2007-05-13
■[事件][麻疹]麻疹の集団感染.上智大学 
はしか集団感染で休講=学生の患者10人−上智大 (時事ドットコム)
上智大ではしか集団感染、12―19日は全授業休講 (読売新聞)
はしか流行で上智大が休講 創価大に次いで2校目 (東京新聞)
上智大学が,学生が麻疹に集団感染したので12日〜19日を全学休講とする記事.2日に学生1人が感染と確認,11日までに10人が発症したとあります.
5月5日,4月21日の記事に続くものとなってしまいました.連休中に色々な人の集まるところに行く機会もあったでしょうから,貰ってしまったのかもしれません.感染力が強いので,注意する必要があります.
以前の麻疹で休講措置の記事は,こういってはなんですが,八王子市の大学で,東京都とはいえ郊外の話題でした.今回の大学は,都心も都心です.麻疹の流行もここまで来たのかという感じです.
■[事件][麻疹]麻疹の集団感染.明星大学 
上智大、はしかで8日間休講 明星大は75人出校停止 (朝日新聞)
はしか発生で75人出校停止、東京・日野の明星大 (NIKKEI NET)
明星大学が,75人の学生に20日まで出校停止の措置を行ったという記事.4人感染したそうで,感染の可能性のある人たちを出校停止としたとあります.これは,経路と推定される心理学系の講義の履修者とのことです.また,感染した4人の表現が「人文学部の学生ら」ということで,TBSの記事では教員が1人感染したと書かれています.これは,感染した教員が講義を行ってしまいましたかね.教員の健康管理も大変です.あまり無理はするべきではないということでしょうか.
■[事件]授業の丸投げ.LEC東京リーガルマインド大学 
LEC東京リーガルマインド大学が予備校と事実上同一化した授業を行っていた問題で,文部科学省が大学設置基準を一部改正する方針という記事.今年1月にも,文部科学省はLEC東京リーガルマインド大学に「大学固有の授業計画や教材が存在せず,専ら資格を取得させることを目的とする資格試験予備校の開設科目群が充てられ」,大学と予備校の学生が同一教室で授業を受けていたことを勧告していました.但し,これは授業形態に関する勧告ではなく,専任教員が授業を行っていなかった点を法令違反とした経緯がありました.というのも,設置基準には授業形態に関するルールが定められていなかったからです.なので,今後の改正点として,授業科目の開設は大学が自ら行う,大学が専用の施設を有する,という点を明記するとあります.
上記のような改正が徹底されるのなら,首都大学東京で取り入れられた英語教育の外注(リンク先は朝日新聞.首都大学東京の初年度の英語に関する記事)も問題ということになりそうですね.職業安定法との兼ね合いで,授業内容の打ち合わせが出来ないそうですから.利益や経営効率を重んじるであろう株式会社立大学や,コストの削減に躍起な大学などは,どういう反応を見せるのでしょうか.
そして,今後アルバイトやボランティアを単位認定する場合に法令違反に問われる可能性が指摘されています.ボランティアとギャップイヤーを結ぶ際のハードルが出来ちゃいましたかね.兎に角,大学に所属する教員が主導して,授業の計画や中身を作れということなのでしょう.
(参考)学校教育法第15条第1項の規定に基づく勧告 (文部科学省)
■[事件]セクシュアルハラスメント.仙台大学 
仙台大学で,准教授が女子学生2人へのセクシュアルハラスメント行為で依願退職していたという記事.
会員登録の記事なので,概要しか分かりませんが,一応メモしておきます.因みに,私はよくgoogleで適当なキーワードを入れて記事を探しています.上のパラグラフの文は,そのgoogleのリード文の内容です.
■[話題]研究所設立.姫路獨協大学 
姫路獨協大学が,播磨地域に根ざした研究を行うとして,「播磨総合研究所」を開設するとした記事.創立20年を機に設置するそうで,従来の播磨学研究所の機能強化,下部組織に研究所やセンターを3つ設置し,従来は大学の機関ではなかったみたいですが,正式な大学の機関に位置づけるとしています.
■[話題]大学と自治体の協定.東京学芸大学 
教育、文化など連携で協定 小菅村と東京学芸大 生活に学ぶ (山梨日日新聞)
山村振興へ協定書 学芸大と小菅村が連携/山梨県【甲信越】 (日本農業新聞)
東京学芸大学が,小菅村と協定を結んだという記事.村の公民館の一部に博物館を設け,今後年2回ほどの協議会を開き,具体的な内容について話し合うとしています.小菅村と東京農業大学が行っている「多摩川源流大学」に東京学芸大学が参加し,単位互換なども検討とあります.
■[話題]大学と自治体の協定.酪農学園大学 
西興部村、酪農学園大と協定 狩猟や生涯教育で交流へ (北海道新聞)
酪農学園大学が,西興部村と地域総合交流協定を結ぶという記事.村が全域「猟区」に設定されていて,大学は学生の実践教育や研究の場を提供してもらい,村は研究成果や人的資源の提供をしてもらい,地域活性化を図るとあります.
■[話題]教育再生会議に関する社説 
教育再生会議に関する,信濃毎日新聞の社説.教育の責任を,家庭や学校に押しつける姿勢を問題視している社説となっています.様々な制約事項があって現状になっているのに,その制約を考えずにやるべきことを無理に決めさせようとしている,ある種の精神論のような姿勢を批判しているといえるでしょう.
■[話題]高校の復習 
大学の3割、高校おさらい 道内では9校 05年度全国調査 (北海道新聞)
4月19日の内容の続きというか,そのままというか.文部科学省の調査で,2005年度に高校の補習を行っている大学が209校(全国の3割)になるという結果を報じた記事.2004年度は160校でしたので,随分増えています.理科系の科目での復習が目立ちますが,文科系でも「コンピュータリテラシー」や「基礎数学」など,大学の科目理解のための措置を講じているとあります.
■[話題]ネット講義.サイバー大学,八洲学園大学 
講義を録画し,ネットで配信する形式の大学についての記事.PCとネット環境があれば時間と場所を問わない一方,掲示板に意見を書き込んでも即時的な反応はないという短所もあります.大学側は,教員が定時にチェックして回答するから,双方向性は維持できるとしています.また,八洲学園大学では,受講生は5分に1回はクリックするかチャットで発言しないと「退席」というシステムなのですか.工夫してますね.リアルタイム配信にこだわっているそうです.
■[話題]風俗街と大学キャンパス.横浜市立大学 
横浜市立大学の学生の取り組みとして,風俗店の空き店舗をサテライトキャンパスに改装していることの記事.1階が地域との交流スペース,2階が教室となる改装だそうです.「かつて風俗店が立ち並んでいた」とありますが,現在はどうなのでしょうか.
■[話題]医師不足と医学部 
医師不足対策:医学部の学費免除など導入を 丹羽総務会長 (毎日新聞)
医学部に地域勤務枠…全国250人、授業料を免除 (読売新聞)
医学部生の卒業後,僻地での勤務を義務付ける枠を作る案が,政府・与党(とりわけ自由民主党総務会長)から上がってきているという記事.国公立大学の現行100人の定員に対して(記事によって,県ごとにともあります)5人ほどの割合で定員を増加し,この増加分を「僻地枠」とするという案です.10年ほどの勤務で授業料を免除する案で,自治医科大学の方式を参考としています.
福島県立医科大学の件は,政府の東北での入学定員拡充案に応じての記事でしたが,茨城県や島根県は県独自で何とかしようという記事でした.国からの後押しで,医師不足問題が少しでも良い方向に向かうのなら,それに越したことはありません.但し,こうした枠と職業選択の自由との兼ね合いは大丈夫でしょうかね.防衛大学校でも毎年,任官拒否者いますし(通常の医学部だと別に給料貰うわけでもないでしょうし),やむをえない理由で拒否したい学生もいるでしょうから.そんなの分かってて入学するのだろう,と言う人は言うでしょうが,実際のところ完全な強制は無理でしょうし,現状ではモラルと奨学金変換免除以外に拒否を阻止する手立てがあまりないと思います.