ロバのコラム

『ロバのティールーム 』 https://www.robanotearoom.com のコラムです。

会社は誰のもの?

なんか堅苦しいタイトルになってしまったけれど、日頃何となく疑問に思っていることを書こうかなぁ〜と思って...
というのも、朝からISO14000の監査対策の勉強会があってそのなかで社会貢献やらなんやら、という文言があったんでなんとなくこの疑問のことが頭に浮かんできてね。
ま、日頃考えてることなんだけど...
会社の存在理由というと常に出ってくる言葉がこの「社会性」。この言葉、非常に胡散臭いと常々思ってるんだなぁ〜。そもそも社会貢献のために設立された会社がこの世にいくつあるんかいな?たぶんゼロじゃん?
軌道に乗って大きくなって、そう主張しだす、もしくはそう主張せざるおえなくなって主張している会社がほとんどじゃないのかな?
本来は創業者が一儲けしようと思って立ち上げるのが会社でしょ?非常に利己的であり、もっと言っちゃえば利潤追求が最大の目的だとすれば最も利己的な集団だともいえる。欲望丸出しの獣ですな。
それが大きくなって社会的な影響力を持ち出した途端に「社会貢献のために我々は活動してます」なんてこと言い出す始末。
一方で社会の方も会社に対して公共性を押しつけ出す。もともと創業者のエゴでできたものだから創業者のモノなんじゃないとかな、と思いきや、株を発行しだした途端に株主が威張り出す。従業員が威張り出す。
本源的に考えれば会社は創業者のモノであり、創業者一族がいつまでも支配したところで誰彼が文句を言える筋合いはないはずなんだけど、ところがどっこいそうしようとした堤義明なんかは今や獄中。
果たして会社というモノはいったいなんなんだろうねぇ〜


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