時人を待たず

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梅雨の晴れ間なのか、今日は良く晴れた夏日に

なりました。


蒸し暑かったので、カフェの店内はエアコンを

入れました。やはり快適ですね。


裏庭のアジサイもそろそろ盛りを過ぎています。

我が家のアジサイはあまり立派ではありませんが。


切り花にして店内に飾ったアジサイです。


今日は少し長い詩を引用します。


  日の登るにも

  手を合わさず

  月の沈むにも

  心ひかれず

  あくせくとして

  一世を終えし人の

  いかに多きことぞ


  道のべに花咲けど

  梢に鳥鳴けど聞かず

  せかせかとして

  過ぎゆく人の

  いかに多きことぞ



  二度とないこの人生を

  いかに生き

  いかに死するか

  耳かたむけることもなく

  うかうかとして

  老いたる人の

  いかに多きことぞ


  川の流れにも

  風の音にも

  告げ給う声のあることを

  知ろうともせず

  金に名誉に地位に

  狂奔して終る人の

  いかに多きことぞ


  生死(しょうじ)事大無常迅速

  時人を待たず

  噫(ああ)


    「摂理」 坂村真民


この詩は、自戒の意味で読んでいます。


あくせくとして、せかせかとして、うかうかと

して老いたる人のいかに多きことぞか。。。


正にその通りだなあ。

本当に「時人を待たず」ですね。


明日も梅雨の晴れ間が続きそうです。