してその場から逃げ去ってしまうことに。

二人のやり取りを見ていた理樹は恭介が本心はクドに「帰って欲しい」「辛いことに立ち向かって欲しい」と思っていると理解しますが、一方で自分は恭介のように「前を向け」と告げられる程強くは無いと思う状況でした。

それにしても理樹は恭介の発言をクドを帰るように励ますためだと捉えていましたが、最初に掛けた「同じ時間経験を繰り返すのか」という言葉には、理樹の理解した内容以外だけではない別の伏線が仕込まれているように匂わせているのも細かい所ですね。

「正解なんてどこにもない」と考えに耽る理樹ですが、そこに声を掛けてきたのは同じクラスの杉並睦実でした。杉並は修学旅行の日程表(ちなみに作成者は葉留佳)を手渡して去ることに。ちなみに杉並のCVCS版と同様、花澤香菜嬢が担当されていました。花澤嬢も「Angel Beats!」の天使立華かなで)以降、「リトルバスターズ!CE」の杉並だけでなく「Rewrite」の篝などすっかりKey作品常連になったイメージがありますが、花澤嬢も1話冒頭の杉田さんと同様にこのシーンのためだけのキャスティングなんですよね…。

修学旅行が迫っていることを知った理樹は日程表の作成である葉留佳に連絡を取ろうとするもなぜか電話に出ず、更に美魚も電話に出ない状態。

不在コールが続く中、理樹に去来したものはページめくりで送られる走馬灯のような映像でした。現れたのはレノンから手紙レノンを抱きかかえる「この世界秘密」を知っている人物(顔は明かされず)、どこかに拘束されたクド、余所行きの服を着た鈴、誰かの描いた絵本の1ページ(2人の男女と8人の小人)、そして燃やされる何かの計6つのシーンでした。

ページめくりの今後を暗示するかのような映像が描写されるシーンは以前にもありましたが、その際は美魚や葉留佳のシーンなどもあった訳で、そう考えると以前よりはストーリーの進行と共にイベントがこなされているという感じですね。


ダンボール箱の中に詰められたクドの母親宇宙への想い

自分が見た映像が何かを一瞬理解できない理樹ですが、最後映像を思い返して近くにあった焼却炉を見た所、傍らにダンボール箱があるのを発見。ちょうどそこにゴミを捨てに来た鈴と真人も合流。

燃えないものだったら困ると言う鈴の言葉で置いてあった段ボール箱を開けた3人ですが、中身はクドが大事にしていたロケット衛星模型に壊れた歯車、そしてロシア語で書かれたドッグタグでした。中身を見た理樹は箱を自分が預り、図書室でまずはドッグタグの内容について調べ始めることに。

宇宙開拓使の内容を読み進める理樹はロシアから最初宇宙へと行った13匹の犬のうち、ドッグタグに書かれていたロシア語が「チェルヌシカ」であることを発見英語だと「ブラッキー」という意味だと知り、クドの母親黒髪だったことも併せてドッグタグ母親認識票であったと知ることに。

他にも「宇宙工学概論」「デヴィッドとエヴェレット」「星の王子様」などこれまでのクドシナリオで出てきた本が入っており、理樹は箱の中にクドの思い出が詰まっていることを思い知る状況。

一方、中庭に居たクドは自分が常に身に付けているマント帽子からチェルヌシカがテヴアの航空学校入学祝いとしてそれらをプレゼントしてくれた時のことを思い返し、涙にくれることに。

そこにクドが捨てようとしていた箱を持った理樹が登場。大切な箱を捨ててしまうのかと尋ねる理樹に、クドはその箱を「夢の残骸」「後悔の塊」と称し持っている資格は無いと言いますが、理樹はクドの言葉は嘘だと言い、心の底から本当に宇宙に憧れていると発言。

理樹はクドに「母親みたいにならなくていい」と告げ、クドらしい歯車になって宇宙の夢を追い続ければ良いと告げ、箱を手渡すことに。そしてその夢は尊敬するクドの母親から貰ったものだと指摘し、クド自身が本当は母親に会いたがっているとクドの本音を代弁。

理樹の言葉にようやくクドも涙ながらに母親と対面するためにテヴアへと行くことを決断。一方で理樹もクドに言った言葉自分に向けた言葉であることを悟ることに。そんな二人を恭介が離れた所で優しく見守っていました。


リトルバスターズ」と佳奈多に見送られ、クドはテヴアへ

いよいよクドは学校を出てテヴアへと向かうことに。女子寮前で佳奈多が、出迎えの車の前では「リトルバスターズ」の面々が見送る中、最初にクドはヴェルカとストレルカのお世話を鈴に任せることに。

なお、先のシーンから示唆されてはいたことですが、クド見送りのシーンでは葉留佳・美魚の2人は登場せず。登場しない理由にも色々と伏線的な要素が絡んでいる(葉留佳ルートでも前に個別ルートが終了した美魚はラスト局面で未登場だったり)のですが、2人が居ない状況でも他の面々が特に気にしてない所はやはり違和感があるというか。

その後、大使館の人から日本には帰ってこられなくなるかもしれない」と言われたことを告げるクドですが、理樹や他の面々は「必ず戻ってこられる」とエールを送ることに。ラストの恭介は「戻ってくる」ことがクドにしかできないミッションだと発言。

クドはこれまでは一人だったことと「リトルバスターズ」の仲間を得た自分の違いを告げ「必ず戻ってくる」と力強く告げ、幸運のおまじないとして「ニプーカ・ニペーラ」と言って欲しいと言うことに。

(なお、「ニプーカ・ニペーラ」は「毛もなく、羽もなく」と言う意味だそうですが、この言葉も本来の意味とは反対の言葉を唱えるというロシア特有の表現のようです。)

理樹がクドに向けてそのおまじないを告げ他のメンバーも声を掛ける中、クドは最後にお別れの言葉として「プラシャーイチェ(ロシア語の「さようなら」、ただし「当分会えない場合」に使われる模様)」と告げ、車に乗りテヴアへと向かう所で本編は終了となりました。



さて、次回はいよいよクドルートラスト母親の無事を確認するためテヴアに戻ったクドに立ちはだかる危機、そして遠く離れた所でクドの無事を祈る理樹達「リトルバスターズ」の面々はどうするのかという展開へと向かっていくことに。

他のヒロインルートと異なりクドルートラストに向かうシーンでは、ヒロイン主人公や他のメンバーが地理的に離れているというかなり特殊な状況になる訳ですが、その辺りをどう辻褄をつけて終着させるかが注目点となりそうです。