[DANCE]梅田宏明の関西公演

日本よりも欧米での活躍が目覚しいダンサー・振付家梅田宏明。ヴィジュアルアーティストとしての側面も強く、自作の照明・美術・音響等も自身が手がけ、クールな作風のなかに独自の美学を感じさせます。今年3月、横浜赤レンガ倉庫にて行われた日本での単独初公演はソロ、グループワークの発表に加え、映像作品の上演、体験型インスタレーションの公開と盛りだくさんで楽しめました(http://d.hatena.ne.jp/dance300/20090320/p1)。
日本での作品発表の機会はなかなか難しいようですが、早くも7月に兵庫・西宮で公演が行われるようです。関西初上陸とか。上演されるのは、2007年にパリの国立シャイヨー劇場で発表、新国立劇場主催公演でも披露した『Accumulated Layout』と、02年に横浜ダンスコレクションで発表した出世作『while going to a condition』。関西のダンス界、メディアアートの世界にどういった刺激をもたらすのか注目されるところです。

1hourシアターVOL.8
梅田宏明『Accumulated Layout』『while going to a condition』
日時:2009年7月11日(土)
開演:16:00
会場:兵庫芸術文化センター 阪急 中ホール