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北の楽園大雪山日記

2010-04-12

4月12日 クマゲラのつがい、見ちゃったー!!

今日はちょっと興奮しました!クマゲラのペアを見ちゃったのです!!時間にして1時間10分の出来事でした!

最近、層雲峡でもクマゲラの声や姿の目撃情報が多くなり、その情報から出没する時間帯をしぼり、散策していたときのこと。

コロコロコロコロコロ・・・、という声が聞こえてきました。

細かく移動しながら、採餌しているようで、様子をみていると、何の音もなくクマゲラのメスが目の前を飛んでいきました。そして、トドマツの幹にとまり採餌にいそしんでいました。

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その後、また音も立てずにオスがやってきて、同じ倒木で一緒に採餌。一瞬、メスとオスが重なり合い、交尾のようにも見えましたが、なにしろ1,2秒のことだったので、確認は出来ていません。

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この森は砂防工事の予定がある森で、昨秋から人の出入りが多くなり、クマゲラがめっきり姿を消してしまいました。嫌がってこなくなってしまったのかな、それとも死んでしまったのかな、とこの冬はずっと心配していました。しかし、今年もいつもと同じようにクマゲラがつがいを形成していて、本当に嬉しいことです!

しかし、そのうち工事が始まると、餌をとったり休んだり寝に帰る場所が少なくなってしまうのが現実です。そのことを思うと、何だか複雑な気持ちになってしまいます。

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クマゲラの食痕

他にもクマゲラが安心して暮らせる森があれば良いのですが、こんなに森がある北海道でも、クマゲラに適した森はそうあるわけでもないのです。森はあっても餌がなかったり、棲みかとなれる大木がなかったり。

そのような中でも、層雲峡のこの森は、かろうじて残された貴重な森なのです。ずっとクマゲラが安心して繁栄していける森が続きますように。

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雪どけの森。木の周りから円を描くように雪はとけていきます。

photo・文/木守りりんご