9月8日 層雲峡小学校の森 砂防ダム工事の経緯
クマゲラのすむ森で砂防工事が始まっています。
署名をいただいた方々へのご報告も兼ねて、現在の様子を見てきましたので、こちらでお知らせいたします。
まず導流堤が一部完成しています。
守ってほしいクマゲラのねぐら木やその周辺の木々が要望書通り、残されていることを確認。
しかし、すぐ近くで掘削作業中です。
現場にいた工事業者に尋ねると、ねぐら木の周辺の木々をなぜ伐採しないでほしいのか、工事業者には伝わっていないようで、周辺の木々は工事の支障木として伐採予定だったそうです。危ない危ない・・・
しかも、専門家の意見も聞いてあえて残してもらった木々も、根のギリギリまで掘削しているので、風雪で倒れる可能性がありそうです。
周辺の木々を残す理由は、「ねぐら木が直接、風雪の被害にあわないようにするため」「クマゲラが利用する可能性があるため」です。ただ、残せば良いのではなく、その木々が生きていけるようにしなければ、全く意味がないことです。
工事を担当している開発局や毎年入札でかわる請負業者は、署名してくださった全国4375名の方々の思いをきちんと引き継いでほしいです。
そのためには、私たちはこれからもしっかりとこの工事を見届け、何かあれば意見を訴え、当ブログにてご報告していきたいとおもいます。
ph・文/木守りりんご
9月8日 黒岳〜桂月岳
本日は、黒岳へ紅葉を探索しに行きました^^
そうです、もうすっかり秋なのです。
登山道を歩くと、色とりどりの葉っぱ。
本日も天気がよく、雲も、向こう側の山も、ばっちり見えます。
秋の澄んだ空気と、彩り豊かな登山道。
歩くだけで幸せな気持ちになりますね。
岩も、9/1にはライムグリーンのような色合いでしたが、
オレンジや黄色が急激に増えています。
頂上付近のウラシマツジ。
それに、枯れた花やその葉っぱが黄色く色付いています。
黒岳を越えて、今一番紅葉が色付いているのは凌雲岳でしょうか。
個人的に桂月岳越しに凌雲岳(の紅葉)を眺めるのが好き。
(なのですが、この写真では凌雲岳の紅葉がさっぱり伝えられていないです:;)
リスももう秋だもの。
エサを口いっぱいにほうばっていますね。
photo by /文責:TAKASHI