2011-12-27
越年の愉楽 ウィーンの夢
今年も残りわずか。
年末…。テレビや街の動きに煽られ、なにかとあわただしく心が毛羽立ってきます。
風邪をひかないように、あわてて怪我をしないように…注意が必要ですね。
さて、年末が「旬」の音楽作品といえば、ヨハン.シュトラウス(1825-1899)作曲の喜歌劇「こうもり」。大晦日のハプニングがもとで繰り広げられる「ドッキリ」の劇場版、楽しいオペレッタです。まったりと甘美なウィーンの音楽はいかがでしょう。ヨーロッパの歌劇場では年末にしばしば上演される作品です。
請求記号 766.2/44/
ウィーンの年越しでも定番。世界で最も格式の高い劇場のひとつ、ウィーン国立歌劇場では近年、年末年始に豪華な「こうもり」が上演されます。
〔左の画像はウィーン国立歌劇場の客席〕
オーケストラも超一流、ウィーン国立歌劇場管弦楽団のメンバーがウィーン・フィルハーモニー管弦楽団を構成しているのです。12月31日19時開演のジルベスター公演はチケットが早々と完売する特別な公演で、ロビーや客席は着飾った観客で一段と華やかになります。コクのあるウィーンの音楽、パフォーマンスに酔いしれジルベスターの公演が終わる頃、普段静かなウィーンの街は新年のカウント・ダウンに繰り出した人で大騒ぎになっています。
クリスマスの飾り付けが美しい極寒の街中、温かいワイン(Glühwein)を片手に新しい年明けを待ちます。新年と同時にズドーンと花火の音、そして歓声、爆竹の音の隙間から教会の鐘の音。寒いのも我慢して深夜まで新年の喜びを共有しあいます。朝になり、夕べの騒ぎが嘘のように、静かなウィーンに戻ります。
〔下の画像はウィーン国立歌劇場の夜景〕
元日のお昼過ぎには、世界中のファンが待ち焦がれるウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートが、華麗なムジークフェライン(ウィーン楽友協会 写真左)で開催されます。衛星生中継され、日本でも毎年新年恒例の番組になっていますね。
この年末年始の「こうもり」の指揮者はフランツ・ウェルザー=メスト(Franz Welser-Moest)、そしてニューイヤー・コンサートの指揮者はマリス・ヤンソンス(Mariss Jansons)の予定です。
幻影のようなひと時の喧騒、劇場、美術館、ウィーン料理、ワイン、ビール、スイーツ…。
ウィーンの年末年始は楽しさ満杯です。
陰翳もウィーンの魅力。観光ガイドブックとは一味違ったウィーンを知る本はいかがですか。
請求記号 209/17/8
ここで、「こうもり」のおすすめのCD、鬼才といわれた指揮者・カルロス・クライバーが指揮の名盤(1975年)。当時の評判「音楽のあまりの楽しさに体が勝手に動きだす」、この躍動感は今も褪せることはありません。ウィーン風の演奏ではありませんがC.クライバーの切れ味のいい音楽が楽しめます。 (C.クライバー指揮/バイエルン国立歌劇場管弦楽団・合唱団)
請求記号 CDA47-III
喜歌劇「こうもり」 シャンパンを讃えながらの大団円。
今年の楽しかった事に乾杯!
2012年。 みなさまにとって素晴しい年になりますように。
お詫び
当初の記述の中で、ウィーン・フィルのニューイヤー・コンサートの指揮者に誤りがございました。
お詫びのうえ、訂正いたします。
H.O
色いろいろ♪
図書館スタッフのお勧め視聴覚資料
突然ですが、皆さんは何色がお好きですか?
猫派多し…に引き続き、むらさき好きの多い視聴覚室です。
いつもどこかで誰かがむらさきグッズを使っています。
好きな色によってその人の個性が表れますよね。
ということで、今回は色にまつわる図書をご紹介いたします!
■ IS-2/134/ 色彩の心理学
■ IS-2/44/ 色彩の科学
■ 757.9/6/ 色 世界の染料・顔料・画材
選ぶ色によってそのときの心理状況を表すことや、色の与える印象についても書かれています。
■ BS/311/ 色彩の世界地図
■ 230.4/20/ 色で読む中世ヨーロッパ
また、国や地域によってもその色の意味することは様々なようです。
イラストや写真を見るだけでも楽しめますよ!自分のお気に入りの色には、どんな歴史や意味があるのか一度ご覧下さい!
それではよいお年を☆
M.T








