すごいものを見てしまった

すみません11月コミティア不参加です。あーもう残念だ残念だ。でも仕方ない我慢我慢。雌伏と精進あるのみですよ。気を取り直して清代万歳話を続けるつもりだったけれど後日また。

ライアン・ラーキン本人を題材としたアカデミー受賞アニメやドキュメンタリーも良い出来だったのですが、それより何よりラーキンが製作したアニメ「ウォーキング」「ストリート・ミュージック」に言葉を奪われました。何ですかあれ、とんでもない。どうしよう。
このDVD、確か「小銭を!」あたりからランダムに見て(最悪の鑑賞法)「ふーん期待や喧伝ほどでもないかな」などと流して見始めたのですが、途中から膝と襟を正し、久しぶりに「天与の才」という言葉を使いたくなりました。あの色彩や音楽も必然のものとして配されたんだろうなあ。

ああすごいものを観たなあ、何て良い一日。近所の集団作品展が終わって安堵したとか北野武座頭市は最強で最高に格好良いとか雍正帝や清代風俗の本についての話についてはまた次に。