平成23年度次代を担う子どもの文化芸術体験事業について

文化庁「次代を担う子どもの文化芸術体験事業」は、小中学校等において、一流の文化芸術団体による巡回公演を行う、または小中学校等に芸術家を派遣することによって、次代の文化の担い手となる子どもたちの発想力やコミュニケーション能力の育成を図り、将来の芸術家の育成や国民の芸術鑑賞能力の向上につなげることを目的とする事業(HP参照)。文化庁が選定した舞台芸術団体が全国を巡回する。
本年度の予定が発表されている。
次代を担う子どもの文化芸術体験事業 ☆平成23年度開催校一覧
http://www.bunka.go.jp/geijutsu_bunka/05kodomo/pdf/h23_kaisaiichiran_ver7.pdf
今年、舞踊関連では、以下、9団体が採択された。
法村友井バレエ団小林紀子バレエ・シアター松山バレエ団谷桃子バレエ団蘭このみスペイン舞踊団社団法人日本舞踊協会スターダンサーズ・バレエ団東京シティ・バレエ団ナチュラルダンステアトル(資料掲載順)。
児童たちが優れた舞台芸術に接することのできる機会であると同時に、バレエにしろ現代舞踊にしろ絶対的な公演数が少ないわが国の舞踊関連の団体にとっては、本番舞台を踏める大切な場といえる。
ずいぶん前から、多くの団体がこの活動に従事しているけれども(名称等の変更はあるが)、一般にはあまり知られていないと思うので、紹介させていただく。
また、文化庁は、被災地において、子どもたちを中心に文化芸術活動を提供する事業を実施する。子どもたちが健やかで安心できる環境の醸成を図るとともに、円滑な地域の復興に資するのを目的として特別派遣事業を決めた(HP参照)。
次代を担う子どもの文化芸術体験事業(派遣事業)の実施について〜東日本大震災復興支援対応〜
http://www.bunka.go.jp/ima/press_release/pdf/kodomotaiken_110607.pdf
応募締め切りは6月30日。