運転手には話しかけないで下さい

日本では、よほど地方のバスでない限り、知り合いでもないのに、客と運転手が延々とおしゃべりすることはないだろう。そんなのお構いなしな感じが、人間関係の密度の濃さのようなものを感じる。この3人はバスが走行中にもかかわらず、(何を話しているか不明だが)話に盛り上がっている。ちなみに、最初の話のきっかけは、時計が遅れているという話のようだった(たぶん)。

車窓から海が見えて来た

海が見えてきた。対岸は中国のはずだが、天気が悪いので見えない。天気が良かったら見えるのかな(確かめていないけど)?
自転車ブームらしく、車に自転車を積んできて、海岸線の道路を走っている人がたくさんいる。もちろん、車で来てテーブルを広げてくつろいでいる家族や若い人たちもたくさんいる。台湾的日曜の正しい楽しみ方(?)。

ガキの一団

子どもにとって、やっぱり日曜は楽しいものなんだろう。大人になってみると、子どもの頃は毎日が日曜日だったように感じられるけれど。
ガキ大将が手下を連れて街を練り歩いていた。みんなきれいな顔をしているように感じた。育ちがいいのか?ガキ大将の上着のアップリケがプーさんでは威厳を保たれるのだろうか?
他人ごとながら心配した。

自助餐

本日のお昼ご飯はセルフサービスのお店。
当然、お店によって品揃えは違うし、値段も違う。システムは日本のそれと同じで、好きなものを選んで取って、最後に計算される。スープはおまけで付いている。相場というのを知らないから、金額を聞く瞬間が一番緊張する。今回は、50元だった。
よそい方が下手(反省)。

ガッカリ

当てがハズレということはよくあること。もっとも、この場合は事前調査不足。地面から噴出すガスが引火して燃え続けるというから、どんな所かと思って来たが…。
観光客が取り囲んでいる輪の中には、ホイルに包んだ焼き芋を焼いているおばちゃんがいた。横では、しきりに大声で説明か宣伝か大声で叫んでいるじいさんがいた。
自分でもポップコーンを作れるようにセットを販売していた。あれじゃ、地面にガス管埋めていても判らないだろうなぁー。
そそくさと退散。

帰る頃にはすでに暗くなって

最後に、台湾の最南端で海を眺めた跡に、江ノ島のような感じの墾丁の町を通り抜け、再び恒春のバスターミナルへ戻る。このバスターミナルには片言の英語を話す女性が一人いるだけで、中国語が出来ない僕は身振り手振り。
しかし、係りの男の人がバスを1台間違え、乗り込もうとしたら運転手から降ろされる。まあ、間違ったところに行かなかっただけでも助かったわけだけど。
週末を田舎で過ごした人が高雄へ戻るのか、満員。

ハズレを2連発

出火がハズレだったので、あわてて地図を調べてみたら近くに七孔瀑布とあった。急遽、行ってみることに。環境維持費を40元支払い、30分ほどロープを伝いながら、汗だくになって登った所にあったのは…。「脱力」。

ハズレ2連発の先に待ち構えていたのは

ハズレ2連発で、どうでもよくなった。そのまま恒春に戻るのもシャクだったので、タクシーのおっちゃんに先に進んでもらう。こうなったらガイドブックに乗っているところだったらどこへでも。ということで、波で浸食された岩があるという佳楽水へ。待ち構えていたのは、荒れる海と波しぶきだった。ツイテイナイ。しかも、岬の突端に行くためには有料バス(と言っても、トラックを改造したもの)に乗らないといけない。じいちゃん、ばあちゃんの団体様の中に放り込まれて、ひとり寡黙になってしまった。

おすそわけを頂く

途中のトイレ休憩の時に、運転手さんが近所のお店でお昼の弁当などを買い込んでいた。この果物、蓮霧(レンウー)はおすそわけでっもらった。味はアッサリとしていて、サクサクとした触感が良かった。
町内会のリーダーのお兄さんみたいな感じの人でした。