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いかすみ万年筆 このページをアンテナに追加 RSSフィード

2016-01-15

Macに顔と認識されし物達


MacのアプリケーションiPhoto』に、フォト・アルバムから自動的に人間の顔と思われる写真を自動抽出してもらった結果の一部を掲載してみます。物によっては何が何だかサッパリわかりませんが、顔探し、お楽しみ下さい(解答はありません)。


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2014-06-09

シャーロックもすなるリズラ・ゲームといふもの


『シャーロック』シーズン3の日本での最初の放映も終了したということで、そろそろ内容に触れても良いだろうか。とはいえネタバレは致しません。Ep2の中でシャーロックとジョンが二人で遊ぶ「名前当てゲーム」の話である。名前を当てるゲームは世界各地にあるけれど、二人が遊んでいるのは英国流(?)のルール。なかなか面白いので、その遊び方を紹介してみよう。


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■ 通称:リズラ・ゲーム/Rizla Game

(Rizlaとは英国で最も一般的に売られているフランス手巻き煙草用巻紙の商品名で、糊しろを濡らすと粘着する)


■ プレイヤー:2人以上

(4〜5人だと適度な時間で終わる)


■ 用意するもの:ペン/人数分の適度な粘着力のある小さな紙(ポストイット、無地のマスキングテープなど)


■ 遊び方:プレイヤーは全員の顔が見られるように円座を組む。それぞれ、プレイヤー全員が知っていると思われる人物を思い浮かべ、他の参加者に見られないように小さな紙に名前を明記する。殆どの場合有名人が選ばれるが、フィクション、キャラクターでも有名ならば可。その紙を他のプレイヤー(例えば時計回りに隣にいる人)のおでこに、本人に見えないようにしながら貼付ける。全員、本人には謎の名前がおでこに貼付りついた状況で、他のメンバーに自分が何者なのかをご披露する。この瞬間からゲームは始まっている。他のプレイヤーの反応が既にヒントとなってくるのだ。


最初のプレイヤーを決め、そのプレイヤーは「私はーーーーですか?(Am I ----?)」という質問を一つだけ他のプレイヤー達に訊ける。他のプレイヤー達は「YES」か「NO」でしか答えてはいけない。


質問は最初から人物名を想像して言うのではなく、情報収集の為に大きな属性から探って行くのがコツ。一般的な流れは「私は男ですか?」あたりから始まり、「私は存命ですか?」「私は歌を歌いますか?」など詳細へ絞り込んで行く。「YES」の答を得られたら質問を続けられ、「NO」の場合は次の人の質問の番になる。自分が誰かわかったら「私は(人物名)ですか?」と自分の番に回って来た際に質問し、「YES」が得られば「あがり」である。この際、人物名が外れでも落後することはなく、順番が回ってくれば質問を続けられる。


ルールは単純だが、全ての物事が「YES」か「NO」で片付くことがないのも、このゲームの面白さだ。プレイヤーの間で意見が分かれることもある。例えば、最初に来がちな性別の質問では、場合に寄っては煮え切らない回答が返って来ることで、早い段階で人物のカテゴリーが絞られてしまうこともあったり。


このゲームには「Who Am I」など他にも呼び方があり、子供から大人まで楽しめ、私の通っていた英語学校でもスピーキングの練習に使われていたのだが、「リズラ・ゲーム」と言うと大人が週末に友人宅にダラダラと集い、あまり頭が回らなくなった深夜に遊び始める印象がある。この遊びの為に態々リズラを買いに行く人はいない。リズラを使って喫煙するのが煙草に限らない傾向からして、大人の事情を暗に示しているように思うのは考え過ぎだろうか。ドラマのエピソードでも、非喫煙者のジョンと(禁煙したはずだけど)紙巻煙草しか吸わないシャーロックの額にしっかり貼られていた巻紙は何処から来たのかは、未解決のミステリーである。

2014-04-30

ウィリアム・モリスの庭/ケルムスコット・マナー


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イギリスオックスフォードシャーテムズ川の上流近くの村に建つ屋敷、ケルムスコット・マナーは4世紀半近くの歴史を誇る。ヴィクトリア王朝時代には、多彩な才能で知られる「モダンデザインの父」、ウィリアム・モリスの家であった。


モリスと友人で画家であるダンテゲイブリエル・ロセッティが避暑用の別荘として共同で借りたのが始まりで、一時期にはモリスとその家族、そしてロセッティが一般的な視点から見れば奇妙な、いかにも芸術家的で道徳に縛られない関係を営んだ場所である。その関係に関しては広く知られることなのでここでは割愛するが、ロセッティの描いたモリスの妻ジェーンや娘達のスケッチが現在博物館となった屋敷の中に飾られ、妙な生々しさが漂っている。現在この建物はSociety of Antiquaries of Londonという歴史保護団体組織により管理、公開されている(夏期の水・土のみ)。


その屋敷の庭も手厚く手入れがされていて、イングリッシュ・ガーデン特有の計算された粗野さが何とも美しい。


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その延び延びと茂る植物からはウィリアム・モリスのデザインの根源を感じ取ることができる。


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ケルムスコットの村。


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村の教会の敷地内に、モリスとジェーンが共に眠っている。


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友人である建築家フィリップ・ウェッブによってデザインされた墓石は、歴史的なデザイナーとしての功績から想像できないほど謙虚である。


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