2008-07-14
■[事件][不祥事]教員採用試験汚職事件に関わる大学教員 
浅利被告の恩師の私大教授も口利き、元部下の江藤被告に (読売新聞)
大分県の教員採用試験に関する贈収賄事件において,大分県内の私立大学教員も収賄で逮捕された人物に対し,贈賄で逮捕された人物の長男・長女について「よろしく頼む」と口利きしていたという記事.口添えに利用といったところで,教員は金銭のやり取りはなかったとコメントしています.
ある意味,推薦状という慣習の延長線上にあるような印象は受けます.推薦状のやり取りをしていた人たちが,贈収賄という違法なことをやっていたという格好でもありますが.脇が甘かったとか見る目がなかったとか思いますが,推薦状的なやり取りに留まっている限り,個人的には強い非難に当たることではないかとは思います.
大分県教委に口利きの教授、浅利被告から10万円受領 (読売新聞)
大分教員採用汚職:県教委OBの私大教授も口利き (毎日新聞)
「よろしく」と大学教授も=浅利被告から病気見舞い−大分県教委汚職 (時事ドットコム)
こちらは,上の記事の大学教員でしょうかね,上の記事の事件に関する,大学教員のインタビューを動画で載せている記事.大学教員は,贈賄側の中学校時代の担任だったのだとか.大学教員は,贈賄で逮捕された人物から10万円を受け取っていたそうです.名目は,大病へのお見舞い.
この記事を見ると,上の記事とは別の印象を持ちます.結局金品のやり取りがあったのではないか,と.
■[事件][不祥事][大学スポーツ]部活動部員不祥事の不適切報告.強姦致傷.日本大学 
日大スキー部、インカレ出場無期限停止…事件でウソ報告 (読売新聞)
不祥事を虚偽報告 日大スキー、全日本出場停止処分 (朝日新聞)
日大スキー部:部員強姦事件で虚偽報告 インカレ出場停止 (毎日新聞)
日本大学のスキー部が,2007年10月と11月における部員の強姦致傷事件での逮捕について,全日本学生スキー連盟に虚偽の報告をしていたという記事.事件直後においては,スキー部は,犯行は部の活動と関係なく,部員も「自主退学」したと連盟に報告し,全日本学生選手権は認められていました.その後,2008年4月に連盟がスキー部部長に事件の詳細報告を要請し,5月に大学が処分を出さず管理責任を問わなかった,と監督が部長の承諾を得ずに報告.しかし,大学は事件を把握せず,見解を示さず,2007年11月に部員を退学処分としていたと判明.また,犯行もスキー部の合宿所から犯行現場に向かったといったことも判明.これを受けて全日本学生スキー連盟は,7月12日の理事会で全日本学生選手権を無期限で出場停止としました.部内運営の正常化がなされるまで処分は解除されないとのこと.
この学生が未成年だったこともあるのでしょうか,特に報じられていた記憶もないですし,記事にも取り上げていませんでした.
■[事件][不祥事]大学教員の不適切論文執筆の続報.東京大学 
東京大学の教員が研究倫理に関する虚偽記載で論文を発表していた問題の延長線上として,大学院生の博士論文においても同じ教員が研究倫理の虚偽記載をしていたという記事.この論文に研究倫理に関する記載がないことを知った教員が,問題を取り繕うために加筆したものと見られています.この論文の審査は中断しているとか.教員は,以前の申請でカバーできると思ったが,逸脱したところもあったとコメント.