3月17日 エゾリスにぞっこん!

今日は昨日にひきつづき春のように暖かい日でした。数日前までは雪に埋もれていた小川もせせらぎが聞こえ、春を感じさせます。
森の小川も春の気配
雪まくり

上川公園周辺の森で散策していると、次から次へと鳥たちがやってきます。これもまた春の賑わいです。
シマエナガ
飛び去るチゴハヤブサ

森の中のエゾマツの下に、なにやら沢山おちているものが・・・近寄ってみると、エゾリスの食痕でした。
マツボックリを食べて、まるでエビフライのようになっていました。
エゾリスの食痕
エビフライのよう・・・

冬のエゾリスは冬毛でフワフワしています。なかなか冬のエゾリスに会ったことがないので会いたいな〜、と思っていたら・・・
いましたいましたよ!上川町内の別の森で、カラスにちょっかいを出されていたエゾリスが!!近くでカラスが鳴いていたので、エゾリスは警戒して木の枝でじっとしていました。

ウトウト・・・眠そう・・・



ぽりぽりぽり・・・ おいしそうに食事中。

とてもかわいいエゾリスで、しかも比較的じっとしていて、じっくり観察できました。
ウトウトと眠そうにしていたり、シラカバの樹皮をはがして食べたり(マツボックリなど実しか食べないのだと思っていたので意外!)、ひらりと忍者のように木から木へと飛び移ったり、かと思えば、私たちがいる地上に降りてきて雪の上を走ってみたり、思い思いに過ごしている様子がこんなにじっくり見られたのはとてもラッキーでした☆

ぱっと見、木と同化しているエゾリス。これじゃあ、なかなか見つけられません(><)


こんなに愛らしい生きものと同じ空間で同じ時間を過ごせたことがとても嬉しい出来事でした。
どうもありがとう!

photo/ケン・Shibataro
文/Shibataro