あっさりレビューしてみm@ster 第2期・第3期参加感想

爽快P(RDGさん)


企画運営Blogはコチラ
ぜひとも数々の作品、レビューに触れてみていただければと思います。
以下、当然のごとく長いので格納。


第3期を終えて、ようやくこの企画にもらったものの大きさがわかった気がする。
タグで数えただけでも7万を超える数々のニコマス作品。
その中で、幾つの作品ときちんと向かい合えたのだろう。
日々届けられるP達の作品を巡るのは、本当に、本当に楽しい。
自分に響くものを感じた作品はマイリストして、時に見返したりはするんだけど。
それでもきっと、その作品に込められたものを受け取り切れていないことはたくさんあって。
一回しか見れていない作品なんか、もっともっと見逃しているものがあるわけで。


だから。
こういった作品と向かい合うきっかけをもらえるということは、すごくありがたいことなんだと思う。


第1期はまだ書くことに必死で。
他の方々のレビューを見て、こんな風に書けるんだ、こんな視点があるんだって憧れるばかりだった。


第2期は、企画の流れの中で、あっさりレビューする、ということを模索していた。
普段自分があまり見ないジャンルへのアプローチを手探りで考えてた。
他の方々のレビューを自分の中に沁み込ませてから、改めてみる作品の風景に、新鮮な楽しみを感じた。


第3期になって、ようやく自分の中で企画と、作品と落ち着いて向き合えるようになった。
いい意味であっさりレビューする、ということに開き直れたかなと思う。
文字数の問題じゃないんだなって。これが自分なりのあっさりだなーと今は素直に言える。
作品ともう一度向き合うこと。
違う場所から同じ作品を見ている他の方々のレビューとキャッチボールを楽しむこと。
そんなふうに自分なりのスタンスが見つかったかな。


作品も、数々のレビューも、Pの返答も、一方通行じゃないんだなって改めて思う。
それぞれを見れば片道切符かもしれないけれど。
そこに乗せた思いを受け取ってくれる誰かがいて。
また次の片道切符に乗ってそれぞれの思いが飛んでいく。
それは全体で見れば、作品を真ん中において、全員でキャッチボールをしてるようなもの。
ちゃんと受け取ろうと思っていれば、そこにボールは飛んできてるんだ。


こういう楽しみ方も、当たり前に広がっていけばいいなぁと思う。
終わりのないお祭り騒ぎと新着作品の海の中にいることはとても素敵なことで。
むしろ自分はいつもそこにどっぷりつかってるんだけど。
同じくらい、こうして時に歩みを止めて、そこにある作品と向き合って。
通りがかった他の人と一緒にその場の風景を楽しむのも素敵なことだと思うから。
そしてそんな風に楽しむことは、誰にでもできることだから。
まずはあっさりと。気が向いたらじっくりとさ。




最後にちょこっと自分のレビューについて。
多くのPに気に入っていただけたこと、本当にうれしく思います。
本当にね、つくづく3つ選ぶのって大変だと思うんです。RDGさん鬼だなぁといつも思うw
どのレビューもそれぞれの個性があって。別々の良さがあるんだから。


自分は常々「いい文章を書きたい」とぼやいているんですけど。
それはスタイルとかじゃなくって。「届く」文章を書きたいという思いで。
ブログでもどこでも、文章を書くという時にはいつも思っていて。
それが少しはできていたのなら、うれしいです。


最後の方はだいぶ自分なりのあっさりレビューのフォームができてましたけど。
一言レビューに挑戦するのもまだあきらめたわけではないしw
とにかくこれからも色々模索しながら、少しでも何かを伝えられる文章を書きたい。
それが自分できる一番のお返しだから。


改めて、この企画に関わってくれた全ての方に感謝を!