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北の楽園大雪山日記

2010-02-27

2月27日 樹氷

今日は朝から晴天です!気温は11時で−5℃。昨日、一昨日よりは気温も下がりました。目の前の黒岳を見上げると、5合目より上が樹氷になっているのが見えたので、早速黒岳へ行ってみることにしました!

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ロープウェイで5合目まで行くと、斜面に樹氷が見られ、陽の光にあたりキラキラしています。

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大雪山連峰赤岳方面

雪をかぶった屏風岳やニセイカウシュッペ山、朝陽山は、くっきりと峰々まで見え、とても美しく、黒岳5合目展望台にいる人は皆、歓声をあげてしまうほど。

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ニセイカウシュッペ山、朝陽屏風岳

黒岳は5合目までにしておき、次は山麓の様子を見に行くことにしました。層雲峡から国道沿いに上川方面へ歩いていくと、残月峰や屏風岩などの奇岩やアイスクライマーのお客さんが登りに来るバーニッシングムーンフォールなどを見ることが出来ます。

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また春先の雪どけ水の多い時期になると、白い蛇のように長い白蛇の滝も、今の時期は凍った姿を見ることが出来ます。

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国道と平行して流れる石狩川にはヤマセミやカワガラス、そし頭上にはオオワシが2羽舞っていました。

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川縁のヤナギの木には早くも芽が出ていました!数日続いた春のような陽気に誘われて芽吹いたようです。

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いつもは車でサッと通り抜けてしまう場所も、ゆっくり歩いてみると、豊かな自然が楽しませてくれます。たまには良いものですね♪

photo・文/木守りりんご

2010-02-26

2月26日 大函の巨大氷柱

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今日も昼間は0℃とこの時期にしては暖かい1日でした。

層雲峡ビジターセンターの方から巨大な氷柱が大函にあるよ、と聞き、早速、行ってみることにしました。

大函の入口の斜面は、この暖かさで、雪崩が幾つもきていました。注意しながらいくと、ありましたありました!巨大な氷柱!!

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人と比較してみると、その大きさがよくわかるでしょうか。

天然に出来た大きくて美しいこの氷柱を前に、ただただ息をのみ見上げるだけ、といった感じです。

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この氷柱がある柱状節理の断崖には、いくつか丸いくぼみがあるのですが、そのくぼみを巧みに利用したカワガラスの巣を見つけました。

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すっぽりとくぼみにはまっている巣。カワガラスのその賢さには感心してしまいますね★

続いて、大雪ダムへ行ってみました。ダムからはユニ石狩岳や音更山もはっきりと見え、また反対側には銀泉台も雲間から垣間見え、雪に包まれている神々しいその姿に、見惚れてしまいました。

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ユニ石狩岳と音更山銀泉台

今日は先に述べたように、暖かいので、あちこちで雪崩もおき、雪まくりも多く見られました。

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雪もだいぶとけ、エゾシカも歩きやすそうです。この厳しい冬を乗り越えるまであと少し!ガンバレ!!

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photo/ケン・木守りりんご

文/木守りりんご

2010-02-25

2月25日 春の陽気

今日はナント!お昼には気温が+10℃以上ありました。防寒着がいらないほどの暖かさ!・・・といったら本州以南の人には驚かれてしまうかもしれませんが、道内の人にとってはポカポカ陽気でした。

でも、昨日まで道路には雪がたくさんあったので、一気にとけてグチャグチャ!

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歩くのも車が通るのも大変な1日でした。坂やカーブなどでは砂利をまきながら、車が通っていきます。運転手の皆さん、十分気をつけてお越し下さい!

PHOTO・文/木守りりんご

2010-02-24

2月24日 層雲峡散策

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今朝はフロストフラワーを探しに紅葉谷へ行きました。でも、今朝の気温は9時で-3℃ほどで、ちょっと暖かめ。そのため、フロストフラワーは見られず。

冷え込んだ日の晴れた朝によくみられる霜の花、フロストフラワーはなかなか条件がそろわないとみられません。今年もその美しい姿を皆様にお届けできるよう、後日、探してみようと思います★乞うご期待!

紅葉谷の後は、層雲峡園地へ。園地の目の前では、1月からはじまった層雲峡氷瀑まつりの会場があります。その向こうに、層雲峡温泉街と黒岳が見えます。

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今日のように暖かい日は雪崩も要注意です。斜面にこのような雪まくりがあるときは注意が必要です。皆さんも、十分気をつけて!


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photo・文/木守りりんご

2月24日 愛山渓散策

今年は雪がとても多く、愛山渓の道路や民家の屋根にはずっしりと雪が積もっています。離農したり冬の間は住んでいない民家は、屋根の雪の重みでつぶれてしまいそうです。

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クマゲラ食痕もありました。カラマツの木で採餌をしていたようです。クマゲラの大きなノミのような嘴のあとがわかるでしょうか?

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このクマゲラが餌を食べにきている森の横には、クマゲラやエゾモモンガがすみかにしていた70年以上も経つ古いトドマツの森がありました。その森も4年ほど前に伐採されてしまいました。今となっては、この通り。

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クマゲラや他の生きものがすめるような森になるには、相当の年月が必要だということを改めて感じさせられる、私にとっては気持ちを引き締められるような場所です。

photo・文/木守りりんご

2月24日 大雪山黒岳スキー場 リフト運行再開!

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1月6日から整備のため運休していた大雪山黒岳スキー場リフトが2月26日9時から運行再開します!

現在、黒岳7合目(リフト降車点)の積雪は約320cm。雪質はふわふわのパウダースノーです!

スキーやスノーボードだけでなく、スノーシューやソリなどの雪遊びも楽しめます★

ぜひ黒岳スキー場へお越しください!

2010-02-18

2月18日 黒岳日和

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今日は風もなくとても穏やか。気温も8時で−8℃ほど。久々に黒岳へ行くことにしました。

黒岳5合目まではロープウェイで。5合目へ着くと、これまた大雪山にしては珍しく風がありませんでした。

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現在、リフトはスキー場用に架け替えられています。

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夏に黒岳リフトに乗られた方はお気づきになるかと思いますが、スキー場仕様のリフトは鉄柱の一番上にロープを架け替えられています。積雪が2m以上あるので、夏山用のままだと埋もれてしまうためです。この時期のリフトは夏山とはまた視界の異なる風景が楽しめます★

しかし、現在は整備のためリフトは運休しています。今日はスキー場やその両脇の森に入り、7合目を目指すことにしました。

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森の中は風もなく音もなく、静寂な雪の森。見慣れた景色なのに、いつもより何だか心に染み入ってくるようです。

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雪の上には、エゾユキウサギの足あとが点々と続きます。エゾユキウサギは大きなカンジキを履いたような足が特徴。こんなにフカフカな深雪だと、ズボッと雪に足が抜けてしまうのですが、人間もカンジキをはくことにより、雪の上を自在に歩けます。エゾユキウサギも「カンジキ足」を使って、ピョンコピョンコと森の中を跳ね回っているようです♪

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森の中には、暖かい雪布団に覆われたものが沢山あります。大雪山の厳しい寒風にさらされるより、雪布団に覆われた方が植物たちは暖かいのですが、これは随分と分厚い雪布団ですね★

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強く厳しい風が吹きつける黒岳のあちこちには、シュカブラが見られます。シュカブラとは風で作られる雪の風紋のこと。今日のような風のない穏やかな日は本当に珍しいことなのです。

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7合目へたどり着くと、パトロール事務所と休憩所があります。冬期は閉まっており、すっかり雪に覆われています。

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7合目まで、と思っていましたが、今日は雪の感じもよく、気持ちの良い穏やかな日射しに誘われて、もう少し先まで行ってみることに。

f:id:daisetsuzan:20100218164124j:image7合目を過ぎると、とたんにダケカンバが多くなり、しかも夏には自分の遥か上に梢があったダケカンバが、積雪により低く見えます。木自体もまばらになってきます。

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サクサクと歩き、マネキ岩がすぐ近くに見えてきました。

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マネキ岩の左手には、赤岳や小泉平が見えています。

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冬のその美しい姿を初めて見て、もっともっと!と頂上を目指しそうになりましたが、下りのロープウェイ最終時刻もあるので、マネキ岩下あたりで引き返すことに。

黒岳からは、ニセイカウシュッペ山と朝陽山、屏風岳など白く雪をかぶった山並みが一望できます。夏山の登山道とは異なる場所を歩いていたので、見るもの見るものが珍しく、アドレナリン全開!でした!!

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山から下りた後は、やっぱり温泉!層雲峡は山にも温泉にも恵まれています♪

photo・文/木守りりんご

2010-02-17

2月17日 *・。:* クマゲラ講座 *・。:*

今日の大雪山は天気も良く、午前中は眺望も良かったです。大雪山山麓の森を散策してみることにしました。

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小函の奥、神削壁と名づけられた柱状節理の岩々の美しい場所にいってきました。

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この辺りは、クマゲラの鳴き声や姿が見られます。食痕もところどころあるので、立ち枯れのマツなど、よく目を凝らして見てみてください★

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ついでにいうと、下の食痕は一年前のもの、その隣は最近のものです。食べた痕の樹皮の色をみることで、およそいつ頃、食べにきたのかが分かります。クマゲラに思いを馳せながら、散策を続けると・・・

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層雲峡にバッチリのクマゲラ食痕を発見。砂防工事予定の場所付近で、つい最近、採餌をしていたようです。何故、つい最近とわかるかというと、雪の上に木屑(チップ)が散らばっていたからです。ここ数日は積もるほどの雪が降っていないため、チップの上に雪がのっていません。雪が降っていたら、食べ散らかしたばかりのチップの上にどんどん雪がのってしまいます。そのような点から、クマゲラがいつ頃、ここにやってきたのかを見当つけています。

何はともあれ、こんなに大きな穴を穿つのはクマゲラしかいませんって!ちなみにもっとマニアックなことを言えば、クマゲラは嘴をノミのようにつかって木を穿つのですが、そのノミ幅は4mm以上。とても大きな嘴をもっているのです。つまり食痕のノミ幅をはかって、4mm以上だとクマゲラ。4mm未満で大きな食痕はオオアカゲラ、それより小さいとアカゲラ、コゲラです。そんなところを観察しながら山や森を歩くと、いつもよりもっと動物達が身近に感じられるかもしれませんね。

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photo・文/ケン、木守りりんご

2月17日 氷瀑まつりイベント予定

只今、層雲峡では3月28日まで氷と光の祭典氷瀑まつりが行なわれています。夜22時までのライトアップ、そして毎週土曜日には花火も上がります。イベントも盛り沢山なので、ぜひお越し下さい!

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 2/20 20:00〜 お楽しみ抽選会

     20:30〜 花火

 2/21 20:30〜 花火

 2/27 20:00〜 お楽しみ抽選会

     20:30〜 花火

 2/28 20:30〜 花火  

 3/1  20:15 氷瀑ウェディング

     20:30〜 花火

3/2  20:15 氷瀑ウェディング

     20:30〜 花火

 3/3  20:15 氷瀑ウェディング

     20:30〜 花火

3/4  20:15 氷瀑ウェディング

     20:30〜 花火

3/5  20:15 氷瀑ウェディング

     20:30〜 花火

3/6 20:30〜 花火

3/13 20:15 氷瀑ウェディング

     20:30〜 花火

3/20 20:15 氷瀑ウェディング

     20:30〜 花火

3/21 20:30〜 花火

3/27 20:30〜 花火

 

2010-02-15

2月15日 窓に花咲く

今朝は−15℃。日中も−10℃をきっていて、とても冷え込んでいます。

ペンションの窓やドアに霜の花がつきました。

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photo・文/木守りりんご

2010-02-11

2月11日 紅葉谷スノーシュートレッキング

今日は久々に晴れ!層雲峡からは本当に久しぶりに黒岳など大雪山が見えています。

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層雲峡ビジターセンターの方と一緒に紅葉谷へ散策に行くことにしました。紅葉谷は層雲峡温泉の源泉があり、地熱であたたかいところがあります。周りは積雪1mくらいあるのですが、地熱であたためられているところは雪がとけ、モコモコとかわいらしい雪のオブジェができあがっています。

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途中に、真新しいクマゲラの食痕がありました。今年、食べた痕のようです。

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しばらく紅葉谷へ来た人がいないようで、道なき雪深い道をラッセルしていきます。

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大雪山のお鉢平から流れ出している赤石川が流れ込んでいる紅葉谷。その赤石川沿いに歩き、最奥の紅葉滝へ向かいます。夏にはゴーゴーと流れる川と大きな岩がある場所も、今は深い雪に埋もれています。夏には到底歩けないところも、冬には雪が積もり歩けたりするので、夏には見ることのできない景色を楽しむことができ、私は雪の降る冬がとても好きです。

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川の上に積もった雪の上を歩いていくのですが、踏み場所を間違えると、ズボッと川に足をとられることもあるので、要注意です。

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最奥の紅葉滝までは、夏道だと徒歩20分ほどですが、冬は30分以上かかります。

紅葉滝は上半分はすっかり凍っていました。

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帰り道、オオアカゲラが一心不乱に採餌をしていました。じわじわと近づいても逃げません。吹雪が続いたので、久しぶりの晴れ間に一生懸命に木をつついて、虫を探しているようです。

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f:id:daisetsuzan:20100211203639j:imageのけ反って木屑を飛ばすオオアカゲラ

今日は、オオアカゲラに出会えたことと、クマゲラがこの森に生きている証を見つけられたことが何よりの収穫でした!

 photo・文/木守りりんご

2010-02-08

2月8日 スノーシュートレッキング

寒波の影響で、毎日、非常に冷え込み、さらに吹雪が続いていた層雲峡。今日は久しぶりに晴れました。とても気温は−3℃(11時)。

森の動物達も久々の晴れで活動開始。そして、家に閉じこもっていた私も活動開始です。スノーシューをはいてトレッキングしてきました。

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層雲峡の流星銀河の滝周辺を歩いていたら、まずクマゲラの食痕を見つけました!しかも今朝、クマゲラが来たようです。

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久しぶりにクマゲラの元気な気配を感じて嬉しくなりました!

その後、陸万でもトレッキング。昨日まで降り積もった深雪で、スノーシューを履いていても膝上まで埋もれます。雪こぎで汗だくになります!

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こんなに冷たい雪の上を虫が歩いています。

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雪渓虫(セッケイカワゲラなど)です。この雪渓虫を捕食する鳥がいて、その鳥を捕食する猛禽類がこの森にはいます。こんな雪の世界にもれっきとした生態系があるのですね。

photo・文/木守りりんご

2010-02-06

2月6日 −20℃!

今朝、7時半の段階で外の温度計は−20℃をさしていました!息を吸うと、鼻の中がピシッと凍りつく感じ。

−10℃前後とは明らかに違う現象が体のあちこちに出てきて、本州からやってきた私には何もかもが新鮮!

テンションが妙にあがり、外でクルクルとスキップしてました♪

こんな人、層雲峡中、いや北海道中探してもいないかもしれません。。。前世は犬か?!

でも、このスキップしたくなる気持ちには、ちゃんと理由があるのです。

温暖化が問題になっている現在、このように、ちゃんと冬らしく寒かったり雪が降ったりしていると、何だかホッとして嬉しい気持ちになってしまうのです。

冬は寒くてあたりまえ。ストーブの温度をピピピッと上げるのは簡単。でも、一度あたたかくなってしまった地球を元に戻すのは大変。

めいっぱい厚着をして、冬らしさを感じられる冬を過ごせるのは、とてもありがたいことなのかもしれません♪

f:id:daisetsuzan:20100206152335j:image只今−13℃(15:00)

文/木守りりんご

2010-02-05

2月5日 クマゲラ探し

以前、層雲峡キャンプ場でクマゲラをみかけたことがあったので、スノーシューをはいて探索してきました。

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キャンプ場を歩いていると柱状節理の奇岩が見られます。

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クマゲラの食痕もありました!でも姿も声もなく。。。

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テンの足あと発見。

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倒木には、ヒグマのかっちゃき傷とエゾシカの食痕が同居。

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キャンプ場の斜面をぐんぐん登っていくと、高台があります。そこから対面を見ると、いつも散策している紅葉谷が見えます。おそらく紅葉谷で出会うクマゲラとこのキャンプ場で出会うクマゲラは同一と思われます。食痕もあったし、まだ元気でいるようです。いつかまた出会えますように☆

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photo・文/木守りりんご

2010-02-04

2月4日 早朝散策

昨夜、寝る前に外の温度計を見てみると、−15℃をさしていました。空には月も出ているので、翌日は冷え込んでもしかしたら凍裂の音が聞こえるかもしれない!と思って、翌朝5時に起きて散策してみました。

凍裂とは、気温が冷え込むことで樹木内の水分が凍り膨張し、樹幹が割れることを言います。−25℃を下回るとこの現象は起きるといわれています。近年では、なかなかこの凍裂音は聞くことが出来ないそうです。

今朝の温度は−14℃。案外寒くなかったので、ちょっと残念。

でも歩いていると、風が強く体感気温はもっと低く、顔など出ている部分が痛いほど。

紅葉谷には温泉の源泉が湧き暖かいので、エゾシカが集まり寝そべっていました。寒い冬をこうして少しでも暖かい場所で過ごしているのですね。

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太陽が出てくると、とたんに野鳥のさえずりが聞こえてきます。アカゲラコゲラゴジュウカラなどの声がしてきました。太陽は森の生きものたちに1日のはじまりを告げます。

層雲峡温泉街の目の前にそびえる地獄谷朝焼けにそまりピンク色になっていました。

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クマゲラは例年この時期、6時頃によく目撃されています。早朝散策をしていれば、あわよくばそのうち出会えるかも。。。

早朝の散策は、病みつきになりそうです♪

photo・文/木守りりんご

2010-02-02

2月2日 エゾシカの大群

今日、層雲峡から上川へ向かう途中、白川の国道沿いでシカの群れにあいました。

ざっと20頭以上はいたでしょうか。

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車を道路脇にとめてみると、皆、一斉に斜面を駆け上っていきました。

メスと小鹿の群れのあとに、オスジカが1頭逃げていきました。

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しばらくすると、ちょっとどんくさいタイプの小鹿が1頭、皆の後を追うように慌てて逃げていきました。

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国道を横断するシカもいて、車と衝突したら大変です!層雲峡へお越しの方は、ツルツル路面のほかに、動物にも要注意です。

photo/ケン

文/木守りりんご