- 出版社/メーカー: 啓文社書房
- 発売日: 2018/06/15
- メディア: 雑誌
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色々ありましたが、何とか刊行に漕ぎつくことができました。今のところは、まずホッとしています。
創刊号に力を入れたことは言うまでもありませんが、しかし、この度の7月号(実質的な第二号)も、それに劣らず力を入れています。創刊号の時よりは、たった2回分とはいえ、少し心の余裕(慣れ)ができたせいか、書評欄や読者欄を充実させ、新連載や新企画を立ち上げるなど、より幅広い雑誌作りができたと思っています。また、もちろん特集原稿(依頼原稿)についても、素晴らしい寄稿を頂くことが出来ました。この場を借りて、関係者の皆さんには深くお礼申し上げます。また、急な版元移行にも関わらず、諸事万端、環境を整えて下さった啓文社書房のみなさんにも、改めて感謝したいと思います。ありがとうございました!
ちなみに、雑誌については、以下の『表現者クライテリオン』のオフィシャルページ(https://the-criterion.jp/backnumber/79_201807/)で確認していただくとして、私個人としては、まず「ナショナリズムとは何か―『右』と『左』を超えて」という特集座談会に参加しつつ、「失われた『ナショナリズム』を求めて」という特集原稿を草しております。また、新企画として「対米従属文学論―第一回:なぜ、今、対米従属論なのか」という連続座談会(計8〜9回)を立ち上げ、その司会・構成などを務めつつ、更に連載原稿として「近代/日本を繋ぐもの―日本近代批評史試論第二回」を寄稿しております。もちろん力を抜いたものは一つもありません。手に取って頂ければ幸いです。
また、できることなら雑誌を定期購読していただければと思います。雑誌を続けていく上で、定期購読が一番の支えになるのは当然ですが、一人でも多くの読者の皆さんと志を共にできればと思っております。また、この度は啓文社書房さんの配慮で、Amazonなどでの売り切れも避けられるように工夫して頂いております。何卒よろしくお願い致します!