当世学生 二足のわらじ 厳しい就職 学外で専門技術

就職氷河期になると脚光を浴びる大学生らの「ダブルスクール現象」に、新たな動きが広がっている。かつては司法試験や簿記検定などの対策、語学習得といった資格や大学の専攻に関連するものが主だった。だが最近は、専攻とは畑違いの服飾デザインや、コンピ…

選択の物差し 多様性必要

情報公開 退学率や卒業率、入試方法別の入学者数などのデータ公開を大学に義務づけるかどうかの議論が現在、中央教育審議会で行われている。 大学選びの指標にと、文部科学相は大学設置基準に盛り込みたい考えだが、風評被害を恐れる大学側の反発などから、…

退学率再び

教職員の危機感薄く 関西のある私立大学職員からメールが入った。「大学の実力」調査を機に、従来“タブー”とされていた退学率が学内で話題に上るようになったものの、「他大学に比べて多いか少ないかだけ。問題意識や危機感はない」と書いていた。 同大の1…

高校無償化の除外論浮上 朝鮮学校、教育方針は…

「高校無償化」制度から除外すべきだ、という意見が出ている朝鮮学校。中井洽・拉致問題担当相が対象から外すよう文部科学省側に要請し、鳩山由紀夫首相も「どんな教育をしているのかみえない」という発言を重ねている。実際はどんな学校か。 東京都北区にあ…

私大補助金3217億円 09年度、3年連続の減少

日本私立学校振興・共済事業団は26日、私立の大学や短大、高等専門学校(高専)に交付した2009年度の経常費補助金の総額が前年度比約31億円減の約3217億8200万円と発表した。補助金の前年度比1%減額を盛り込んだ政府の「骨太の方針」に基…

大学大競争:国立大法人化の功罪

◇衣装ケースで水槽 メス手作り 「さあ、明日の実験の準備をするか」 東日本の地方国立大で生物学を専攻する50代の男性教授は、近くのホームセンターで1本50円で買った細長い木の棒を取り出した。長さ20センチほどに切り、先端に切れ込みを入れる。カ…

仙台・文化学園大補助金訴訟 二審も市に返還請求命令

学校法人東北文化学園大(仙台市)の補助金不正受給事件で、仙台市民オンブズマンが新日本有限責任監査法人(東京)と同社の元公認会計士に約7億8000万円を返還請求するよう市に求めた訴訟の控訴審判決で、仙台高裁(小野貞夫裁判長)は12日、オンブ…

神奈川歯科大投資詐欺:事件受け、補助金75%減額

学校法人神奈川歯科大学(神奈川県横須賀市)の巨額投資を巡る詐欺事件を受け、日本私立学校振興・共済事業団(東京都千代田区)が同法人に対する09年度の経常費補助金を75%減額することが15日分かった。 補助金は、学生数などに応じて、国から事業団…

本年度補正と新年度予算 大学の補助金 削除し可決

旧幸手東小学校跡地(幸手市幸手)に四月に開学する日本保健医療大学に対し、同市が五年間で総額五億円を予定する補助金について、同市議会は十九日、「補助金の根拠があいまい」として、二年間分の補助金二億円を削除した本年度補正と、新年度の一般会計予…

大学構内のビラ配りで2審は即日結審、3月に判決へ 名古屋高裁

退去要請に応じず、ビラ配りのため富山大構内に立ち入ったとして建造物侵入罪に問われ、罰金5万円(求刑懲役6月)の1審判決を受けた中核派活動家、武藤淳範被告(34)の控訴審初公判が15日、名古屋高裁金沢支部(伊藤新一郎裁判長)であった。 武藤被…

患者塾:医療の疑問にやさしく答える 大学病院のかかり方/下 /福岡

「大学病院のかかり方」をテーマに11月3日に産業医科大学(北九州市八幡西区)で開催された第125回患者塾。治療行為だけではない産業医や大学病院の役割についても話が及んだ。 ◇あれば助かる紹介状 小野村さん 「大学病院の先生に診てもらうのに建前…

厳しい就職 親も考えて…就実大で保護者対象の就職懇談会

就実大(岡山市中区)で13日、学生の親を対象とした就職懇談会が開かれ、学生を含む約200人が参加した。 押谷善一郎学長が「大変な不況で就職は厳しい。本人と大学、保護者との“三人四脚”で乗り切りましょう」とあいさつ。同大学で就職活動を指導してい…

日体大、大麻事件乗り越えV誓った!

「第86回東京箱根間往復大学駅伝競走」は来年1月2、3日に行われるが14日、日体大が横浜市内で会見し、森賢大主将(4年)を筆頭に全員が「総合優勝」を誓った。3月に元陸上部員の大麻事件が発覚。主要大会に出場できず、箱根のシード権もはく奪され…

ニフティ、大学の研究室や研究機関に高機能コンピュータを開放

ニフティは15日、同社がインターネットサービスの運営で活用している高機能コンピュータ「PRIMEPOWER HPC2500」の処理能力の一部を開放する研究活動支援プログラムを開始した。 プログラムでは、研究活動のために高い計算能力を有するコンピュータを必要とす…

法政大:福島空港飛行訓練、来年度撤退 委託業者変更で /福島

法政大:福島空港飛行訓練、来年度撤退 委託業者変更で /福島 県は14日の県議会商労文教委員会で、福島空港で学生の飛行訓練を行っていた法政大が来年度、同空港から撤退することを明らかにした。訓練の委託業者を変更することに伴う措置で、県空港交流課…

県立大:短大部の入試で出題ミス /島根

県立大短期大学部は14日、今月12日に出雲キャンパス(出雲市西林木町)で実施した短期大学部専攻科一般選抜試験の「看護学」で、出題ミスがあったと発表した。 訪問看護ステーションの利用者で最も多い疾患を問う問題で、正解を四つのなかから選ぶはずが…

大学授業の生態誌: 「要領よく」生きようとする学生 著者: 島田博司

大学授業の生態誌 「要領よく」生きようとする学生の詳細目次 :1章 要領を読み解く 2章 ノートのやりとりの社会的意味 3章 ノート編集への進化 4章 座席をめぐる学生の心理 5章 名簿付き座席指定制の効果 6章 大学授業を問う-SLGEモデルの提案出版社名 :玉…

事業仕分け:国立大研究費削減 福島大など予算確保へ緊急声明 /福島

事業仕分け:国立大研究費削減 福島大など予算確保へ緊急声明 /福島 国の事業仕分けで国立大の研究費などが見直し対象とされたのを受け、福島大学(福島市金谷川)など東北の7国立大は8日、来年度の予算確保を求める緊急声明を発表した。「大学予算の縮減…

少子化でも勝ち残る大学は? ブランドイメージ上位30の校名

日経BPコンサルティングは2009年10月に実施した「大学ブランド・イメージ調査 2010(首都圏編)」の結果をまとめ、2009年12月10日に調査結果報告書を発行・発売した。 日本の大学を取り巻く環境は、悪化の一途をたどっている。1992年をピークに18歳人口は、…

専修大入試で出題ミス 10か月後に17人追加合格

専修大学(東京都千代田区)は9日、2月13日に実施した2009年度一般前期入試の選択科目「日本史」で出題ミスがあり、17人を追加合格にしたと発表した。 同大によると、ミスがあったのは、四つの選択肢から正解を一つ選ぶ設問で、正解が三つあった。…

マー君が先生初体験、マー節で1時間熱弁

楽天田中将大投手(21)が11日、東京・世田谷区の駒大記念講堂で講師を務めた。約450人の同世代の男女を前に「活き 生き いきたい」と題し、対談形式で約1時間の熱弁をふるった。初体験の先生にも、自然体で「マー君節」全開させ、何事にもプラス思…

就職厳しくあと1年大学に 去年のそんな学生は今…

<1年前のワイドショー通信簿>2008年12月中旬、急激な景気悪化に伴う「内定斬り」が問題となっていた。11、12と連日、通信簿が取り上げた。 「内定『辞退』強制 『法的にちゃんとすべきですよ』」(朝ズバ、08年12月11日)、「『僕なら1年大学に残りもっと…

就職キックオフセミナー:学生ら、早めの就活 11年卒業見据え

就職キックオフセミナー:学生ら、早めの就活 11年卒業見据え県中小企業家同友会は12日、那覇市の沖縄産業支援センターで、2011年春卒業予定の大学・短大生が経営者と直接意見を交換する「第6回就職キックオフセミナー」を開いた。10年春新卒者の…

「大工」を志望する学生たち 東大や京大、早慶が殺到

大工になりたいという大卒者が集まる建設会社が注目を集めている。大工を育てるという会社の方針もあって、希望者は年々増加傾向だ。2011年採用にもすでに約400人がエントリー、高学歴の学生も多いそうだその会社は「平成建設」といい、1989年平成時代の突入…

南沢奈央、サンタ100人とおもちゃPR。Xmasは大学の友達と

女優の南沢奈央(19)が13日、都内で行われたクリスマスイベントで「1日サンタクロース」に就任し、100人のサンタとおもちゃをPRした。大学1年生が注目する玩具は、クッキングトイ。「火を使わずにお菓子が作れるのでやってみたい」とにっこり。クリスマスは「…

肥満の学生は卒業できない? 米大学の方針に賛否両論

(CNN) 大学卒業の条件は、学業成績と体格指数(BMI)――。肥満が社会問題となっている米国で、ペンシルベニア州のリンカーン大が設定した新たな規定が議論を呼んでいる。問題の規定は、体重(キロ)を身長(メートル)の2乗で割ったBMIの数値が3…

島根県立大・女子学生遺棄、全学生対象に任意聴取開始

大学「できる限り協力」 島根県立大1年の平岡都さん(19)(島根県浜田市)の遺体が遺棄された事件で、島根、広島両県警の合同捜査本部は、県立大の全学生約980人を対象にした任意の事情聴取に乗り出した。平岡さんの交友関係などを幅広く把握すること…

J選手会長の熊本藤田が現役初の大学教授 記事を印刷する

Jリーグ選手会長の熊本MF藤田俊哉(38)が、現役選手として初めて大学教授に就任することが12日、分かった。この日、都内でトークイベントを主催。終了後に来年1月から金沢星稜大で、客員教授として講義を始めることを明かした。リーグ戦翌日のオフ…

入学前教育 大学苦心…推薦・AOの高3“長〜い春”

現地実習 ネット教材「学力と意欲維持」 入試シーズンを前に、一足早く推薦入試やAO入試などで入学が決まった高校生を大学が指導する「入学前教育」が熱を帯びている。大学全入時代を迎え、半数は一般入試を受けず、学力や意欲の不足から大学で順応できな…

就職氷河期

就職氷河期(しゅうしょくひょうがき)とは、社会的に就職難となった時期の通称。狭義では新卒者の就職難を指すが、転職者も同様に就職難となった。 日本 日本では、バブル崩壊後の就職が困難であった時期を差す語。就職雑誌『就職ジャーナル』が1992年11月…