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ダンスの海へ 舞踊評論家・高橋森彦のblog このページをアンテナに追加 RSSフィード

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2011-05-01

[]2011年5月 ダンス編

ダンス系は大御所から新鋭まで盛りだくさん。

大御所では、まず勅使川原三郎『サブロ・フラグメンツ』(5/1-8 川崎市アートセンターアルテリオ小劇場)。御大・勅使川原やこのところソロ作品を師に振付けてもらうなど活躍する弟子の佐東利穂子らが出るグループワークのようだ。客席数120席余りの劇場で彼らを間近にみられるという点で貴重といえるのではないか。公演期間中には勅使川原関連の映像上映プログラムもある。また、勅使川原はラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポンにも参加し5/5の2公演に出演する。

コンテンポラリーダンサー&振付家としていまをときめく平山素子『After the lunar eclipse/ 月食のあと』リ・クリエイション (5/27-29 世田谷パブリックシアター 6/18兵庫芸術文化センター阪急中ホール、7/22-23愛知県芸術劇場小ホール)は2009年末に名古屋で初演されたソロ作品の改訂再演。ライトアーティストの逢坂卓郎、衣装デザイナーのスズキタカユキとのコラボレーションで、近年、新国立劇場で彼女が発表している作品群とは一味も二味も違う。どちらかといえばパフォーマンスに傾斜した実験的な意欲作で新境地。が、生命とテクノロジーといったテーマやモチーフは一貫している点に、ブレないアーティスト魂を感じさせる。

このところ精力的に作品を連打する東野祥子率いるBABY-Q『FACES BLANK』(5/4-5 六行会ホール)も気になる。東野はこれまでのグループ作品においても、アングラチックで混沌とした世界を描きながら社会というシステムの中での翻弄される人間存在の危うさを描いてきた。「顔のない人達」が描かれるという今作は、大震災以後の世の中や日本人の言動や精神の深層をえぐるものになるかもしれない。

東京公演が行われないこと、同時期に公演が重なるためパスしてしまう人も少なくないと思うがNoism『OTHERLAND』(5/27-29 新潟市民芸術文化会館りゅーとぴあ劇場 6/18びわ湖ホール)は絶対に見逃したくないところ。外部振付家招聘企画第4弾となり、稲尾芳文&クリスティン・ヨット・稲尾、アレッシオ・シルヴェストリンという2組のゲスト振付家による新作と、芸術監督・金森穣振付レパートリーからの3作品を上演する。新潟公演限定で金森が研修生カンパニーNoism2に振付ける新作『火の鳥』も上演される。「極めて異なる身体性と世界観をもった振付家達と共にNoismが切り拓く新たな地平」というのがキャッチコピーだが、日本の真にプロフェッショナルなダンスの未来を開拓する金森とNosimのヴィジョンが見て取れる公演になるのではないか。

新国立劇場「DANCE to the Future 2011」(5/28-29 新国立劇場中劇場)は、新国立劇場のバレエ・ダンサーにモダン/コンテンポラリー系の振付者が振付けるという企画。今年の関心はキミホ・ハルバートが振付提供すること。クラシックの枠を大きく崩すことなくそれでいて適度にコンテンポラリーのテイストを織り交ぜた振付で踊り手の個性を繊細にすくいあげる。彼女の振付を得てローザンヌはじめ内外のコンクールで上位入賞した若手ダンサーは枚挙にいとまがない。基本的にクラシック中心に踊っている新国のダンサーと相性は悪くないはず。他に2者が作品提供。

佐藤宏の主宰するラ ダンス コントラステ『 L'allumette(ラリュメット)』(5/31-6/1 座・高円寺2)もバレエ系のダンサーが踊るコンテンポラリーもの。このカンパニーは、チャイコフスキー三大バレエやさまざまな古典的な物語を読み替えたコンテンポラリー・バレエを発表している。照明や衣装・美術等も洗練されている。10数年前からバレエ/コンテといった枠を突き抜けて創作を続けてきた姿勢はあらためて評価されていいだろう。新作は「マッチ売りの少女」をモチーフにしているようだ。

関西の公演をひとつ。ボヴェ太郎『Resonance of Twilight 』(5/20-21「旧石橋家住宅」・庭園)。ボヴェはまだ30歳そこそこだが、ひと言で言って天才舞踊家である。空間と身体への意識のなじませ方に並ならぬ感性がある。その踊りには、上善如水といえるような滑らかな質感もあり、空間との親和性を感じさせるが、同時に近寄りがたい位の異様なまでの緊張感を秘めていて、毎度ながら知らぬ間にその魔力に惹きつけられる。東京出身だが京都中心に活動。関西で静かにではあるが熱心に支援されているようで好ましいが、遠方からでも足運ぶ価値ある。

企画ものでは「DANCE-X11」(5/8-10 青山円形劇場)というものが。これは、東京・ソウル・モントリオールの劇場ネットワーク×3カ国のアーティストによるサーキットというのが触れ込みだ。日本から出演の森下真樹は2004年初演の『コシツ』を練り上げ2011バージョンとして発表。ダンスという切り口から時代の多様性を反映させるとともにダンスの現在・未来を問うというコンセプトのようなので楽しみ。

JCDN「踊りに行くぜ!!」II(5/13-14 アサヒアートスクエア)は大震災発生当日・翌日に予定された公演の振替となる。スペース間巡回を通して各地のダンス熱を高めることからクリエーション重視へと移行したこの企画の新展開。お手並み拝見といきたい。

わが国の現代舞踊の先駆者で後進にも大きな影響を遺した江口隆哉・宮操子を偲び、その作品を復元再演し未来へつなぐのが「江口・宮アーカイブ」(5/14-15 日暮里サニーホール)。「日本の太鼓」「春を踏む」「プロメテの火」「スカラ座の毬つかい」「タンゴ」という名作が甦る。現代日本のダンスの源泉を再確認できる文字通りの貴重な機会となるだけに、ひとりでも多くのダンス・ファンに足を運んでもらいたい。

舞踏では、麿赤兒の大駱駝艦・壺中天『底抜けマンダラ』(5/6-15 大駱駝艦・壺中天)。マニアックなファン中心に盛況を誇る。今回は向雲太郎の振付。

日本舞踊では各流派の中堅で次代を大きく担う西川箕乃助、花柳寿楽、花柳基、藤間蘭黄、山村若が集結した五耀會が公演を行い、新作「五彩華戯場(ごしきいろどるはなぶたい)」―楽屋のれん―ほかを発表する。日舞界を背負う気鋭たちがタッグを組み「舞台芸術」としての日舞を追求し、一般観客・業界外へのアピールを積極的に行う。バレエやコンテンポラリーの人たちも学ぶところがあるのではないか。

勅使川原三郎 『SKINNERSへのエチュード』

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モダンダンス江口隆哉と芸術年代史

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2011-04-30

[]2011年5月 バレエ編

東日本大震災によって舞台芸術界は大きな影響を受けた。来日・国内公演共に中止・延期に追い込まれたり、キャスト変更等もあった。予断許さぬ原発問題への不安もあって、海外アーティストやスタッフの来日が今後どうなるかいまだ不確定な要素は残る。夏公演以降への影響も出つつあるようだ。非常事態なのでやむを得ないか…。

が、海外ゲストやスタッフが相次いでキャンセルするなか、当初の予定キャストと遜色ない、あるいはそれ以上ともいえる新旧のトップアーティストを直ちに招いて滞りなく上演し、多くのファンの信頼を裏切らなかった上演団体/バレエ団や、今後の上演に向けて海外から一級の指導者を招いて公演準備を進めつつ、その合間に彼らとともに復興支援のクラスを開催するバレエ団など、頼もしい団体もある。長年の実績による国際的信用力と制作能力の高さによるものだろう。一朝一夕には築けない真の信頼関係やブランド力あってこそ、と実感させられる。本当に頭が下がるし、心から感謝したい。

さて、5月のバレエ/ダンス公演をみると、ほぼ予定通りに開催されるようで、落ち着きをみせている(4/30現在)。有難いことである。

来日では、やはりバーミンガム・ロイヤル・バレエ団『真夏の夜の夢』『ダフニスとクロエ』&『眠れる森の美女』(5/14-29 東京・名古屋・西宮ほか)がいちばんの見物となる。前者は英国バレエの洗練の粋を示す巨匠フレデリック・アシュトンの中編2本立て。後者は日本では初演となるライト版。話題はゲストの吉田都が『真夏の夜の夢』に出演することだろう。それに日本人プリンシパル佐久間奈緒が映画「小さな村の小さなダンサー」に出演して有名になったツァオ・チーと組んで『眠れる森の美女』『真夏の夜の夢』に出演するのも注目したい。そして5/17(火)ゆうぽうとホール公演は東日本大震災被災地へのチャリティーとして急遽追加。主催者とバレエ団に敬意を表したい。

サンクトペテルブルグ・バレエ・シアター『白鳥の湖』(5/6-9 Bunkamuraオーチャードホール)は、イリーナ・コレスニコヴァを主役に据えたロシアの民間カンパニーで海外ツアーが多い。マリインスキーやボリショイのような一級を期待するのは禁物だが、「古典はロシア!」という向きには値段相応程度のものは見せてくれるのでは。

国内バレエもまずまず盛況。

ゴールデンウィークに7公演行われるのが新国立劇場バレエ団『アラジン』(5/2-8 新国立劇場オペラパレス)。現在の芸術監督デビット・ビントリーが2008年に同バレエ団に振付け世界初演を果たしたもの。夢いっぱいの冒険ファンタジーで、ファミリー層向け。舞台美術や衣装も豪華なので一見の価値はある。英国ロイヤル・バレエ団が16年ぶりの新作全幕バレエとして『不思議の国のアリス』を、欧州バレエの新たなメッカとなりつつあるマラーホフ率いるベルリン国立バレエ団が『オズの魔法使い』を初演するなどファミリー向けのプロダンクションが世界的に盛況を誇るなか、タイムリーな再演となる。どのキャストでもそれなりに楽しめるだろうが、芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞したばかりの新星・小野絢子のプリンセスはハマり役なので見逃せない。

熊川哲也のKバレエカンパニー『ロミオとジュリエット』(5/7〜 東京・大宮など)は、2009年初演版の再演。熊川版はマクミラン版などの影響受けつつ現代的かつ深みのある物語を志向する。ロザラインの存在感を際立たせドラマを深めるとともにスピーディな展開でロミオとジュリエットの悲恋物語を疾走感にあふれたドラマとして鮮烈に描く。英国ロイヤル・バレエ団の俊英プリマ、ロベルタ・マルケスの出演日あり。

わが国を代表する名門大手バレエのひとつ松山バレエ団・新『白毛女』(5/3-4 Bunkamuraオーチャードホール)は、日中文化交流に身をささげてきたこのバレエ団の大切なレパートリーを久々に改定再演するもの。中国国民党と通じた地主から暴行を受けた貧農の娘が山奥に逃亡し、潜伏中に白髪となるが、解放軍に救い出されて地主を打倒する物語だ。昨秋の試演会を経て満を持しての本公演での披露となる。わが国を代表するプリマバレリーナ森下洋子は今年舞踊歴60年を迎えた。その記念シリーズ公演のなかでもハイライトとなるであろう舞台だけに心して見届けたいと思う。

5月の風物詩的な公演として東京シティ・バレエ団「ラフィネ・バレエコンサート」(5/22 ティアラこうとう大ホール)も楽しみ。このバレエ団は、江東区と芸術提携を結び、親しみやすい庶民派路線で売ってきたが、新世代のリーダー安達悦子が理事長に就任してからはグローバルな視点での展開も模索しつつある。古典とともに創作バレエに力を入れてきただけに、団付きの実力派・中島伸欣の新作『一枚の「記憶」〜ひょっとして、あれのこと〜』はじめ意欲的な創作に期待。ライン美しく清楚な志賀育恵、演技派でこのところ創作で生き生きとしたパフォーマンスみせる橘るみという、2大看板プリマがいるのも魅力的だ。チケットが4,000円と比較的安価なのもいい。

八王子拠点に活動し、都心の劇場や山梨の清里でのフィールド・バレエを行い着実に公演展開するバレエシャンブルウエスト『白鳥の湖』(5/7 オリンパスホール八王子)も好舞台になりそう。牧阿佐美バレヱ団のトップ・プリンシパルとして活躍した今村博明・川口ゆり子主宰の団だが、演出・振付の精緻さに加え、美術や衣装なども手間を惜しまない高品質なものを導入していることが見て取れる。アンサンブルを何よりも大切にしており、団員の志気も常に高い。地元に開館した大ホールでの初めての公演。オデットを松村里沙、オディールを吉本真由美が踊る。王子は逸見智彦。


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バレエ白毛女はるかな旅をゆく

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2011-03-02

[]2011年3月 ダンス

3月は年度末。助成金を受けての公演が相次ぐこともあって、週末は激戦になる。

少ないけれども来日ものがなかなかのラインナップ。

マリア・コング『fling』(3/16 渋谷区文化総合センター大和田文化ホールさくらホール)は、イスラエル・ダンス界のカリスマ巨匠振付家オハッド・ナハリン率いるバットシェバ舞踊団出身メンバーのカンパニーというからフリークには見逃せないものだろう。ミエ・コカンポ『MD 00-10』(3/26-27 東京日仏学院)は、日本とフランスのハーフで、1993年名古屋で開催された「世界バレエ&モダンダンスコンクール」で金賞・ニジンスキー賞を受賞した傑物の公演。久々の来日では3作品のソロ・パートを披露する。

国内公演は目移りするくらいの豪華なメンツが揃う。

人気者では、イデビアン・クルー『アレルギー』(3/9-13 新国立劇場小劇場)。珍しいキノコ舞踊団とともに1990年代からのコンテンポラリー・ダンスシーンを牽引してきた大御所的存在だが、一年半の充電期間を経て活動を再開する。自身舞踊家として驚異的にしなやかなダンスを持ち味とする井手茂太。彼の作風はコミカルでいて少し切なくて誰しもが共感できる。それでいて、振付・動きの面白さもたっぷりで飽かせない。

Baby-Q『私たちは眠らない』(3/4-6 シアタートラム、3/12-13 大阪STUDIO PARTITA)も見落とせないだろう。独特のダークでブッとんだ世界観を展開する振付家・舞踊家、東野祥子ならではの世界が楽しみだ。梅田宏明『Holistic Strata』(3/4、5、11、12 森下スタジオ)も興味深い。ダンスの範疇にとどまらずヴィジュアル・アーティストとして映像や照明を巧みに操り斬新な表現を生む梅田のインスタレーション展に伴うショーケース的公演。各日19:30にAプロ(田畑真希、大竹千春、金野泰史)、20:30にBプロ(奥野美和、笠井瑞丈、アレッシオ・シルヴェストリン)を上演する。

静岡での上演になるが、Noism1+Noism2合同公演・劇的舞踊『ホフマン物語』(3/19-20 静岡芸術劇場)も未見ならば押さえたいところか。昨夏新潟で上演されたもので、金森穣振付の3幕からなる大作。ダンサーの身体のぶつかり合いから生まれるエネルギーが生み出す豊穣なイマジネーションと、客席をも含めた劇場空間を巻き込むようなダイナミズムに満ちたパフォーマンスであり、まさに“劇的舞踊”としか呼び得ない秀作だ。私は昨年度ベスト5に推した。余裕あれば観に行きたいのだが…。

コンテンポラリー・ダンスの総本山ともいえるJCDN「踊りに行くぜ!!」セカンド(3/4-5 伊丹アイホール、3/11-12 アサヒ・アートスクエア)も行われる。紹介から創造へ――各地でレジデンスを重ねて創りこんできた作品に期待したい。

月末には派手さはないが、わが国の現代ダンス(あえてコンテンポラリー・ダンスともモダンダンスとも言わない)において超重要なカンパニーの公演が続く。

ひとつ目はダンスカンパニーカレイドスコープ「Anniversary 15th」(3/29-30 あうるすぽっと)。二見一幸振付による『魚の背』『Zippy』『ダンツァ・ディ・トランセ』『Schwaz Elian』の四本立て。『魚の背』以外は新作である。二見は、わが国の現代舞踊の先駆者のひとり江口隆哉の高弟である庄司裕に学んだが、1990年代半ばにはパリで研修し、ヌーベル・ダンスやコンテンポラリーのスタイルにも通暁する。多彩な作風をみせるが、なかでも緻密な振付術を駆使しハード・高密度ながら流動感に富んだ超ハイパーな振付はヤバいくらいに超高度なことをやっているし、観ていても実に楽しい。

ふたつ目のアンサンブル・ゾネ 『Still moving 2』(3/26-27 神戸アートヴィレッジセンター、3/28 愛知県芸術劇場小ホール、3/30-31 シアターΧ)も玄人好みだがチェックしたい。関西洋舞界の草分けのひとり法喜聖二の後を継いだ法喜晶子に師事し、ドイツに学んだ岡登志子は、ドイツ表現主義舞踊の影響も受けつつ繊細な振付とストイックな舞台づくりで独特な舞踊宇宙を切り開いてきた。生半可な覚悟で観れば取り残されてしまうくらい異様な緊密感にあふれた舞台だ。近年は、先日、現代舞踊界最高の栄誉たる江口隆哉賞に輝いた中村恩恵と組んでの仕事を続けている。新作でも、カンパニーメンバーほか中村らのゲストも迎えて新生面に挑むだろう。

アングラ系好きには、麿赤兒の大駱駝艦『灰の人』(3/17-21 世田谷パブリックシアター)がおすすめだろう。アングラ方面に疎い人でもカルチャーショックを受けるだろうし、ハチャメチャな面白さ・ポップな感覚もあるので、楽しめそう。女だらけの秘密の花園を標榜する高襟(ハイカラ)『悦楽舞踏晩餐会』(3/17-27 DANCE STUDIO UNO)は小スペースにおいてディープでブキミそしてエロティックなパフォーマンスを展開する。獰猛な肉食系のオンナどもが踊り倒す舞台となりそうだが、今回は主宰・深見章代監修による厳選された食事(フルコース)も味わえるという。なんだか危険で近づきたくない、でも目が離せない!ヤバい興奮を味わえそう。伊藤郁女『私を踊る』(3/20-21 セッションハウス)は、アラン・プラテルやアンジュラン・プレルジョカージュらに寵愛される売れっ子ダンサー伊藤のソロとワークショップメンバーによる公演のようだ。

純然たるダンスではないが、マイム・演劇・ダンスといった枠を超えた自在な創作を行い、演劇公演への振付でも高い評価を受け先日、読売演劇大賞の「最優秀スタッフ賞」も受けた小野寺修二『あらかじめ』(TOKYO DANCE TODAY#6)はパフォーミングアーツファン必見といえるくらい自信をもっておすすめできる。2009年作品のリニューアル上演で、今回は近藤良平(コンドルズ主宰)が使用曲を手掛けるのも話題。

BABY-Q・Yoko Higashino solo dance "VACUUM ZONE"

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Hiroaki Umeda 梅田宏明新作ダンス公演「Holistic Strata」CM(YCAM委嘱作品)

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カンパニーデラシネラ ある女の家 / company derashinera "A wonen's house"

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2011-02-24

[]2011年3月 バレエ

今月の東京では、大手中心に各バレエ団がしのぎを削って公演を行う。東京は海外の著名カンパニー/アーティストの押し寄せる一大バレエマーケット。そして、東京都および近郊で活動し、都心の劇場で大きな公演を定期的に打つバレエ団は、10指に余る。そんな都市は世界広しといえども他にないだろう。多彩かつレベルの高い公演が観られてうれしいが、文脈によっては異常ともいえる事態なのかもしれない。

さて、今月のラインナップをみると、熊川哲也Kバレエカンパニー『ピーターラビットと仲間たち』『真夏の夜の夢』(3/10-13 Bunkamuraオーチャードホール)、新国立劇場バレエ団「ダイナミック ダンス!」(3/19-27 新国立劇場中劇場)、スターダンサーズ・バレエ団「振付家たちの競演」(3/12-13 ゆうぽうとホール)とミックス・プロ公演が続く。Kバレエはアシュトン作品で英国バレエ好き&ファミリー層に訴求、新国立バレエはバランシン、サープ、ビントレー作品によるアメリカン・テイストによる異色トリプル・ビル、スタダンは団員軸の創作集。全幕バレエに比べ創作や現代作品のミックス・プロは動員が厳しいのは事実。特にコンテはよくわからないという人が多いようだ。気になるダンサーが出てる、好きな作曲家の曲が使われている、タイトルが気になるetc…なんでもいいから、アンテナにひっかかったものを観に行くのが無難に思う。

本格古典なら牧阿佐美バレヱ団『ドン・キホーテ』(3/5-6 ゆうぽうとホール)ということになる。見どころはフレッシュなキャスト。ボリショイ・バレエへの研修から帰り骨太さを増した清瀧千晴が青山季可と、昨夏入団後抜擢の続く久保茉莉恵が菊地研とともに主演する。エスパーダの中家正博も大抜擢。活気あふれる舞台を期待したい。

個人レベルのプロデュース公演に目立ったものが続く。篠原聖一バレエ・リサイタルDANCE for Life 2011『ジゼル』(3/4 メルパルクホール)は、このシリーズとしては初めて古典全幕。下村由理恵&佐々木大の円熟した演技が望める。ドラマティック・バレリーナ下村の演技を未見の人は観た方が良いかも。O.F.C『カルミナ・ブラーナ』『陽の中の対話』は、日本バレエ界の巨匠・佐多達枝の大小2作上演。前者はオルフの代表作に振付けた壮大な合唱舞踊劇。佐多の近作たとえば『庭園』『ナギサカラ』などに比べるとオーソドックスな作舞・演出であるが、再演を重ねる秀作のひとつ。後者は、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第三番第一楽章に振付けたアブストラクトな初期作品で、18年ぶりの再演。佐多ワールドの魅力を知るには格好の機会だ。

日本バレエ協会「JBA ヤング・バレエ・フェスティバル」(3/25 ゆうぽうとホール)は、イキのいい若手ダンサーが創作と古典をおどる、国内バレエのフリークには見落とせない公演だろう。今回は、邦人男性ダンサー海外進出の先駆者で、振付家としても独自のエスプリに富んだ佳作を発表している深川秀夫の代表作のひとつ『グラズノフ・スィーツ』を東京の大きな舞台で観られる貴重な機会となる。谷桃子バレエ団で発表した佳作『タンゴジブル』が話題を集めた日原永美子の新作『La Vie de Paquita〜最愛なるリュシアンへ〜』、おなじみの『卒業舞踏会』もあって盛りだくさん。

練馬の光が丘で恒例となりつつあるIMAバレエフェスティバル『くるみ割り人形』(3/12-13 光が丘IMAホール)もマニアには気になるところ。ベテラン松崎すみ子の振付。こじんまりとしたホールでの公演だが温かみのある舞台が魅力。注目は金平糖の精を玄人筋の評価高い西田佑子が踊ること。清楚な雰囲気、精確で美しいパの運びを観ているだけで夢見心地にさせてくれる。王子の黄凱はノーブル・ダンサーの極み。

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2011-01-28

[]2011年2月

今月は来日ものが少ない。メジャーなものでは、フラメンコの人気舞姫率いるマリア・パヘス舞踊団『ミラーダ』(2/19-20@Bunkamuraオーチャードホール)くらいだろう。創立20周年記念公演で新作世界初演。招聘元のカンバセーションが昨年末に倒産したが、無事パルコに引き継がれ公演されるようだ。あと、横浜で日本×カナダ 共同制作公演・カハーウィ・ダンスシアター公演(2/19-20@ランドマークホール)がある。

マリア・パヘス コメントmovie

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国内バレエでは東京バレエ団「ダンス・イン・ザ・ミラー」(2/4-6@ゆうぽうとホール)が最大の話題。ベジャールの旧作をジル・ロマンが新たに編成し直したもので、ベジャールの歩んできた道程を振り返る祝祭感富んだ舞台となりそう。谷桃子バレエ団『ラ・バヤデール』(2/5-6@東京文化会館)も注目される。主役級に個性と実力ある人が揃っているし、3幕の幻影の場の舞台美術の美しさは格別だ。NBAバレエ団『新・白鳥の湖』(2/19-20@ゆうぽうとホール)は、エストニア国立バレエからアレナ・シュカトラが客演するのを観られる貴重な機会。東京シティ・バレエ団・シティ・バレエ・サロンvol.1「TOKYO CITY BALLET LIVE 2011」(2/24@ティアラこうとう小ホール)は小ホールでの新作バレエ集という新企画らしい(チケット完売の模様)。新国立劇場バレエ研修所の成果発表の場である「エトワールへの道程2011」(2/19-20@新国立劇場中劇場)もバレエ・フリークなら抑えたいところか。佐々木大、法村圭緒、吉本真悟、中島周らが多ジャンルの男性ダンサーたちと組む『GQ Gentleman Quality 紳士の品格』(2/10-13@サンシャイン劇場)も楽しみ。西島千博らの出る「ザッツ スーパーコラボレーション!!」(2/25@江東区文化センター)というイベントもある。

ジル・ロマン「ダンス・イン・ザ・ミラー」を語る

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コンテの公演もいろいろ。なんといっても「横浜ダンスコレクションEX2011」(〜2/22)はコンペ部門や受賞者公演、ショーケースと目白押し。期待は受賞者公演に登場するCI部の宝栄美希。異様にやわらかい関節を持っていて彼女のダンスは必見といえる(今回はグループワーク)。他の公演で注目したいのは2008年度のトヨタコレオグラフィーアワードにて「次代を担う振付家賞」を獲得した金魚(鈴木ユキオ)『HEAR』(2/4-6@青山円形劇場)。辻直之(アニメーション)、内橋和久(音楽)とのコラボレーションで昨夏の金沢公演が好評を博したというから期待したい。Noism1『Nameless Hands〜人形の家』(2/2-3@愛知県芸術劇場、2/16@横浜赤レンガ倉庫1号館ほか)は金森穣の代表作のひとつなので未見の人はフォローしたいところ。愛知では人気者の共演黒田育世・近藤良平『私の恋人』(2/9-10@愛知県芸術劇場小ホール)がある。山口では梅田宏明新作ダンス公演『Holistic Strata』(2/19-20@山口情報芸術センター)も行われる。そして、マイムのCAVA(さば)『Continent』(2/4-6@アサヒ・アートスクエア)もおもしろい。エジンバラ・フェスで好評受けての凱旋公演で、フィジカルな演技の魅力にエンターテインメント性も備え、知的興奮をももたらす俊英集団だ。

Yukio Suzuki 鈴木ユキオ 【HEAR】 PV

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CAVA_CONTINENT_mime.mov

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岩淵多喜子のDance Theatre LUDENS『Anonym〜失い得るもの〜』(2/18-20@吉祥寺シアター)は実力者だけに折り目正しい上質なコンテンポラリーダンスを味あわせてくれそう。天才舞姫・内田香率いるルッシュワルツ『真実』(2/18@セシオン杉並)は個性豊かな踊り手がパワフルに踊って気分爽快にさせてくれること請け合い。ケイ・タケイs ムービングアース・オリエントスフィア『CHANTING HILL』(2/12-13@日暮里サニーホール)はポストモダン期のアメリカ中心に世界的に活躍した舞踊家のグループワーク。輝く未来『いないあなたとここにいて』(2/24-27@STスポット)は残念ながら彼らの解散公演となる。ヨシフ・イワノフ&伊藤郁女(2/27@吉祥寺シアター)は、欧州の著名振付家から引く手あまたの伊藤が新進ヴァイオリニストと共演する。高嶺格『Melody Cup』(2/19-20@横浜赤レンガ倉庫1号館)、川口隆夫 『TABLEMIND』(2/23―27@川崎市アートセンターアルテリオ小劇場)は、実力派の異才アーティストの公演なのでファンには見逃せないところか。天狼星堂舞踏公演ソロ小品集2011は身体・空間制御術に長けた大倉摩矢子のソロをチェックしたい。 Noismの研修生カンパニー・Noism2春の定期公演2011(2/25-27@りゅーとぴあスタジオA・B)は金森穣の旧作とNDT1で活躍した小尻健太新作が見られる。

Roussewaltz "moon"

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演劇系もいくつか。チェルフィッチュ『ゾウガメのソニックライフ』(2/2-15@神奈川芸術劇場大スタジオ)は岡田利規待望の新作だけに見落とせない。世界の小劇場 Vol.1 ドイツ編は世界の同時代のパフォーミングアーツを紹介する意欲的な企画。ベルリン発のイキのいい舞台が見られそう。おなじみのリミニ・プロトコル『ブラック・タイ』(2/25-27)ほかシー・シー・ポップ『遺言/誓約』(2/19−20)、アンドカンパニー&Co.『道化の霊廟』(2/26-27)が上演される。会場は神奈川芸術劇場。脚本・演出・映像:奥秀太郎、主演・振付: 黒田育世(BATIK)による『サウス オブ ヘブン』(2/26-27@ PARCO劇場)というステージもあるようだ。

「世界の小劇場 vol.1 ドイツ編」リミニ・プロトコル トレイラー

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2010-12-02

[]2010年12月

今月は簡略版にて失礼します。

★来日公演〜レニングラード国立バレエ公演開幕

海外バレエでは、毎年恒例のレニングラード国立バレエのツアーが始まる。先ごろ、芸術監督がコンテンポラリー系のナチョ・ドゥアトに変わるという衝撃的なニュースがあったが、今回のツアーの演目等は以前から決まっており、彼の手腕が発揮されるのはまだ先になりそうだ。来日演目はおなじみのものが多いが、12月公演では『ロミオとジュリエット』に期待。ヴィノグラードフ版での上演となる。コンテンポラリー系では、「ロス・タイム〜コンテンポラリー・ダンスとサッカー」 振付:ピエール・リガルというものが行われるが、不勉強なのでイマイチ内容がよくわからない公演。

★『くるみ割り人形』シーズン

今年も師走は各地のバレエ団が『くるみ割り人形』を上演する。首都圏では、牧阿佐美バレヱ団松山バレエ団熊川哲也Kバレエカンパニー東京シティ・バレエ団井上バレエ団小林紀子バレエ・シアターNBAバレエ団バレエシャンブルウエストベラーム・ステージ・クリエイトなどが上演。キャストのフレッシュさではでは牧阿佐美バレヱ団が新鋭を相次いで抜擢していて注目される。志賀育恵&橘るみという看板プリマふたりが金平糖とクララで共演する回が2回ある東京シティ・バレエ団公演は狙い目かも。チケット代もお手頃なので。舞台美術の豪華さに顕著なように夢のあるゴージャスな舞台を楽しみたいのならKバレエといったところか。他の団もそれぞれ趣向凝らしている。各地でも上演が相次ぐが、名古屋の越智インターナショナルバレエ川口節子バレエ団、神戸の貞松・浜田バレエ団公演などが代表的なところ。貞松・浜田では「お菓子の国ヴァージョン」「お伽の国ヴァージョン」の2本を例年上演しており、演出の違いとともに層の厚いダンサーたちの踊りを楽しむことができる。

★『くるみ割り人形』以外のバレエ

今年は作家・三島由紀夫の没後40年にあたる。東京バレエ団『M』は、ベジャールが三島の人生と芸術をテーマにした書き下ろし大作。個人的にはベジャールの傑作のひとつだと思う。狂言回し役のシを務める小林十市は今回久々にバレエの舞台に復帰するが同時に引退公演に……。貴重な舞台となりそう。新国立劇場地域招聘公演として新潟シティ・バレエ『角兵衛獅子』が上演される。これは日本バレエのパイオニアのひとり橘秋子の代表作のひとつ。以前、抜粋を観たが、和ものでありながらバレエの動きとマッチした振付で興味深かった記憶が。大きな会ではないが松崎すみ子の主宰するバレエ団ピッコロ『シンデレラ』が行われ、これは充実のキャスティング。西田佑子&黄凱という、玄人ファンには堪らない実力派の共演が楽しみだ。首都圏外では名古屋の松岡伶子バレエ団『白鳥の湖』。キーロフ・バレエの元プリマ・ナターリア・ボリシャコーワの振付によるバージョンで2日間公演、オデット/オディール役は日替わりで同バレエ団の中堅・若手プリマが踊るほか、王子役を碓氷悠太とゲストの奥村康祐が踊るのが注目される。若手男性ノーブル・ダンサーの双璧といえるだろう。

★コンテンポラリー・ダンス公演他

コンテンポラリー系では平山素子「ストラヴィンスキー・イブニング」が見逃せない。芸術選奨文部科学大臣賞新人賞、江口隆哉賞を受けた『春の祭典』&新作『兵士の物語』を上演する。重鎮山田せつ子ソロ『薔薇色の服で』も注目される。最近はご無沙汰だったが、この人の身体の使い方には独特なものがあって、10年前くらいに観たときは思わず目を疑うような恐るべき精度の踊りを見せていた。矢内原美邦ダンス公演『桜の園〜いちご新聞から』も見落とせないか。チェーホフの劇作に想を得ての舞台のようだが今春の『あーなったら、こうならない。』に続いて「ダンス公演」と標榜するだけに、どんなものになるのか。モダン畑では加藤みや子ダンススペース・ブラジル凱旋公演『Sand Topos』&『笑う土』『日記』。加藤は大御所の域ながらも若々しい感性とフットワークのいい舞台づくりを持ち味に精力的に今と向き合った創作を続けている。705 MOVING Co.『THE 式典』『IMPROVISATION.705117902.2』は気鋭の菊地尚子率いるカンパニーの公演。菊地はモダンベースにしながらも柔軟さと豊富なスキルを誇る存在で、インプロのソロからかっちり創りこんだ群舞、映像とのコラボレーションなどあらゆる創作において力を発揮している。まだホームラン、決定的な作品はないと思うが打率に関しては低くなく安定した作家とはいえる。舞踏系。和栗由紀夫+好善社新作舞踏公演『肉体の迷宮』は土方巽直系の和栗のカンパニー公演としては8年ぶりのもの。大駱駝艦・壷中天公演『壺ひっくり返っちゃった大作戦』は有名舞踏集団のアトリエ公演。今回の振付担当はベテランの村松卓矢なので楽しめそう。他にもいろいろあるが、ある程度の規模の公演で目立つものはこんなところか。

2010-10-15

[]2010年10月中旬〜11月中旬

★注意事項★

■原則首都圏の洋舞(バレエ、コンテンポラリー・ダンス、フラメンコ、現代舞踊等)の主なる&見逃せない公演をフォロー。不注意でスルーしてしまうことはお許しください。興味関心や守備範囲によって若干の偏り等が出るかと思いますが、重ねてお許しください。あまりフォローしていないもの、未見のものに関しては確かなことはいえないのでスルーすることも。演劇等の周辺ジャンルは独断と偏見で掲載。

■ジュニア・児童公演、新人公演・勉強会的公演、発表会やそれに類するものは教育上の配慮や諸事情から原則取りあげません。また、子ども向け公演や全国ツアー都心での公演のないもの・少ないもの等はとりあげないことも。チラシ等配布も少なく一般観客に対して公演告知、情報公開の少ない公演等も同様に後手に。

■首都圏以外の公演は、基本的に公共施設・団体の主催する公演OR管理者が定期的に実見し状況把握のできているもののみ掲載(特にバレエ、現代舞踊)。

■情報の誤り等による被害等に関しては責任を追いかねます。悪しからずご了承ください。HPリンクを極力貼っておりますので一次情報の確認を願います。

■掲載希望等いただいても上記の趣旨に沿わないもの等であれば掲載は遠慮させていただく場合も。ご了解ください。

■来日公演■

【バレエ】

モーリス・ベジャール・バレエ団

『80分間世界一周』はベジャールの遺作で過去の名作からの引用集。もうひとつのプログラムではベジャールの愛弟子で芸術監督のジル・ロマンの『アリア』とベジャールの『火の鳥』『3人のソナタ』を上演。『80分間』はベジャール入門編としていいかも。巨匠を喪ってから早3年、2度目の来日となるだけにロマンの指導ぶりが問われる公演となりそう。地方公演もあり。

「80分間世界一周」

●11/8(月)19:00、11/9(火)19:00、11/10(水)19:00/東京文化会館

「アリア」「火の鳥」「3人のソナタ」

●11/13(土)15:00、11/14(日)15:00/東京文化会館

¥17,000〜6,000 エコノミー券、学生券、2演目セット券、ペア券あり

http://www.nbs.or.jp/

Le tour du monde en 80 minutes

D

「奇跡の饗宴」

ズービン・メータ指揮のイスラエル交響楽団とモーリス・ベジャール・バレエ団と東京バレエ団によるコラボレーション。ベジャールの名作をメータ指揮のイスラエル・フィルがオケピに入っての生演奏で上演するという一大イベント。『春の祭典』『愛が私に語りかけるもの』『ペトルーシュカ』を上演。『愛が私に語りかけるもの』にはオペラ歌手の藤村実穂子+合唱も付くという豪華版。

「奇跡の饗宴」

●11/3(日)15:00、11/4(月)19:00/東京文化会館

¥39,000〜11,000 エコノミー券、学生券、ペア割引券あり

http://www.nbs.or.jp/

ボリショイ・バレエ&マリインスキー・バレエ合同ガラ公演「ロシア・バレエのスターたち2010」

2回目となるボリショイとマリインスキーの合同ガラ。各カンパニーのダンサーのパ・ド・ドゥが主になる。メンバーは豪華で、ザハーロワの降板は痛いが、古典系を中心に今のロシア・バレエのトップ級の踊り手が一堂に会するのは貴重といえる。

Aプロ

●10/23(土)14:00、10/26(火)18:30/東京文化会館

Bプロ

●10/24(日)14:00、10/27(水)18:30/東京文化会館

¥23,000〜6,000

http://www.japanarts.co.jp/

オーストラリア・バレエ

前回公演が好評を博し3年ぶりに来日中。グレアム・マーフィー版の『くるみ割り人形』は、少女クララの夢とオーストラリアのバレエの歴史がリンクする。古典作品の読み替えとして斬新。モダン畑出身らしく振付も通常のクラシック・バレエとは違ったものも含まれていておもしろく、それでいて洗練されている。普通のクラシック・バレエは苦手派やファッションや演劇畑の人などはむしろこういった作品からバレエを観始めるとハマるかも。

『くるみ割り人形』全幕

10/15(金)18:30、10/16(土)15:00、10/17(日)15:00/東京文化会館

¥16,000〜5,000(他にエコノミー券、学生券等あり)

http://www.nbs.or.jp/

【ダンス】

アンヌテレサ・ドゥ・ケースマイケル+ジェローム・ベル+アンサンブル・イクトゥス

ローザスを率い、今日のコンテンポラリー・ダンスの巨匠といっていい地位になったケースマイケルが、アンサンブル・イクトゥスの演奏するマーラー『大地の歌』の「告別」にのせてベルと踊り、繰り広げるコラボレーション。

「3Abschied ドライアップシート (3つの別れ)」

●10/30(土)17:00、10/31(日)14:00/愛知県芸術劇場大ホール

¥6,000〜4,000 学生券、S席ペア券あり

http://aichitriennale.jp/

●11/2(火)19:00/静岡県コンベンションセンター・グランシップ中ホール「大地」

¥6,000〜4,000

http://www.granship.or.jp/

●11/6(土)15:00、11/7(日)15:00/彩の国さいたま芸術劇場大ホール

¥6,000〜4,000 学生券あり

http://www.saf.or.jp/

ローザス

1980年代世界中でコンテンポラリー・ダンス ブームに火をつけたローザスのデビュー作にして伝説の名作がリバイバル上演される。観ておきたい舞台ではあるが、愛知単独公演のうえ前売券は完売している(当日券は不明なので要問合)。

「ローザス・ダンス・ローザス」

●11/26(水)19:00、11/27(木)18:30、11/28(金)19:00/愛知県芸術劇場小ホール

¥5,000 学生3,000

http://aichitriennale.jp/

Rosas danst Rosas

D

ピーピング・トム

ベルギーのダンスカンパニー。昨年来日上演した『土の下』が評判に。今村昌平監督の映画『楢山節考』からインスピレーションを得ての舞台。フィジカルシアター系。

「ヴァンデンブランデン通り32番地」

●10/23(土)18:30、10/24(日)18:00、10/25(月)19:30/世田谷パブリックシアター

¥5,000 ペア‐9,000

http://setagaya-pt.jp/

【その他】

ジゼル・ヴィエンヌ

フェスティバル/トーキョーの招聘で来日。“人工身体としての人形製作とそれを用いたパフォーマンスを通じ、身体とイメージの関係、その美学を探求する”という。ダムタイプの高谷史郎、中谷芙二子、ミュージシャンのスティーヴン・オマリー、ピーター・レーバーグらとのコラボレーション。気になる。

「こうしてお前は消え去る」

●10/30(土)19:30、10/31(日)17:00、11/1(月)19:30、11/2(火)19:30、11/3(水)14:00/にしすがも創造舎

¥前売‐4,500 当日‐5,000 学生‐3,000 高校生以下‐ 1,000(前売・当日共通、要学生証提示)

http://festival-tokyo.jp/

ロベール・ルパージュ

ルパージュを観ずして現在の舞台芸術は語れない。オペラ、演劇、サーカス等の演出でその天才ぶりを発揮して世界的に評価されている。ルパージュ・マジックと称される眩惑的な演出に熱狂的なファンも少なくない。好みは別にして一度はちゃんと見るべきアーティスト。4年ぶりの来日。

「The Blue Dragon─ブルードラゴン」

●11/11(木)19:00、11/12(金)19:00、11/13(土)14:00、11/13(土)19:00、11/14(日)14:00/東京芸術劇場中ホール

¥6,500〜4,500

http://www.geigeki.jp/bd/

■国内公演■

【バレエ】

熊川哲也Kバレエカンパニー

『コッペリア』は、2004年に初演され、古典作品の演出者としての熊川哲也の才能を知らしめた作品。陰鬱さはなく明るくわかりやすい物語展開が魅力で第三幕ディヴェルティスマンでは音楽構成にも一捻りするなどダンスの見せ場もたっぷりに仕上げている。熊川のフランツも当たり役。『白鳥の湖』は2003年に初演され朝日舞台芸術賞を得るなど評論家からは高く評価された作品。舞台美術は壮麗。英国ロイヤル・バレエの優秀なプリマ、ロベルタ・マルケスの客演が注目される。大阪公演あり。

『コッペリア』全幕

●10/23(日)14:00(熊川哲也&東野泰子)/神奈川県民ホール大ホール

¥18,000〜7,000

●10/27(水)18:30(熊川哲也&神戸里奈)、10/28(木)18:30(熊川哲也&東野泰子)/Bunkamuraオーチャードホール

¥18,000〜10,000

『白鳥の湖』全幕

●10/30(土)16:00(松岡梨絵&宮尾俊太郎)、10/31(日)14:00(ロベルタ・マルケス&浅田良和)/Bunkamuraオーチャードホール

¥12,000〜6,000

http://www.k-ballet.co.jp/


coppelia(コッペリア) [DVD]

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新国立劇場バレエ団

新芸術監督ビントレーの代表作『ペンギン・カフェ』、久々の上演となるバランシンの『シンフォニー・イン・C』、今年で初演から100年を迎えたフォーキン振付『火の鳥』によるミックスプロで2010/2011シーズンが開幕。今シーズンは古典全幕は『ラ・バヤデール』のみ。あとは今回のようなミックス・プロとファミリー層を意識した全幕ものか超人気のドル箱ドラマティック・バレエ。前者で芸術性を追求するとともに多くのダンサーを起用し、後者で観客動員を図るという意図なのだろう。ただ、前者では動員の苦戦が予想されるし、古典ものが少ないという批判もあるかと思う。どうなっていくのか注目される。

「ペンギン・カフェ」「シンフォニー・イン・C」「火の鳥」

●10/27(水)19:00(火の鳥:小野絢子&イワン王子:山本隆之)、10/28(木)19:00(エリシャ・ウィリス&イアン・マッケイ)、10/30(土)14:00(川村真樹&福岡雄大)、10/31(日)14:00(エリシャ・ウィリス&イアン・マッケイ)、11/2(火)19:00(川村真樹&福岡雄大)、11/3(水・祝)14:00(小野絢子&山本隆之)/新国立劇場オペラ劇場

¥12,600〜1,500

http://www.nntt.jac.go.jp/

牧阿佐美バレヱ団

ブルノンヴィル版『ラ・シルフィード』&バランシン振付『セレナーデ』一挙上演という贅沢なプログラム。前者は12年ぶりの再演。後者は6年ぶりだと思うが過去の上演では高い評価を得た。主役やソリスト級に若手ダンサーの抜擢も相次いでいて活気が出てきた感。そこに注目して観るのも楽しみだ。

「ラ・シルフィード」「セレナーデ」

●10/23(土)15:00(シルフ:茂田絵美子&ジェイムズ:菊地研)、10/24(日)14:00(青山季可&京當侑一籠)/ゆうぽうとホール

¥10,000〜4,000

http://www.ambt.jp/

谷桃子バレエ団

座付き(団付き)のベテラン振付家・望月則彦による『レ・ミゼラブル』は7年ぶりの再演。初演の際も観ているが、ストーリーはよくわかるしそこそこ楽しめた記憶がある。グレードアップしたものになっていればいいのだが。長編の物語バレエの創作は貴重ではある。

「レ・ミゼラブル」

●10/16(土)16:00、10/17(日)14:00/ゆうぽうとホール

¥8,000〜3,000

http://tanimomoko-ballet.com/

法村友井バレエ団

関西はもちろんわが国屈指の歴史を誇る名門大手。初夏と秋の定期公演は通常大劇場での一回公演なのだが、今回は劇場がやや小さいためか2回公演に。活きのいい若手気鋭の踊りが楽しめそう。

「コッペリア」全幕

●10/23(土)14:00(法村珠里&奥村康祐)、10/23(日)18:30(松岡愛&今村泰典)/メルパルクホール大阪

¥8,500〜6,000

http://www.homuratomoi-ballet.jp/

NBAバレエ団

俳優や歌手をゲストに迎え「言葉と身体」を主題に四作を上演する。安達哲治、執行伸宜のほか現代舞踊の大御所の若松美黄が振付を担当するのが注目される。このバレエ団独特の渋いというか異色の企画だろう。

「NEW DANCE HORIZON」

●10/31(日)14:30/東京芸術劇場中ホール

¥5,000

http://nbaballet.org/

日本バレエ協会

恒例の「バレエフェスティバル」は創作バレエを取り上げるもの。日本の創作バレエを語るうえで欠かせない。今年は江藤勝己『ショスタコヴィチピアノコンチェルト』、貞松正一郎『アイ・ガット・リズム』、篠原聖一『カルメン』を上演。江藤作品はおそらくシンフォニック・バレエ、貞松作品は神戸のほか山口や大阪、東京でも以前上演されており楽しさあふれる人気作、篠原作品はわが国最高峰のプリマ・バレリーナ下村由理恵主演でよく知られた悲劇を描く。例年以上にバランスのいい構成の感。

「バレエフェスティバル」

●11/12(金)18:30、11/13(土)15:00/メルパルクホール

¥6,000〜4,000

http://www.j-b-a.or.jp/

東京小牧バレエ団

戦後バレエのパイオニア・小牧正英の系譜を継ぐバレエ団。小牧の死から4年経つが衣鉢を継ぐ菊池宗の下、急速に力をつけ老舗復活へと気勢を上げる。『白鳥の湖』『シェヘラザード』に続いて小牧が戦後すぐに日本初演した『コッペリア』全幕を取り上げる。振付は小牧版のフランツをもっとも踊ったという佐々保樹。中国で踊る長崎真湖&呂萌の主役コンビも楽しみ。

「コッペリア」全幕

●11/12(金)18:30、11/13(土)17:00/新宿文化センター大ホール

¥10,000〜4,000 学生券、ペア割引券あり

http://www.komakiballet.jp/

バレエシャンブルウエスト

古典でも創作でもアンサンブルの良さと緻密な仕上げを武器に健闘する団。これはアンデルセンの童話をモチーフにした物語バレエ。「清里フィールドバレエ」や地元・八王子で上演したレパートリーを都心の劇場で初披露する。

「おやゆび姫」

●11/13(土)16:00、11/14(日)16:00/ゆうぽうとホール

¥10,000〜5,000 親子ペアチケットあり

http://www.chambreouest.com/

奥土居美可 THEバレエカンパニーオブ横浜

ジャズシンガー奥土居美可とTHEバレエカンパニーオブ横浜のコラボレーション。ひとりの女性のストーリーをジャズとバレエで描くとか。

「LAD〜ラッド〜」

●10/20(水)19:00/草月ホール

¥前売‐4,000 当日‐5,000

http://lad1020.cocolog-nifty.com/blog/

【ダンス】

Noism1

2008年に初演され、コンテンポラリー・ダンスの社会的認知に大きな功績を果たした朝日舞台芸術賞(休止)の舞踊賞を受けた金森穣作品。「見世物小屋シリーズ」と銘打たれ演劇的要素やアングラな感覚を大胆に導入して現代そのもの描き出した問題作。朝日の賞と同時に受けたキリンダンスサポートによりチケット代が下げられている。年明けから数か所で公演予定されているが東京公演はない模様。

「Nameless Hands 〜人形の家」

●11/5(金)19:00、11/6(土)17:00、11/7(日)17:00、11/10(水)19:00、11/11(木)19:00、11/13(土)17:00、11/14(日)17:00、11/15(月)19:00/りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 スタジオB

¥3,500 学生‐1,500

http://www.noism.jp


NINA materialize sacrifice [DVD]

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ニブロール

矢内原美邦を中心としたディレクター・システムをとるアーティスト集団。ダンスという枠を超えたリアルで切実な表現を特徴とする。「あいちトリエンナーレ」において世界初演される注目作だけに公演ラッシュ時期だがぜひとも駆けつけたいところ。

「THIS IS WEATHER NEWS」

●10/22(金)19:00、10/23(土)14:00、10/23(土)19:00、10/24(日)14:00/愛知県芸術劇場小ホール

¥3,000 学生‐2,000

http://www.nibroll.com/

dance and art Nibroll

D

珍しいキノコ舞踊団

1990年代初頭の頃からマイペースで息長く活動を続け人気を誇る元祖カワイイ系のダンスカンパニー。テレビのCM等の仕事も多い。20周年記念公演は野外で。今回は酸いも甘いも知り尽くした創設メンバーからピチピチの若手までが出演。友情出演で小浜正寛(ボクデス)、フォークシンガー小象もでる。

「20分後の自分と。」

●10/27(水)〜10/31(日)19:00/3331 Arts Chiyoda 屋上(雨天中止の場合あり)

¥前売‐3,800 当日‐4,500 学生前売‐2,500

http://www.strangekinoko.com/

黒田育世

映画や各種メディアでの活躍も含めコンテンポラリー・ダンス界の風雲児からより中核的な存在へと上り詰めてきた感のある黒田が満を持して書き下ろしの大作に挑む(フェスティバル/トーキョー委嘱作品)。母親をテーマにした壮大なファンタジーになるとか。女性性を衒いなく曝け出した黒田作品に好悪は分かれるが、とにもかくにもその存在と作品は常に刺激的であること、無視できないことは確かである。

「あかりのともるかがみのくず」

●11/9(火)19:00、11/10(水)19:00、11/11(木)19:00、11/13(土)17:00、11/14(日)17:00、11/15(月)14:00/にしすがも創造舎

¥前売‐4,000 当日‐4,500 学生 3,000円、高校生以下 1,000円(前売・当日共通、要学生証提示)

http://festival-tokyo.jp/

千日前青空ダンス倶楽部

土方巽直系の北方舞踏派出身の紅玉が主宰する舞踏カンパニー。ポップでコンテンポラリーな味わいも持ちながら踊り手の内面からにじみ出る繊細な感情が豊かに舞台空間を観たす。

「アカイノノハナ」

●10/15(金)20:00、10/16(土)14:00、10/16(土)18:00/Art Theater dB 神戸

¥前売‐2,500 当日‐3,000 その他各種割引あり

http://sen-aozora.com/

まことクラヴ

部活動を標榜するユニット。部長の遠田誠はじめ個性派たちが、ゲリラ的なパフォーマンスを行ったり、劇場で公演を行う場合でもユルユルにみえてしたたかな戦略をはらんだ舞台をみせて観客を惑乱させる。今回は横浜のニュースポット、海辺のテラスのようなスペースでの公演。何をやらかしてくれるか楽しみである。

『事情地域ヨコハマ』

●上演中〜10/15(金)19:30、10/16(土)19:30/象の鼻テラス

¥前売‐3,200 当日‐3,500 学生前売‐2,500

http://www.makoto9love.com/

岩渕貞太

自主公演に関しては機会のがしてあまり観ていないのでコメントできないが、真面目そうなダンサー/作り手。ソロ。

『UNTITLED』

●上演中〜10/15(金)19:30、10/16(土)15:00&19:30/STスポット横浜

\前売‐2,500 当日‐3,000

http://teita-iwabuchi.com/

KENTARO!!

ヒップホップ出身で動きや音楽もセンスよく、手堅くまとまりあるピースを作る人のソロ公演。コンテンポラリー・ダンスでこれだけの期間公演を行うのは珍しい。こういった機会が増えていってほしいと思う。その意味では快挙。

『僕はまた今日も 未完成の音楽で唄う』

●上演中〜10/15(金)20:00、10/16(土)16:00&20:00、10/17(日)16:00、10/18(月)20:00、10/19(火)20:00、10/20(水)16:00&20:00、10/21(木)20:00、10/22(金)20:00、10/23(土)16:00/20:00、10/24(日)16:00/こまばアゴラ劇場

¥前売‐2,800 当日‐3,200 学生‐2500

http://www.kentarock.com/

「DANCE PLATFORM 2010」

新国立劇場コンテンポラリーダンスの企画でA・B各プロ4人ずつの若手振付家が作品発表する。Aプロでは、原田みのる『果てに』、池田美佳『SINSHOKU』、菊池尚子『Improvisation.705117902』、高瀬譜希子『Autumn Hunch』、Bプロでは松崎えり『belle ile』、山口華子『レトルト ― その中の愛と闘争』、大岩淑子『FAUNE(2008)』、C/Ompany『イキキル』を上演。顔ぶれのほとんどは現代舞踊系なのでコンテンポラリー・ダンス系の関係者にするといい気分はしないだろう。最近は現舞系にも新たな世代が育ってきてはいるようで、バイアスをかけずそれらに光を当てる企画か。2、3名は私も比較的積極的に注目している。

Aプロ

10/22(金)19:00、10/23(土)18:00、10/24(日)15:00/新国立劇場小劇場

Bプロ

10/29(金)19:00、10/30(土)18:00、10/31(日)15:00/新国立劇場小劇場

¥5,250〜1,500

http://www.nntt.jac.go.jp/

森下真樹

YRBWダンスプロジェクトの第三弾。独特な動きや言葉の間の面白さを活かしたキャラクターで独自のカラーを出す人。熱狂的なファンがいるようだ。本格的な単独ソロは久々。

「月の的を射る犬」

●10/23(土)18:00、10/24(日)14:00/横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール

¥前売‐3,200 当日‐3,500

http://maki-m.com/

木野彩子

YRBWダンスプロジェクトの第三弾。地道にいろいろやって「横浜ダンスコレクション」で賞を獲った人。

「かめりあ」

●10/23(土)14:00、10/24(日)18:00/横浜赤レンガ倉庫1号館3階ホール

¥前売‐3,200 当日‐3,500

http://saikino.blogspot.com/

上田遙

上田遙DANCE RECITAL14は「リア王」を扱うもの。シュービジネス系からバレエ、モダンその他に顔の広い作者ならではの人脈を知ることができる。

「現代版 リア王〜夢はるか光に満ちて〜」

●10/23(土)15:30、10/23(土)19:00、10/24(日)13:00/青山円形劇場

¥前売‐7,000 当日‐7,000

http://www.haruka-ueda.net/

マドモアゼル・シネマ

セッションハウスの劇場付カンパニー。地方公演あり。

「不思議な場所」

●10/23(土)19:00、10/24(日)14:00、10/24(日)18:00/セッションハウス地下スタジオ

¥前売‐2,800円 当日‐3,000円 学生‐2,000円 小中高‐1,500円

http://www.session-house.net/

高瀬多佳子ダンスギャラリー

高瀬は、江口隆哉や金井芙三枝という日本の現代舞踊の本流筋のひとつの系譜を受け継ぎつつ米でポストモダンのローラ・ディーンのカンパニーに所属した経験等も持つ。高瀬のソロは迷いのない流動感があり、研ぎ澄まされた美意識が感じられる。今回はソロ『空庭』と群舞『Expression』を発表。

「空庭」「Expression」

●10/27(水)19:30、10/28(木)15:30、10/28(水)19:30/アサヒアートスクエア

¥4,000(1ドリンク付き)

ボナンザグラム

ユニークバレエシアター出身で毎年独創的な作品を発表して話題を集める三浦太紀のカンパニー公演。

「Intention or Web…A side」「Intention or Web…B side」

●10/28(木)19:00/東京芸術劇場中ホール

¥5,000〜4,000

ラ ダンス コントラステ

さまざまな題材をオフバランスやアンドゥダンな動きを駆使した作舞で視覚化した作品を発表する佐藤宏のカンパニー。美術や照明などのスタッフの力も大きい。今回のテーマはオペラの「蝶々夫人」。

「Madam B(マダム・ビー)」

●10/29(金)19:30、10/30(土)15:00、10/30(土)19:00、10/31(日)15:00/吉祥寺シアター

¥5,000〜3,000

http://contrastee.com/

ほうほう堂

ユルユル系にみえて結構踊れる女性デュオ。2009年11月より月に1度、廊下や屋上、カフェなど劇場を飛び出して様々な場所で踊ってきた企画の集大成として下北沢の素敵な家で踊る企画とか。

「ほうほう堂@留守番」

●11/6(土)14:00、11/6(土)19:00、11/7(日)14:00、11/7(日)19:00、11/12(金)19:30、11/13(土)14:00、11/13(土)19:00、11/14(日)14:00、11/14(日)19:00/下北沢の素敵な家

¥前売‐3,000 学生‐2,500円 当日-3,500 小中学生-1,000円 未就学児-無料

http://hoho-do.net/

C/Ompany

海外経験のある大植真太郎、柳本雅寛、平原慎太郎によるユニット。欧州コンテの延長上に独自のものをみせてくるのか。上記の新国立劇場主催公演に呼ばれフェスティバル/トーキョーの公募公演に通るし単独公演ははじめてなのに芸術文化振興基金が下りているということからも業界的にはかなり期待されているようだ。

「イキ、テ、タイ」

●11/12(金)19:30、11/13(土)19:30、11/14(日)15:00/シアターグリーン

http://shintaroue.exblog.jp/

【その他】

冨士山アネット

バレエの「白鳥の湖」を再構築して翻弄される王子と白鳥の群れを軸に個人と集団の関係性を描くとか。作・演出・振付の長谷川寧は野田秀樹や近藤良平らとも仕事する気鋭。小劇場的なテイストを持ちながらもセンス良くスタイリッシュな世界を描く。これまでの公演ではスタイルを定めずいろいろ実験しているがシアタートラムでの大一番は長谷川にとっても勝負となろう。

【SWAN】

●10/21(木)19:30、10/22(金)19:30、10/23(土)14:00、10/23(土)19:30 、10/24(日)13:00、10/24(日)17:00 /シアタートラム

¥前売‐3,000 当日‐3,200 学生‐ 2,500

http://fannette.net/

dots

京都を拠点に活動するパフォーマンス集団。京都造形大学系。2004年の「<東京の夏>音楽祭」にてミクストメディア・パフォーマンス『うつつなれ』を発表したが評判はいま一つ。内容は可もなく不可もなくだったが同じ京都出身の“ダムタイプの再来”みたいな煽り文句、コピーそれに「<東京の夏>音楽祭」というブランドが観客に過大な期待をあたえたためだろう。若い才能を売り出す際は慎重にしないと大変なことになる。その後紆余曲折あったようだが幸いに地元で着実に成果を上げ力をつけたようでなにより。久々の東京公演は気になる。

「カカメ」

●10/22(金)19:30、10/23(土)19:30、10/24(日)15:00/川崎市アートセンターアルテリオ小劇場

¥前売‐3,000 当日‐3,500 シニア・ユース割引あり

http://dots.jp/

蘭黄の会

同世代の日本舞踊家たちと五耀會を立ち上げ日本舞踊の魅力の普及と可能性を探求する藤間蘭黄の会。昨年評判を呼んだゲーテの「ファウスト」に取材した斬新な創作『禍神』を改訂再演するほか『菊慈童』を踊る。

「禍神」「菊慈童」

●10/24(日)16:30/国立劇場小劇場

¥7,000

http://www.geocities.jp/rankoh_f/

石井智子スペイン舞踊団

小松原庸子スペイン舞踊団の華・スターとして活躍しつつ自らのカンパニーも立ち上げ近年精力的に公演活動を行う石井智子。今回は昨年の公演で圧倒的な感動をもたらした“コンパスの魔術師”ことディエゴ・カラスコに加え最高のギタリストのひとりといわれるモライート・チコを招いての共演というから期待せずにはいられない。

「MAGIA-魔法」

●11/5(金)19:00/ゆうぽうとホール

¥10,000〜6,000

http://tomokoishii.com/

2010-09-15

[]2010年9月中旬〜10月中旬

★注意事項★

■原則首都圏の洋舞(バレエ、コンテンポラリー・ダンス、フラメンコ、現代舞踊等)の主なる&見逃せない公演をフォロー。不注意でスルーしてしまうことはお許しください。興味関心や守備範囲によって若干の偏り等が出るかと思いますが、重ねてお許しください。あまりフォローしていないもの、未見のものに関しては確かなことはいえないのでスルーすることも。演劇等の周辺ジャンルは独断と偏見で掲載。

■ジュニア・児童公演、新人公演・勉強会的公演、発表会やそれに類するものは教育上の配慮や諸事情から原則取りあげません。また、子ども向け公演や全国ツアー都心での公演のないもの・少ないもの等はとりあげないことも。チラシ等配布も少なく一般観客に対して公演告知、情報公開の少ない公演等も同様に後手に。

■首都圏以外の公演は、基本的に公共施設・団体の主催する公演OR管理者が定期的に実見し状況把握のできているもののみ掲載(特にバレエ、現代舞踊)。

■情報の誤り等による被害等に関しては責任を追いかねます。悪しからずご了承ください。HPリンクを極力貼っておりますので一次情報の確認を願います。

■掲載希望等いただいても上記の趣旨に沿わないもの等であれば掲載は遠慮させていただく場合も。ご了解ください。

来日ものでは、オーストラリア・バレエ団の2演目は古典の読替えが斬新でおもしろい。コンテンポラリーでは、信奉者の多いヤン・ファーブルが来日(ただし首都圏公演なし)。ハッキリ好みが分かれるが好きな人はとことん好きなようだ。国内公演も活発。バレエで最大の話題は、神戸の貞松・浜田バレエ団「創作リサイタル22」。ドイツで活躍する森優貴の渾身の大作『冬の旅』世界初演に注目が集まる。コンテンポラリー/その他では、なんといってもカンパニーデラシネラ『異邦人』。マイムやダンス、演劇の境界を突き抜けた異色作『空白に落ちた男』『あらかじめ』等で快進撃が続く小野寺修二の新作だ。あいちトリエンナーレで上演されるチェルフィッチュ作品も楽しみ。

■来日公演■

【バレエ】

オーストラリア・バレエ

前回公演が好評を博し3年ぶりに来日を果たす。上演されるのはグレアム・マーフィー版の2作。前回の来日で話題をよんだ故・ダイアナ妃はじめ英国王室をモデルとしたと思われる『白鳥の湖』、少女クララの夢とオーストラリアのバレエの歴史がリンクする『くるみ割り人形』ともに古典作品の読み替えとして斬新。モダン畑出身らしく振付も通常のクラシック・バレエとは違ったものも含まれていておもしろく、それでいて洗練されている。普通のクラシック・バレエは苦手派やファッションや演劇畑の人などはむしろこういった作品からバレエを観始めるとハマるかも。

『白鳥の湖』全幕

10/9(土)15:00、10/10(日)15:00、10/11(月・祝)15:00/東京文化会館

¥16,000〜5,000(他にエコノミー券、学生券等あり)

『くるみ割り人形』全幕

10/15(金)18:30、10/16(土)15:00、10/17(日)15:00/東京文化会館

¥16,000〜5,000(他にエコノミー券、学生券等あり)

http://www.nbs.or.jp/


D

川井郁子×ファルフ・ルジマトフ

人気ヴァイオリニストの川井郁子とバレエ界のカリスマ、ファルフ・ルジマートフのコラボレーション。こういった企画物は率直に言って不発に終わるケースも少なくないが、実力派の両者に加え、振付をボリショイ・バレエのソリストの岩田守弘が担当するというので一定のクオリティは保証されそう。岩田はルジマートフに『阿修羅』を振付け、その内的表現を見事に引き出した。自身もその仕事を含めての成果を評価され芸術選奨文部科学大臣賞を得ている。三者の協同作業に期待。

川井郁子&ファルフ・ルジマトフ 1st Collaboration『COLD SLEEP』

●10/7(木)19:30、10/8(金)19:00、10/9(土)18:00、10/10(日)14:00、10/11(月・祝)14:00/新国立劇場中劇場

¥8,000〜6,000

【ダンス】

ヤン・ファーブル

おなじみベルギーが生んだ前衛パフォーマンスの旗手による2008年初演作品。母と妻へのオマージュの込められた女性ソロダンス。踊るのはオリジナルキャストでありながら『主役の男が女である時』日本公演の際には来なかったイヴォナ・ヨゼク。あいち公演の決定に伴い300名のオーディションで決定したギリシア人のアルテミス・スタヴリディ。ファーブル信者向けか。首都圏公演はないので注意。

『Another Sleepy Dusty Delta Day〜またもけだるい灰色のデルタデー』

●9/18(土)19:00、9/19(日)14:00、9/20(月・祝)14:00/愛知芸術文化センター小ホール

¥前売‐5,000 当日‐5,500 学生(前売)‐3,000

http://aichitriennale.jp/

●9/22(水)19:30、9/23日(木・祝)15:00/伊丹・アイホール

¥前売‐3,800円 当日-4,300円 学生&ユース(25才以下)前売‐2,800(当日3,300)

http://www.aihall.com/

●9/26(日)/高知県立美術館

¥前売‐3,000 当日‐3,500

http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

●10/2(土)18:00、10/3(日)15:00/金沢21世紀美術館シアター21

¥前売‐4,000 当日‐4,500

http://www.kanazawa21.jp/


D

エマニュエル・ユイン

フランスのアンジェで活動するエマニュエル・ユインと、華道・石草流師範の奥平清鳳によるコラボレーション。

『心奪(Shinbai)―魂の略奪、あるいは飛翔』

●9/23(木・祝)19:30、9/24(金)19:30、9/25(土)19:30、9/26(日)15:00/スパイラルホール

¥一般‐4,000 学生‐2,000

http://www.spiral.co.jp/


■国内公演■

【バレエ】

東京バレエ団

ゲストを入れずバレエ団キャストで全国公演中。日本バレエの至宝のひとり斎藤友佳理、繊細な表現力の光る吉岡美佳の両ベテランと人気のある上野水香に加え、宮城・石巻で伸び盛りのプリマ・佐伯知香がジゼル役を踊る。斎藤と木村和夫組は横須賀公演を観たが『オネーギン』に続いて神懸ったような名演を披露していた。佐伯と長瀬直義の若手組公演のみ首都圏近郊での公演がないのがとても残念だが、注目したい踊り手たちである。コールド・バレエも上手いし、よくそろっている。

『ジゼル』全幕 全国公演

吉岡美佳×後藤晴雄 主演

●9/26(日)15:00/ふくやまリーデンローズ

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/r-rose/

斎藤友佳理×木村和夫 主演

http://www.yokosuka-arts.or.jp/

●9/19(日)18:00/春日井市民会館

http://www2.lib.city.kasugai.aichi.jp/zaidan/

上野水香×高岸直樹 主演

●9/15(水)18:30/アクトシティ浜松

http://www.actcity.jp/

●9/18(土)14:30/三重県文化会館

http://www3.center-mie.or.jp/center/bunka/event_c/2010/0918.html

●9/21(火)18:30/大分・iichikoグランシアタ

http://www.emo.or.jp/

●9/28(火)19:00/富山・オーバードホール

http://www.aubade.or.jp/

●10/3(日)15:00/越谷・サンシティホール

http://www.suncityhall.jp/

佐伯知香×長瀬直義 主演

●10/5(火)18:30/石巻市民会館

http://www1.odn.ne.jp/~adf53200/center/


D

グラン・ドリーム・バレエ・フェス

東海テレビ放送主催のバレエ・ガラ公演。初日は地元の男性振付家の創作集、2日目は地元のみならず内外の一線級を招いての公演。2日目の『眠れる森の美女』ハイライトには、吉田都が出演するほかABTのシオマラ・レイエスがワディム・ソロマハと『ドン・キホーテ』グラン・パ・ド・ドゥを踊る。

バレエ・フェスティバル

●9/25(土)14:00/愛知県芸術劇場大ホール

¥6,000〜2,000

スペシャル・ガラ・コンサート

●9/26(日)16:00/愛知県芸術劇場大ホール

¥9,000〜4,000

http://tokai-tv.com/event/ballet/index.html

熊川哲也Kバレエカンパニー

『コッペリア』は、2004年に初演され、古典作品の演出者としての熊川哲也の才能を知らしめた作品。陰鬱さはなく明るくわかりやすい物語展開が魅力で第三幕ディヴェルティスマンでは音楽構成にも一捻りするなどダンスの見せ場もたっぷりに仕上げている。熊川のフランツも当たり役。『白鳥の湖』は2003年に初演され朝日舞台芸術賞を得るなど評論家からは高く評価された作品。舞台美術は壮麗。英国ロイヤル・バレエの優秀なプリマ、ロベルタ・マルケスの客演が注目される。大阪公演あり。

『コッペリア』全幕

●10/2(土)18:30(熊川哲也&荒井祐子)、10/4(月)18:30(熊川哲也&荒井祐子)/東京文化会館大ホール

¥18,000〜8,000

●10/3(日)14:00(橋本直樹&神戸里奈)/東京文化会館大ホール

¥12,000〜6,000

●10/23(日)14:00(熊川哲也&東野泰子)/神奈川県民ホール大ホール

¥18,000〜7,000

●10/27(水)18:30(熊川哲也&神戸里奈)、10/28(木)18:30(熊川哲也&東野泰子)/Bunkamuraオーチャードホール

¥18,000〜10,000

『白鳥の湖』全幕

●10/30(土)16:00(松岡梨絵&宮尾俊太郎)、10/31(日)14:00(ロベルタ・マルケス&浅田良和)/Bunkamuraオーチャードホール

¥12,000〜6,000

http://www.k-ballet.co.jp/


coppelia(コッペリア) [DVD]

coppelia(コッペリア) [DVD]

東京シティ・バレエ団

東京シティ・バレエ団×東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団の共演による恒例の企画公演。オケがピットでなく舞台上に乗って演奏し、その前でバレエ団が踊る。今年のバレエ×オケの演目は『火の鳥』。組曲版を使うようだ。タイトルロールを踊る志賀育恵は身体のラインが美しく「踊る喜び」を感じさせるプリマ。振付はベテラン石井清子。指揮は名指揮者として知られる飯守泰次郎。

フレッシュ名曲コンサート オーケストラwithバレエ『火の鳥』

●10/3(日)15:00/ティアラこうとう大ホール

¥4,000〜3,000

http://www.kcf.or.jp/tiara/


貞松・浜田バレエ団

キリアン、ナハリンらの現代作品のほか古典作品の丁寧なステージングにも定評ある団。高水準でプロフェッショナルな活動を行い、在京大手をも凌駕するような上演もしばしば。遠方からでも足を運ぶ価値がある。ここの『ドン・キホーテ』は、プティパ/ゴルスキー版に基づいてニコライ・フョードロフが再演出したバージョンで演劇性が高い。キトリに廣岡奈美を抜擢。バジルはアンドリュー・エルフィンストン。恒例の「創作リサイタル」では、同団出身でドイツで振付家/ダンサーとして活躍する森優貴の演出・振付作品『冬の旅』を初演する。もちろんシューベルトの大曲に挑むもの。欧州のコンテンポラリー・バレエの技法・表現に通暁した森は、それに加え抜群の音楽センスを備える。このバレエ団が追求してきたドラマ性をたっぷり表現しつつ、キリアンやナハリン、それに森の作品で培ってきた先鋭的な動きへの高い意識との結合が期待される。今という時代に向き合った深い内容となりそうだ。

『ドン・キホーテ』全幕

●9/23(木・祝)17:00/尼崎アルカイックホール

¥7,000〜4,000

「創作リサイタル22」『冬の旅』全曲ほか

●10/11(月・祝)15:30/新神戸オリエンタル劇場

¥5,000〜4,000

http://www.sadamatsu-hamada.com/


D

川口節子バレエ団

“バレエ&ダンスの醍醐味を皆様と共に”を副題とする、バレエ・ダンスのミックス・プログラム。あいちトリエンナーレ共催事業。創作バレエの担い手として俄然注目を増す川口節子のカンパニーが主催する。川口によるドラマティック・バレエの名作『心地よく眠るアリス』のほか、バレエ&モダンのコンサート、地元愛知に根付いて活動する女性バレエ人による創作集の3部構成だ。愛知の気鋭バレエ・ダンサーを揃えるほか関東から小林泉、木原浩太というモダン畑の優秀なダンサーを招聘。

「BALLET SELECTIONS 2010」

●10/13(水)18:30/愛知県芸術劇場大ホール

¥5,000〜3,000

http://www.k-ballet.com/


【ダンス】


神村恵×大倉摩矢子

コンセプチャルで動きのあまりない作品を創って一部で熱烈なシンパのいる神村恵と舞踏の踊り手で独自な高密度・精度の高い身体制御術を身に着けている大倉摩矢子のコラボレーション。神村から大倉に声をかけて実現したようだが、はたしてどんなものになるのか。おそらく実験性が高く好みは分かれそう。

『尻尾と牙とまた尻尾』

●9/16(木)19:30、9/17(金)19:30、9/18(土)18:00/Art Center Ongoing(吉祥寺)

¥前売‐1,500 当日‐1,800 通し券‐3,500

http://ameblo.jp/kamimuramegumi

http://www.mayakoookura.com/

コンドルズ

学ラン姿で踊り、演じ、遊ぶ野郎どもによる人気カンパニー。前売完売の模様。

『SKY WITH DIAMOND』

●9/17(金)19:30、9/18(土)14:00&19:00、9/19(日)17:00/東京芸術劇場中ホール

¥前売‐4,500 当日‐5,000

http://www.condors.jp/

キリコラージュ

“ムーヴメント的ダンスカンパニー”を標榜して、今年のトヨタアワードにもノミネートされた女性デュオ・カンパニー。外山晴奈は水嶋ヒロ主演、堤幸彦監督の映画「BECK」の振付を担当する等ショービジネスでも売れつつある。

『オトりたい!』

●9/17(金)20:00、9/18(土)17:00、9/19(土)15:00/川崎市アートセンターアルテリオ小劇場

¥前売‐2,500 当日‐3,000

http://kiricollage.com/

ダンスカンパニーカレイドスコープ

多彩極まりない振付術を駆使して創意ある動きを生むことにかけては天才的な才能を誇る二見一幸とカンパニーメンバーらによる創作ショーケース。二見作品、『パレードの馬』が各方面で大絶賛を浴びた加賀谷香作品、さらには外部から冴子を招いての作品を上演するなど意欲的な試み。A・Bプロで内容は異なるので注意。

「Dance Show Case in DBB」Aプロ

●9/18(土)16:00、9/19(日)13:00&16:00/南林間・Dance Brick Box

「Dance Show Case in DBB」Bプロ

●9/25(土)16:00、9/26(日)13:00&16:00/南林間・Dance Brick Box

¥3,000(全席自由・日時指定)

http://homepage2.nifty.com/KALEIDOSCOPE/

現代舞踊協会

現代舞踊の新鋭・中堅クラスをフォローできる。プログラムは日替わり。

「2010 時代を創る 現代舞踊公演」

●9/22(水)19:00、9/23(木・祝)19:00/東京芸術劇場中ホール

¥全席自由‐3,500

http://www.gendaibuyou.or.jp/

Monochrome Circus×服部滋樹

瀬戸内国際芸術祭2010の一環として、坂本公成率いるモノクロームサーカス×服部滋樹が香川県。直島の本村地区をまるごと劇場化する“サイトスペシフィックなダンス・パフォーマンス”という触れ込み。かなり面白そう。

『直島劇場』

● 9/23(木)〜9/26(日)15:00/香川県・直島 本村地区

¥無料(予約優先)

http://www.monochromecircus.com/naoshima/

「TAROと踊ろう!」

岡本太郎生誕100年プレイベントダンス公演。岡本太郎作品を前にして踊る?会場はいずれも川崎市岡本太郎美術館企画展示室。

Aプロ 上田遙作品&広崎うらん作品

●9/25(土)11:00、/9/26(日)17:00

Bプロ 広崎うらん作品&珍しいキノコ舞踊団作品

●9/25(土)14:00、9/26(日)11:00

Cプロ 上田遙作品&珍しいキノコ舞踊団作品

●9/25(土)17:00、9/26(日)14:00

¥2,500

http://www.taromuseum.jp/

黒沢美香・高野尚美

怠惰にかけては勤勉な黒沢美香のソロダンス『薔薇の人』黒沢美香・高野尚美 編「南国からの手紙」。ともに2世舞踊家として独自の存在を示す黒沢・高野の共演は予測不能で楽しみ。

『薔薇の人――南国からの書簡』

9月28日(火) 15:00・19:30 開演

●9/28(火)15:00&19:30、9/29(水)15:00&19:30/日暮里・d-倉庫

¥前売‐4,000(学生‐2,500) 当日‐4,500(学生‐3,000)

http://www.k5.dion.ne.jp/~kurosawa/

KIKIKIKIKIKI

きたまり(北真理子)率いるカンパニーの企画公演。メンバーがソロを発表する。野渕杏子『ある女の回想』、花本ゆか『カニ女』。きたまりは前座ダンスで登場とか。

●10/2(土)19:30、10/3日(日)13:30&17:00/アトリエ劇研

¥前売‐2,000 当日‐2,300

http://www.kitamari.com/

平山素子

「あいちトリエンナーレ2010」まちなかパフォーマンス企画として地元の有名料亭「河文」の中庭にて踊られるソロ公演。茶菓呈上もあるらしく場所・趣向がまずおもしろそう。それに地元・名古屋出身の平山は、名実ともにわが国のダンスシーンを牽引するコンテンポラリーダンサー/振付家の代表的存在。脂にのっている平山のパフォーマンスは期待できる。前売券のみですでに完売の模様。

『Carp with wings,me』

●10/3(日)16:00(15:00から茶菓呈上)/長者町・料亭「可文」

¥4,000(茶菓付)

http://www.motokohirayama.com/

http://aichitriennale.jp/artists/performing-arts/motoko-hirayama.html


D

「スリー」

セッションハウスのレジデンスアーティスト「育てて、外へ。」公演。富野幸緒『TIARA THE BEAUTY 〜眠らない、美女〜』、三浦宏之『世界はくだらない会話で満ちている』、 アンディ・ウォン/松本大樹『ONE』よりの三本立て。実力者揃い。

●10/9(土)19:00、10/10(日)15:00&19:00/セッションハウス

¥前売‐3,000 当日‐3,500 学生‐2,000

http://www.session-house.net/

まことクラヴ

部活動を標榜するユニット。部長の遠田誠はじめ個性派たちが、ゲリラ的なパフォーマンスを行ったり、劇場で公演を行う場合でもユルユルにみえてしたたかな戦略をはらんだ舞台をみせて観客を惑乱させる。今回は横浜のニュースポット、海辺のテラスのようなスペースでの公演。何をやらかしてくれるか楽しみである。

『事情地域ヨコハマ』

●10/13(水)19:30、10/14(木)19:30、10/15(金)19:30、10/16(土)19:30/象の鼻テラス

¥前売‐3,200 当日‐3,500 学生前売‐2,500

http://www.makoto9love.com/

岩渕貞太

自主公演に関しては機会のがしてあまり観ていないのでコメントできないが、真面目そうなダンサー/作り手。ソロ。

『UNTITLED』

●10/14(木)19:30、10/15(金)19:30、10/16(土)15:00&19:30/STスポット横浜

\前売‐2,500 当日‐3,000

http://teita-iwabuchi.com/

KENTARO!!

ヒップホップ出身で動きや音楽もセンスよく、手堅くまとまりあるピースを作る人のソロ公演。コンテンポラリー・ダンスでこれだけの期間公演を行うのは珍しい。こういった機会が増えていってほしいと思う。その意味では快挙。

『僕はまた今日も 未完成の音楽で唄う』

●10/14(木)20:00、10/15(金)20:00、10/16(土)16:00&20:00、10/17(日)16:00、10/18(月)20:00、10/19(火)20:00、10/20(水)16:00&20:00、10/21(木)20:00、10/22(金)20:00、10/23(土)16:00/20:00、10/24(日)16:00/こまばアゴラ劇場

¥前売‐2,800 当日‐3,200 学生‐2500

http://www.kentarock.com/

【その他】

チェルフィッチュ

ダンス界からも注目される演劇ユニットチェルフィッチュの公演。岡田利規作・演出の最新作『わたしたちは無傷な別人であるのか?』を練り上げ完成版として「あいちトリエンナーレ」にて世界初上演する。一種独特な台詞まわしと動きが特徴。

『わたしたちは無傷な他人である』

●9/24(金19:00、9/25(土)14:00&19:00、9/26(日)14:00/愛知芸術文化センター小ホール

¥一般‐3,000 学生‐2,000

http://aichitriennale.jp/

五耀會

「舞台芸術」としての日本舞踊を追求しつつその魅力を広めていこうとする気鋭舞踊家・5人(西川箕乃助、花柳寿楽、花柳基、藤間蘭黄、山村若)による意欲的なプロジェクト。今回で4回目、大阪では2回目となる。長唄『連獅子』、長唄『瓢箪鯰』、常磐津『忍夜恋曲者』、長唄『七福神船出勝鬨』を上演。

●9/25(土)14:00/大阪・松竹座

¥一等8,000 二等‐4,000

http://www.goyokai.com/

カンパニーデラシネラ

活動休止中の「水と油」の小野寺修二率いるユニット。小野寺は『空白に落ちた男』『あらかじめ』をはじめとした佳作でマイムをベースにダンスとも演劇ともつかない独自の不可思議ワールドを立ち上げ、観るものを魅了してやまない。尖鋭的な表現を模索しているけれども難解でなく楽しめる。今回はカミュの名作「異邦人」に挑む。個性派俳優の片桐はいりの出演も話題。

『異邦人』

●10/7(木)19:30、10/8(金)19:30、10/9(土)15:00&19:30、10/10(日)15:00、10/11(月・祝)19:30、10/12(火)19:30、10/13(水)19:30/シアタートラム

¥前売‐4,000 当日‐4,500 前売‐3,500

http://www.onoderan.jp/


D

2010-08-18

[]2010年8月下旬〜9月下旬

久々の更新となり8/1〜8/19までの公演が抜け落ちてしまいました。

8/20-9/30の間のリストになります。

★注意事項★

■原則首都圏の洋舞(バレエ、コンテンポラリー・ダンス、フラメンコ、現代舞踊等)の主なる&見逃せない公演をフォロー。不注意でスルーしてしまうことはお許しください。興味関心や守備範囲によって若干の偏り等が出ることもあるかと思いますが、重ねてお許しください。演劇等の周辺ジャンルは折々独断と偏見で掲載。

■ジュニア・児童公演、新人公演・勉強会的公演、発表会やそれに類するものは教育上の配慮や諸事情から原則取りあげません。また、子ども向け公演や全国ツアー都心での公演のないもの・少ないもの等はとりあげないことも。チラシ等配布も少なく一般観客に対して公演告知、情報公開の少ない公演等も同様に後手に。

■首都圏以外の公演は、基本的に公共施設・団体の主催する公演OR管理者が定期的に実見している、状況把握のできているもののみ原則掲載。

■情報の誤り等による被害等に関しては責任を追いかねます。悪しからずご了承ください。HPリンクを極力貼っておりますので一次情報の確認を願います。

■来日公演■

【ダンス】

デルガド・フッシュ 『桃色のズボンと赤いヌバックの先の尖ったハイヒールをはいて、襟ぐりが緩んだセーターの上に着た空色のウールのロングコート』

●9/3(金)19:00、9/4日(日)14:00&19:30/愛知芸術文化センター小ホール

¥前売‐3,000 当日‐3,500 学生(前売)‐2,000

http://aichitriennale.jp/

2002年にナディーン・フッシュとマルコ・デルガドによってスイスのベルンで結成されたグループ初来日。愛知トリエンナーレ単独公演。“鍛えられた強靭な肉体から生み出されるダンスとエスプリの効いた振付で絶妙なパフォーマンスを見せるデュオグループ”(チラシ等より)。奇妙なヴィジュアルはそそられる。


D

シディ・ラルビ・シェルカウイ×首藤康之『アポクリフ』

●9/4(土)18:30、9/5(日)14:00/Bunkamuraオーチャードホール

¥S-11,500 A-9,500 B-7,500

http://www.kajimotomusic.com/

ベルギー王立モネ劇場制作で2007年初演。欧州で注目を浴びる振付家シェルカウイと積極的な活動ぶりの目立つ首藤のコラボレーション作品として話題に。チケット代は高いが切れない。

ヤン・ファーブル『Another Sleepy Dusty Delta Day〜またもけだるい灰色のデルタデー』

●9/18(土)19:00、9/19(日)14:00、9/20(月・祝)14:00/愛知芸術文化センター小ホール

¥前売‐5,000 当日‐5,500 学生(前売)‐3,000

http://aichitriennale.jp/

●9/22(水)19:30、9/23日(木・祝)15:00/伊丹・アイホール

¥前売‐3,800円 当日-4,300円 学生&ユース(25才以下)前売‐2,800(当日3,300)

http://www.aihall.com/

●9/26(日)/高知県立美術館

¥前売‐3,000 当日‐3,500

http://kochi-bunkazaidan.or.jp/~museum/

●10/2(土)18:00、10/3(日)15:00/金沢21世紀美術館シアター21

¥前売‐4,000 当日‐4,500

http://www.kanazawa21.jp/

おなじみベルギーが生んだ前衛パフォーマンスの旗手による2008年初演作品。母と妻へのオマージュの込められた女性ソロダンス。踊るのはオリジナルキャストでありながら『主役の男が女である時』日本公演の際には来なかったイヴォナ・ヨゼク。あいち公演の決定に伴い300名のオーディションで決定したギリシア人のアルテミス・スタヴリディ。オリジナルキャストでありながら『主役の男が女である時』日本公演の際には来なかったイヴォナ・ヨゼク。ファーブル信者向けか。首都圏での公演はないので注意。

エマニュエル・ユイン『心奪(Shinbai)―魂の略奪、あるいは飛翔』

●9/23(木・祝)19:30、9/24(金)19:30、9/25(土)19:30、9/26(日)15:00/スパイラルホール

¥一般‐4,000 学生‐2,000

http://www.spiral.co.jp/

フランスのアンジェで活動するエマニュエル・ユインと、華道・石草流師範の奥平清鳳によるコラボレーション。


■国内公演■

【バレエ】

松山バレエ団『眠れる森の美女】(日生劇場版)

●8/20(金)11:00、8/21(土)11:00&15:00、8/22(日)11:00&15:00/日生劇場

¥S-6,000 A-4,000 子ども(中学3年生以下)は半額※全席完売

http://www.nissaytheatre.or.jp/

夏休み恒例となった日生劇場国際ファミリーフェスティバルに松山バレエ団が参加。主演は森下洋子&清水哲太郎のゴールデン・コンビ。ルドルフ・ヌレエフ版を日生劇場版として上演する。

東京バレエ団『ドン・キホーテ』

ダニール・シムキン×小出領子 主演

●8/20(金)18:30&8/22(日)15:00/ゆうぽうとホール

¥11,000〜4,000(他にペア割引券・学生券・エコノミー券あり)

上野水香×高岸直樹 主演

●8/21(土)15:00/ゆうぽうとホール

¥10,000〜3,000(他にペア割引券・学生券・エコノミー券あり)

http://www.nbs.or.jp

納涼バレエに最高な演目&プロダクション。踊りに次ぐ踊りが魅力的だ。まれにみる超絶技巧の持ち主ながら小柄で愛嬌あって身のこなしも優雅な逸材・シムキンと身体のラインがきれいできっちり美しく踊る俊英プリマ・小出の共演は楽しみ。上野と高岸ペアはダイナミックで息の合ったパートナーシップが見られそう。


D

堀内元バレエUSA

●8/22(日)17:00/兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール

¥全席指定‐2,500

http://www1.gcenter-hyogo.jp/

兵庫県立芸術文化センター主催による「1hour シアター」シリーズとしてセントルイス・バレエ団芸術監督である堀内元の新作を含む日本未発表作品を上演する。

日本バレエ協会「全国合同バレエの夕べ」

●8/24(火)17:00/文京シビックホール大ホール

¥全席指定‐6,000(開演1時間半前より座席指定券と会場入口にて交換)

http://www.j-b-a.or.jp/

全国各支部からの出品を含めた上演によって日本バレエの現在が分かる企画。気鋭振付者の創作上演も少なくない。今年は西田佑子、志賀育恵という脂の乗りかかってきた気鋭プリマの競演に注目。

松山バレエ団『眠れる森の美女』よりスペシャルハイライト

●8/27(金)17:00&8/28(土)11:30/渋谷C.C.LEMONホール

¥全席指定‐4,000

http://www.matsuyama-ballet.com/

森下洋子&清水哲太郎主演でハイライト版上演。洋子先生のお話付。

小林紀子バレエ・シアター『コンチェルト』『チェックメイト』『パキータ』

8/28(土)18:30、8/29(日)15:00/ゆうぽうとホール

¥10,000〜6,000

http://www.nkbt-tokyo.com/

ニネット・ド・ヴァロワの『チェックメイト』はやや重苦しいが歴史的価値はある。

東京バレエ団『ジゼル』

アリーナ・コジョカル×ヨハン・コボー 主演

●9/8(水)19:00、9/9(木)19:00/ゆうぽうとホール

¥13,000〜5,000(ペア割引券・学生券あり)

http://www.nbs.or.jp/

英国ロイヤル・バレエの若き名花とその公私のパートナーでノーブル・ダンサーとして、また演技派として鳴らすベテランの共演。


D


全国公演

吉岡美佳×後藤晴雄 主演

●9/10(金)19:00/川口総合文化センター リリア

http://www.lilia.or.jp/

●9/26(日)15:00/ふくやまリーデンローズ

http://www.city.fukuyama.hiroshima.jp/r-rose/

斎藤友佳理×木村和夫 主演

●9/12(日)15:00/よこすか芸術劇場

http://www.yokosuka-arts.or.jp/

●9/19(日)18:00/春日井市民会館

http://www2.lib.city.kasugai.aichi.jp/zaidan/

上野水香×高岸直樹 主演

●9/15(水)18:30/アクトシティ浜松

http://www.actcity.jp/

●9/18(土)14:30/三重県文化会館

http://www3.center-mie.or.jp/center/bunka/event_c/2010/0918.html

●9/21(火)18:30/大分・iichikoグランシアタ

http://www.emo.or.jp/

●9/28(火)19:00/富山・オーバードホール

http://www.aubade.or.jp/

●10/3(日)15:00/越谷・サンシティホール

http://www.suncityhall.jp/

佐伯知香×長瀬直義 主演

●10/5(火)18:30/石巻市民会館

http://www1.odn.ne.jp/~adf53200/center/

貞松・浜田バレエ団『ドン・キホーテ』

●9月23日(木・祝)17:00/尼崎・アルカイックホール

¥SS-7,000 S-6,000 A-5,000 B-4,000

http://www.sadamatsu-hamada.com/

キリアン、ナハリンらの現代作品のほか古典作品の丁寧なステージングにも定評ある団。プティパ/ゴルスキー版に基づいてニコライ・フョードロフが再演出したバージョンだ。キトリに廣岡奈美を抜擢。バジルはアンドリュー・エルフィンストン。

D

【ダンス】

群々(むれ)『静かな日』

●8/20(金)17:00&20:00、8/21(土)14:00&17:00&20:00/東京都港区芝参道のとある物件

¥2,700(前売のみ)、群々割引‐7,500(3名の団体割引)

http://newworldm.exblog.jp/13722516/

民家でのパフォーマンスの模様。面白そう。

ダンスがみたい!12・大倉摩矢子 『ブルー・ガール』/根岸由季 『honnin-R』

●8/20(金)19:30/日暮里・d-倉庫

前売‐2300(学生‐2000) 当日‐2800(学生‐2500)

http://www.mayakoookura.com/ http://negishiyuki.jugem.jp/

コンテンポラリー・ダンス、舞踏、パフォーマンスのメッカ・die pratze主催のダンスフェスティバルの一環。舞踏系だがコンテンポラリーな質感の精密な踊りの光る大倉、初期型や吉福敦子作品等で活躍する個性派・根岸が並ぶ好プログラム。

ケイタケイ's ムービングアース・オリエントスフィアLIGHT, Part 27『消える米畑』

●8/20(金)19:30、8/21(土)16:00、8/22(日)16:00、8/23(月)19:30、8/24(火)19:30、8/25(水)19:30/豪徳寺・スタジオ・ムービングアース

¥前売‐2,500 当日‐3,000 学生前売‐1,500 学生当日‐1,700

アメリカを拠点に多国籍のダンサーと世界中で公演してきたポスト・モダンダンスのカリスマが、このところ日本で精力的な活動を始めた。代表作LIGHTシリーズの代表作をリ・クリエーションして全編上演としては日本初演を果たす。

現代舞踊協会「スペシャル・ダンス・セレクションin ひょうご」(第31回現代舞踊フェスティバル)

●8/21(土)17:00/兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール

¥全席指定‐3,000

http://www.gendaibuyou.or.jp/

各地から通を唸らせるコアなメンツかつ現代舞踊には縁遠い人でも楽しめる訴求力を持ったアーティストが揃った。ユーモラスな味のなかに深い人間洞察を忍ばせる佐藤小夜子、巨匠なのに相変わらずブッ富んだ個性を貫く若松美黄、ジャパニーズ・モダンダンスとコンテンポラリーな感覚の妙なる融合をみせる倉知可英、クール&ビューティ&ポップなカリスマ舞姫・内田香etc.。兵庫を代表する舞踊団である貞松・浜田バレエ団が特別参加し、同団出身でドイツで活躍する森優貴振付の傑作コンテンポラリー・バレエ『羽の鎖』を上演するのも見逃せない。

金魚(鈴木ユキオ)新作『HEAR』

●8/21(土)18:00、8/22(日)14:00/金沢21世紀美術館

¥前売‐2,500 当日‐3,000

http://www.suzu3.com/

金沢21世紀美術館レジデンス作品。木炭画アニメーションで知られる辻直之、劇団維新派の音楽でも知られる内橋和久と組んで金魚を主宰する鈴木ユキオが新作を発表する。来年2月に東京公演が予定されているが、今回、22日のみ東京公演含め一度限りの、内橋によるライブ演奏バージョンを上演。


D

徹の部屋vol.9 黒沢美香(Dance)×齋藤徹(Bass)

●8/27(金)19:30/東中野・ポレポレ坐

¥予約‐2,500 当日‐3,000

http://za.polepoletimes.jp/

黒沢と齋藤という老練な実力者同士のコラボレーション。

鍵田真由美・佐藤浩希フラメンコライブ desnudo vol.7

●8/27(金)15:00&19:00、8/28(土)14:00&18:00/代々木上原・ムジカーザ

¥全席自由‐5,000※ほぼ完売状態

http://www.arte-y-solera.com/

従来のフラメンコの枠を超えた実験的な試みを主に行ってきたシリーズ。

EKODA de DANCE 2010 FROM 江古田――日藝から羽ばたいた舞踊家たち

●8/27(金)19:00、8/28(土)18:00/日本大学芸術学部江古田キャンパス北棟中ホール

¥前売‐3,000 当日‐3,500

http://www.ancreative.net/ekoda/

市原昭仁(山海塾)『L/R』、舘形比呂一 『MORIO』、珍しいキノコ舞踊団 『音楽と。』を上演。

EKODA de DANCE 2010 SINCE 1975――ポストモダン世代の舞踊家たち

●8/31(火)19:00、9/1(水)19:00/日本大学芸術学部江古田キャンパス北棟中ホール

¥前売‐3,000 当日‐3,500

http://www.ancreative.net/ekoda/

厚木凡人『まどろみ』、黒沢美香『燃ゆるキャデラック』、加藤みや子『あらべすく』、ジェシ・ザリット『BINDING』より抜粋を上演。

熊谷和徳×東京フィルハーモニー交響楽団「Revolution 革命」

●8/31(火)19:30/東京オペラシティコンサートホール

¥SS‐ 8,500 S‐ 6,500 A‐ 4,000

http://www.revolucion2010.info/

タップ・ダンスの風雲児・熊谷が天下の東京フィルと共演するという驚きの企画。

舞踊作家協会

●9/1(水)19:00/ティアラこうとう小ホール

¥全席自由‐3,000

http://www.kcf.or.jp/tiara/concert_detail_020200300270.html

舞踊作家協会連続公演《伝統と創造》第154回は《ダンスの風かおる日々》。芸術監督=尾上菊之丞、新井雅子、河野潤。河野潤、藤原悦子、横井茂・新井雅子、尾上菊之丞の作品を上演。

EKODA de DANCE 2010 トライアルステージ

●9/3(金)19:00/日本大学芸術学部江古田キャンパス北棟中ホール

¥前売‐2,000 当日‐2,500

http://www.ancreative.net/ekoda/

エリザベス・コルベットとジェシ・ザリットの指導のワークショップ・ショーイング2作品、島崎徹振付: Dance Forum Taipei『Grace』を上演。

「dancetoday2010」

●9/3(金)19:30、9/4(土)15:00、9/5(日)15:00/彩の国さいたま芸術劇場小ホール

¥全席指定‐3,000

http://www.saf.or.jp/

伊藤郁女 『Island of no memories―記憶のない島』、KENTARO!! 『「」の中』を上演。ドゥクフレ、プレルジョカージュ、シェルカウイ、プラテルらの作品に相次いで出演する超売れっ子になった伊藤作品は気になる。KENTARO!!作品には才色兼備のカリスマ・ダンサー康本雅子が出演。

小林嵯峨+Nosuri『kRUMI-2』

●9/3(金)19:30、9/4(土)19:30、9/5(日)17:00/日暮里・d-倉庫

¥前売・予約‐2,500 当日‐3,000

http://www.kobayashi-saga.jp/

土方巽直系のベテラン女性舞踏家によるグループ作品。

アンサンブル・ゾネ Klang Tanz vol,3 Improvisation live

●9/4(土)18:30/神戸・旧グッゲンハイム邸

¥前売‐2,500 当日‐3,000

http://www.eonet.ne.jp/~ensemblesonne

関西・東京等で幅広く活動する実力派舞踊集団のライブ公演。出演:高瀬アキ(ピアノ)、中村恩恵、垣尾優、アンサンブル・ゾネ 。

井手茂太新作ダンス『から騒ぎ』

●9/5(日)15:00/いわきアリオス小ホール

¥2,000 学生‐1,000 当日各300増

http://iwaki-alios.jp/

シェイクスピアの「から騒ぎ」をモチーフとした井手茂太&斉藤美音子のデュオ。

舞踊への招待 - 目白三人の会 -

●9/6(月)18:00/東京芸術劇場中ホール

¥大人‐2,300 中学生以下‐1,300

http://www.toshima-mirai.jp/

恒例の芙二三枝子、花柳千代、小林紀子の主宰する舞踊団のジョイント公演。

Generis(ゲネリス)第2回 新作公演『カルミナ・ブラーナ』

●9/10(金)19:30、9/11(土)19:30、9/12(日)16:00/吉祥寺シアター

¥前売‐3,000 当日‐3,500

http://www.akirakasai.com/

昨年春のanother BATIK公演に次ぐ笠井叡+BATIK/黒田育世によるコラボレーション。笠井は舞踏黎明期から活躍し、いまやコンテンポラリー・ダンス界の大御所。黒田は大ヒットした映画「告白」にも重要な役柄で出演して話題になったコンテンポラリー・ダンス界の寵児。燃焼度の高いダンスが見られそう。

関内ホール コンテンポラリーダンスシリーズ・タバマ企画

●9/11(土)15:00&19:00/関内ホール小ホール

¥前売‐2,500 当日‐3,000 学生割引各500引き

http://kannaihall.jp/

田畑真希が主宰するタバマ企画の公演。横浜ダンスコレクションR受賞作品『ドラマチック、の回』と田畑のソロ『TOWER』を上演。本年度のトヨタアワードは逸したが、派手さはないけれども良質な動きを追求した誠実な作風ではある。

梅田宏明 『Haptic』『 Adapting for Distortion』

●9/11(土)19:00、9/12(日)14:00/愛知芸術文化センター小ホール

¥一般‐3,000 学生‐2,000

http://aichitriennale.jp/

梅田は、ダンスのみならず、映像・音響・照明も自らプランニングする異才ヴィジュアル・アーティスト。インスタレーションも手掛ける。ラップトップ一つ(二つという説を聞いたが…)を手に世界中の舞台芸術フェスティバル等を飛び回って引く手あまたの大活躍、日本公演のほうが少ないという稀有な存在だ。尖鋭的なパフォーミングアーツに興味ある人は一度はみておいて損はないだろう。


D

コンドルズ 『SKY WITH DIAMOND』

●9/17(金)19:30、9/18(土)14:00&19:00、9/19(日)17:00/東京芸術劇場中ホール

¥前売‐4,500 当日‐5,000

http://www.condors.jp/

学ラン姿で踊り、演じ、遊ぶ野郎どもによる人気カンパニー。

ダンスカンパニーカレイドスコープ「 Dance Show Case in DBB」

Aプロ

●9/18(土)16:00、9/19(日)13:00&16:00/南林間・Dance Brick Box

Bプロ

●9/25(土)16:00、9/26(日)13:00&16:00/南林間・Dance Brick Box

¥3,000(全席自由・日時指定)

http://homepage2.nifty.com/KALEIDOSCOPE/

多彩極まりない振付術を駆使して創意ある動きを生むことにかけては天才的な才能を誇る二見一幸とカンパニーメンバーらによる創作ショーケース。二見作品、『パレードの馬』が各方面で大絶賛を浴びた加賀谷香作品、さらには外部から冴子を招いての作品を上演するなど意欲的な試み。A・Bプロで内容は異なるので注意。

現代舞踊協会「2010 時代を創る 現代舞踊公演」

●9/22(水)19:00、9/23(木・祝)19:00/東京芸術劇場中ホール

¥全席自由‐3,500

http://www.gendaibuyou.or.jp/

現代舞踊の新鋭・中堅クラスをフォローできる。プログラムは日替わり。

黒沢美香・高野尚美『薔薇の人――南国からの書簡』

9月28日(火) 15:00・19:30 開演

●9/28(火)15:00&19:30、9/29(水)15:00&19:30/日暮里・d-倉庫

¥前売‐4,000(学生‐2,500) 当日‐4,500(学生‐3,000)

http://www.k5.dion.ne.jp/~kurosawa/

怠惰にかけては勤勉な黒沢美香のソロダンス『薔薇の人』黒沢美香・高野尚美 編「南国からの手紙」。ともに2世舞踊家として独自の存在を示す黒沢・高野の共演は予測不能で楽しみ。

【その他】

青年団+石黒浩研究室 ロボット版『森の奥』

●8/21(土)14:00&19:00、8/22(日)14:00、8/23(月)19:00、8/24(火)14:00&19:00/愛知芸術文化センター小ホール

¥一般‐3,000 学生‐2,000

http://aichitriennale.jp/

脚本・演出:平田オリザ、テクニカルアドバイザー:石黒浩(大阪大学)によるロボット演劇の試み。世界初演。

「BLANK MUSEUM LOOKING FOR THE SHEEP」

●8/28(土)15:00、8/29(日)15:00/原美術館

¥前売‐5,500 当日‐6,000

http://www.webdice.jp/blankmuseum/

美術館の休館日に行われる音楽と映像とパフォーマンス等によるクロス・カルチャーイベント。日によって出演者・内容は異なる。

第11回基の会

●9/10(金)18:00/国立劇場大劇場

¥A-10,000 B-7,000 2階自由席‐5,000 3階自由席‐2,000

http://motoi-kuromon.com/

花柳基のリサイタル。清元『保名』、長唄『船弁慶』に加え、関西バレエの才人振付家・矢上恵子が振付を手掛ける新作『かくて陽は昇りぬ』が注目される。

チェルフィッチュ『わたしたちは無傷な他人である』

●9/24(金19:00、9/25(土)14:00&19:00、9/26(日)14:00/愛知芸術文化センター小ホール

¥一般‐3,000 学生‐2,000

http://aichitriennale.jp/

ダンス界からも注目される演劇ユニットチェルフィッチュの公演。今年2〜3月に発表された岡田利規作・演出の最新作『わたしたちは無傷な別人であるのか?』を練り上げ完成版として「あいちトリエンナーレ」にて世界初上演する。

五耀会 大阪松竹座公演第二回

●9/25(土)14:00/大阪・松竹座

¥一等8,000 二等‐4,000

http://www.goyokai.com/

「舞台芸術」としての日本舞踊を追求しつつその魅力を広めていこうとする気鋭舞踊家・5人(西川箕乃助、花柳寿楽、花柳基、藤間蘭黄、山村若)による意欲的なプロジェクト。今回で4回目、大阪では2回目となる。長唄『連獅子』、長唄『瓢箪鯰』、常磐津『忍夜恋曲者』、長唄『七福神船出勝鬨』を上演。

2010-06-26

[]2010年7月

★注意事項★

■原則首都圏の洋舞(バレエ、コンテンポラリー・ダンス、フラメンコ、現代舞踊等)の主なる&見逃せない公演をフォロー。不注意でスルーしてしまうことはお許しください。恣意的な選択ではないですが、興味関心や守備範囲によって若干の偏り等が出ることもあるかと思いますが、お許しください。ミュージカルや演劇等の周辺ジャンルは折々独断と偏見で掲載。

■ジュニア・児童公演、新人公演・勉強会的公演、発表会やそれに類するものは教育上の配慮や諸事情から原則取りあげません。また、子ども向け公演や全国ツアー都心での公演のないもの・少ないもの等はとりあげないことも。チラシ等配布も少なく一般観客に対して公演告知、情報公開の少ない公演等も同様に後手に。

■首都圏以外の公演は、基本的に公共施設・団体の主催する公演やblog管理者が定期的に実見している、状況把握のできているもののみ原則掲載。

■情報の誤り等による被害等に関しては責任を追いかねます。悪しからずご了承ください。HPリンクを極力貼っておりますので一次情報の確認を願います。

■随時追加・修正等行う予定です。ご了承ください。

【来日バレエ】

「バレエの真髄」

●7/8(木)18:30、7/10(土)15:00、7/11(日)15:00/文京シビックホール大ホール

●7/15(木)18:30/新宿文化センター大ホール

\14,000〜5,000

http://www.koransha.com/

ファルフ・ルジマートフ、吉田都、岩田守弘、ロバート・テューズリー、エレーナ・フィリピエワらスターが揃うガラ。ルジマートフの当たり役のひとつ『シェヘラザード』金の奴隷役は一度は見ておきたい。岩田が振付けルジマートフが踊る『阿修羅』は精神性の高い独特な傑作。岩田の踊る日本発披露となる『侍』に注目。


「エトワール・ガラ2010」

Aプロ

●7/28(水)19:00、7/29(木)19:00、8/1(日)14:00/Bunkamuraオーチャードホール

Bプロ

●7/30(金)19:00、7/31(土)14:00/Bunkamuraオーチャードホール

\14,000〜8,000

http://www.bunkamura.co.jp/

パリ・オペラ座バレエ団のエトワールを中心とした、人気ダンサーたちによるセルフプロデュースのガラ。3回目だが、現代作品も多くセンスのよいプログラムが特徴。昨年の「世界バレエフェスティバル」には来日しなかったハンブルク・バレエのシルヴィア・アッツォーニ&アレクサンドル・リアブコの出演がファンにはうれしい。


【来日ダンス】


トリニティ・アイリッシュ・ダンス

●7/17(土)14:00&19:00、7/18(日)12:30、7/19(月・祝)12:30/Bunkamuraオーチャードホール

\10,500〜6,000

http://www.trinity-irishdance.jp/

アイリッシュ・アメリカンの気鋭グループ。3度目の来日。


【国内バレエ】


新国立劇場バレエ団『牧阿佐美の椿姫』

●6/29(火)19:00スヴェトラーナ・ザハーロワ&デニス・マトヴィエンコ、6/30(水)19:00 酒井はな&山本隆之、7/1(木)19:00 スヴェトラーナ・ザハーロワ&デニス・マトヴィエンコ、7/1(金)19:00 本島美和/ロバート・テューズリー、7/3 (土)16:00日スヴェトラーナ・ザハーロワ/デニス・マトヴィエンコ、7/4(日)14:00 堀口純/山本隆之/新国立劇場オペラ劇場

\12,600〜3,150(Z席\1,500あり)

http://www.nntt.jac.go.jp/

今シーズンをもって芸術監督を退任する牧阿佐美が2007年に振付けたオリジナル・グランド・バレエの再演。古典の風格と日本人らしい繊細な感性を備えた力作として評価された。ゲストのザハーロワのほか酒井、本島、堀口と日本人キャストが競演するが、昨年のモスクワ公演で主役デビューした堀口が注目される。


東京シティ・バレエ団『白鳥の湖』

●7/17(土)18:00(志賀育恵&黄凱)、7/18(日)15:00(橘るみ&小林洋壱)/ティアラこうとう大ホール

\7,000〜3,000

http://www.tokyocityballet.org/

江東区と芸術提携を結ぶ地域密着型バレエ団。主演4人はバレエ団の顔でいずれも魅力ある踊り手。石田種生版はドラマティックな力作で、コール・ド・バレエの扱い方にもひねりがあって見応えがある。チケット代が比較的安価なのもいい。


井上バレエ団『コッペリア』

●7/17(土)18:00(宮嵜万央里&エマニュエル・ティボー)、7/18(日)15:00(田中りな&エマニュエル・ティボー)/文京シビックホール大ホール

\9,000〜3,000(ペア席S席\16,000・親子席\10,000・学生席\2,000あり)

http://www.inoueballet.net/

パリ・オペラ座から日本にファンも多いティボーのほか重鎮シリル・アタナソフ(コッペリウス役)を迎える。パリオペファン注目。このバレエの日本初演から関わる関直人の振付は音楽性豊かで、ピーター・ファーマーの美術はロマンティックで美しい。


松岡伶子バレエ団「アトリエ公演」

●7/19(月・祝)18:00/中京大学市民文化会館プルニエホール

\4,000〜3,000(当日券\500増)

http://www.rm-ballet.com/

東海地区/名古屋の最大手といえるバレエ団。内外で活躍するトップ・ダンサーを多数輩出し団員の層は厚い。男性ダンサーも豊富。「アトリエ公演」はジュニアから団員まで出る会だが、ゲスト振付家を招いての創作は毎回レベルが高く、わが国の創作バレエを語るには欠かせないものになっている。今年はトロント・ダンス・シアターで踊り活躍し、振付も手がけてきた新鋭・井上勇一郎の作品を上演。


新国立劇場・こどものためのバレエ劇場「しらゆき姫」

●7/23(金)〜25(日)11:30&15:00/新国立劇場中劇場

\2,100

http://www.nntt.jac.go.jp/

初演時は即完売し追加公演も設けられた。子ども向けだがストーリーも分かりやすく踊りも楽しめる。全日11:30公演はさいとう美帆&江本拓、15:00公演は小野絢子&貝川鐡夫が主演。前回時の上演では、小野のチャーミングな魅力が全開した。


MRB松田敏子リラクゼーションバレエ・第12回「バレエスーパーガラ」

●7/25(日)16:30/大阪国際会議場(グランキューブ大阪)メインホール

\8,000〜5,000

http://mrb.matsudatoshiko.net/

関西を中心としたトップ・ダンサーが集うバレエの祭典。伸び盛りの若手・法村珠里や福岡雄大を含む関西勢ほか、田中祐子、吉岡まな美、青山季可、京當侑一籠、菊地研ら牧阿佐美バレヱ団の主役陣、ボリショイ・バレエの岩田守弘、実力派プリマの渡部美咲、田中ルリ、新星の秋元康臣らも参加。そして、日本バレエの至宝・小嶋直也が群舞作品を発表するほか自作ソロを披露するのが見逃せない!

※出演者に誤りがありました。謹んで訂正いたします。


第21回「清里フィールドバレエ」

「白鳥の湖」

●7/27(火)、7/29(木)、8/5(木)、8/8(日)20:00/清里高原 萌木の村 特設野外劇場

「シンデレラ」

●7/28(水)、7/30(金)、8/1(日)、8/4(水)、8/7(土)20:00/清里高原 萌木の村 特設野外劇場

「天上の詩」

●7/31(土)、8/3(日)、8/9(月)20:00/清里高原 萌木の村 特設野外劇場

\大人5,000〜4,000 子ども3,000〜2,000(当日各\1,000増) クローバーシート(特別指定席)\10,000

http://www.moeginomura.co.jp/FB/

山梨県清里高原のリゾート地で行われる野外バレエ。夜空の下で体感するステージは夢のひととき。一度味わうと虜になってしまう。牧阿佐美バレヱ団で活躍した今村博明・川口ゆり子の主宰するバレエシャンブルウエストのレパートリーのなかから定番の『白鳥の湖』『シンデレラ』のほか八ヶ岳を舞台にした創作『天上の詩』(芸術祭大賞受賞作品)を披露する。雨天中止等になったりするので要注意。


熊川哲也K-BALLET COMPANY 2010 Summer 「New Pieces」

●7/31(土)16:00、8/1(日)13:00&16:00/赤坂ACTシアター

\14,000

http://www.k-ballet.co.jp/

中村恩恵、服部有吉、長島裕輔の作品を上演。中村はキリアン、服部はノイマイヤーに師事し、その後独自の道を行く。団員の長島に関しては熊川の抜擢らしいが未知数。天才的な音楽感覚を持つ服部が日本のカンパニーに初めて振付けるのが最大の話題だろう。熊川、康村和恵、SHOKO(中村祥子)らスターも出演。


スターダンサーズ・バレエ団「チャリティ・ガラ」

●7/31(土)17:00、8/1(日)14:00/ゆうぽうとホール

\12,000〜3,000

http://www.sdballet.com/

吉田都をメインに迎えてのチャリティ・ガラ公演。都さんを安価で観られる!スティーブン・マックレー、小林ひかる、セルゲイ・ポルーニン、菅野英男も来演。

【国内ダンス】

舞踊作家協会「真夏の夜の夢」

●7/1(木)19:00/ティアラこうとう小ホール

\3,000

http://www.kcf.or.jp/tiara/

洋舞・邦舞界の実力派作家の協会。シェイクスピアの戯曲やメンデルスゾーンの音楽に触発された創作を披露。芸術監督:石井清子、加藤みや子。吾妻寛穂、石井清子、加藤みや子、武元賀寿子、谷よう子、真島恵理の作品を上演する。


「踊る妖精2010 六羽のソロ」

●7/2(金)19:00、7/3(土)15:00、7/4(日)15:00/シアターχ

\3,000 シニア・学生\2,000

http://www.theaterx.jp/

アキコ・カンダ、ケイ・タケイ、倉知外子、花柳面、竹屋啓子、折田克子という並ならぬ巨匠たちによるソロ・ダンス集。一度は観ておきたい人ばかり。


ばら色の日々プロジェクト「ばら色の日々」

●7/2(金)19:30、7/3(日)13:30&17:00/門仲天井ホール

\3,000 ペア券\5,600 4人券\10,000

http://homepage3.nifty.com/studiogoo/gooinfo/gooinfo.html

岡田智代、斎藤麻里子、根岸由季、吉福敦子という、世代の異なる女性たちが組み、競って一年をかけ練り上げてきた創作群を発表。


ミクニヤナイハラプロジェクト『幸福オンザ道路』準備公演

●7/2(金)19:30、7/3(土)14:00&19:00、7/4(日)14:00&19:00、7/9(金)19:30、7/10(土)14:00&19:00、7/11(日)14:00&19:00/STスポット横浜

\2,500 学生\2,000 当日\3,000

http://nibroll.com/

ダンス界の風雲児・ニブロールの矢内原美邦が演劇を上演するために立ち上げた個人プロジェクト。演劇ともダンスともパフォーマンスともつかない異色な創作を展開して毎回賛否両論を巻き起こす。来年3月の本公演に向けての準備公演だが、エッジーな表現のレアな、コアな部分が見たいシアターゴアーならば見逃せない。


ボヴェ太郎『消息の風景−能《杜若》−』

●7/2(金)19:30、7/3(土)15:00/アイホール(伊丹)

\3,000 学生&ユース(25歳以下)/60歳以上\2,000円(当日各500円増)

http://tarobove.com/

空間と身体とのゆらぎを追求する異才。表現は緻密極まりなく舞台意匠の構築性も高いが、それでいて流麗な舞を見たという、えもいわれぬ感興をももたらす。稀に見る異能。今回は能楽との協同作業で夢幻能の名作「杜若」に挑む。必見。


大駱駝艦・壺中天公演 鉾久奈緒美『白鳥湖』

●7/6(火)〜7/9(金)20:00、7/10(日)15:00&20:00、7/11(日)15:00/大駱駝艦・壺中天

\2,500(当日\500増)

http://www.dairakudakan.com/

おなじみ麿赤兒率いる舞踏集団のスタジオ公演。


noon dance performance『hands〜抱擁〜』

●7/7(水)19:30、7/8(木)16:00&19:30、7/9(金)15:45&19:00/LAPAN ET HALOT(表参道)

\4,000(1公演45席) 立見\3,000(当日のみ発売)

http://www.ny.airnet.ne.jp/piccolo/

バレエ&コンテンポラリーで注目される松崎えり主宰のユニット公演。各回上記した開演時間の45分前からギャラリーでの無料パフォーマンスを行い、その後、地下のスタジオに降りての上演(有料)が行われる。松崎のほか松本大樹、大嶋正樹、森本由布子、小出顕太郎、増田真也という個性派の実力者揃い。


東野祥子×カジワラトシオ「UNTITLED RITUALS NO.1- NO.5」

●7/8(木)20:00★、7/9(金)20:00★、7/10(土)15:00&19:30★、7/11(日)19:30★/リトルモア地下

\2,800(予約制) 当日券\3,000(残席分若干枚数)★はアフターパーティあり

http://www.littlemore.co.jp/chika/

演出・音楽:カジワラトシオ、演出・振付:東野祥子という音楽×ダンスのセッション的なパフォーマンス。


ナチュラル・ダンス・テアトル『東向きに恋をする』

●7/8(木)19:00、7/9(金)18:30/座・高円寺2

¥3,500 ジュニア割引¥2,000(前売のみ) 当日¥4,000

http://natural-dance.com/

中村しんじ&川野眞子によるモダン・ダンス集団の新作。元Noismの原田みのる出演。メンバーの宇佐美和奈作品を併演。


「吾妻橋ダンスクロッシング」

●7/16(金)19:00、7/17(土)14:00&19:00、7/18(日)14:00/アサヒ・アートスクエア

\3,500 学生\3,000 当日\4,000

http://azumabashi-dx.net/

ダンス批評・作曲家の桜井圭介がキュレーションした“ダンスらしきもの”を集めた定番企画。ダンスとは何か?を緩やかに、しかし、深く問いかける。出演は、飴屋法水、宇治野宗輝、遠藤一郎、off-Nibroll、車AB(三浦康嗣×篠田千明)、チェルフィッチュ、スプツニ子(7/18のみ)、東京ELECTROCK STAIRS、Line京急(7/17夜の回のみ)。インスタレーション:泉太郎、水上アートバス:KENTARO!!。


Noism1&2合同新作 新潟限定公演 劇的舞踊『ホフマン物語』

●7/16(金)19:00、7/17(土)17:00、7/18(日)17:00/りゅーとぴあ 新潟市民芸術文化会館 劇場

¥5,000 学生¥2,000

http://www.noism.jp/

Noism/金森穣新作は、E.T.A.ホフマンの「砂男」「クレスペル顧問官」「大晦日の夜の冒険」を基に新たなストーリーを紡ぐという大作舞踊劇。新潟限定公演だが今年のダンスシーン最大級の話題を呼びそう。見逃したくない。


黒沢美香&ダンサーズ・第7回家内工場(7/2追加)

●7/18(日)15:00、7/19(月・祝)15:00/綱島・スタジオくろちゃん

\2,000(2日券\3,000)

旗手:リナ・リッチ、滝口美也子、藤井友美、木檜朱実。美香ダンサーズのディープなパフォーマンス。

http://www.k5.dion.ne.jp/~kurosawa/


「トヨタコレオグラフィーアワード2010」“ネクステージ”(最終審査会)

●7月19日(月・祝)15:00/世田谷パブリックシアター

\3,000〜2,500

http://www.toyota.co.jp/tca/

コンテンポラリー・ダンス界の最大のイベント。6組が「次代を担う振付家賞」を目指して覇を競う。「オーディエンス賞」もあり。ファイナリストは石川勇太/神村恵/ストウ ミキコ・外山晴菜/田畑真希/キミホ ハルバート/古家優里。審査方法・結果に毎回議論が起こるが、民主的・建設的なものであれば大いに結構。


Project POINT BLANK ‒ what is contemporary ballet? -

●7/23(金)19:30、7/24(土)14:00&18:00/川崎市アートセンターアルテリオ小劇場

\3,500 当日\4,000(残券が出た場合)

http://www.hokutokodama.com

コンテンポラリーとバレエの境界の壁を破ろうとする現役バリバリダンサー&作家による自主企画らしい。児玉北斗、小尻健太+大手可奈、山田勇気が新作を発表。


森山開次ソロダンスツアー2010『翼 TSUBASA』

●7/23(金)19:30、7/24(土)14:00&19:30、7/25(日)14:00/世田谷パブリックシアター

¥5,500〜4,000(当日各\500増)

http://www.kaijimoriyama.com/

NHK「からだであそぼ」等で名を売った、いい意味で得体の知れないダンスバックグラウンドと語彙を持つのが大変に魅力的な異色舞踊家。白い!


『空白に落ちた男』

●7/24(土)〜8/3(火)/PARCO劇場

\7350 U-25チケット\5250

http://www.parco-play.com/

小野寺修二の作・演出による傑作サスペンス待望の再演。出演は首藤康之、藤田桃子、小野寺という初演メンバーに加え、今回は安藤洋子と藤田善宏が参加。


東野祥子『I am aroused..............Inside woman』

●7/31(日)18:30、8/1(日)18:30(日没とともに開演)/世田谷美術館くぬぎ広場

\1,500(当日先着150名・中学生以下および障害者とその介護者は無料)

http://www.setagayaartmuseum.or.jp/event/list.html

2008年初演のBABY-Q作品『私はそそられる I am aroused』を再構築したソロ。


マドモアゼル・シネマ『いい子 悪い子 子守唄』

●7/31(土)20:00、8/1(日)14:00&17:00/セッションハウス地下スタジオ

\2,700 学生\2,500 当日\3,000

http://www.session-house.net/mc.html

振付・演出を担当するベテラン伊藤直子が一昨年、文化庁芸術祭の新人賞を獲得して業界で注目を浴びた、セッションハウス小屋付きのカンパニー。新作。


【その他】


東京二期会オペラ劇場『ファウストの劫罰』

●7/15(木)19:00、7/16(金)14:00※、7/17(土)14:00、7/18(日)14:00/東京文化会館

¥18,000〜5,000(※平日マチネのみ¥14,000〜3,000) 学生¥2,000

http://www.nikikai.net/

ベルリオーズのオペラを指揮:ミシェル・プラッソン、演出・振付:大島早紀子で上演。白河直子らH・アール・カオスのダンサーも出演する。3年前のシュトラウス「ダフネ」の演出・振付は音楽畑にも好評だっただけに大島の手腕に期待したい。


維新派『台湾の、灰色の牛が背のびをしたとき』

●7/20(火)〜8/1(日)18:30(7/26(月)は休演日)/犬島精錬所内特設劇場(岡山)

\4,500〜3,500 ペア券あり

http://ishinha.com/

<彼>と旅をする20世紀三部作の最終章。12月に埼玉公演も行われそちらも期待したいが、維新派といえばなんといっても野外公演。屋台村も楽しみ。一昨年秋の琵琶湖畔での『呼吸機械』はすでに伝説の舞台に。犬島では2002年に『カンカラ』を上演しており、これも忘れられないステージだった。必見。


「2010真夏の夜のフラメンコ」

●7/31(土)18:00、8/1(日)18:00/日比谷野外大音楽堂

\8,000〜3,000 ペア席-5,000

http://www.komatubara.com/

小松原庸子フラメンコ舞踊団による、夏の風物詩の野外フラメンコ。