新国立劇場 ワルキューレ最終日に

別の日に前売りを買っていたのですが、事情が出来て友人の奥様に譲りました。

でもどうしても見て聴いておきたかったので、最終日の18日に初台に向かいました。

結果は正解、来てよかった、と実感しました。

歌手の皆さんが素晴らしい出来でしたし、東フィルさんも重心の低い太い音を響かせていて、ワーグナーを聴いている、という実感に浸ることが出来ました。

演出は前のTOKYOリングよりも少し落ち着いた感じでした。

オリジナルは20世紀のものなので時系列的には古く、そう思えるのかもしれません。

私はTOKYOリングも好きでしたが、こちらも舞台の各情景が綺麗な絵になっていて素敵だと思いました。

そして照明がなんとも美しい。舞台から遠い席でしたが見ている楽しみもありました。

それにしてもなぜウィーン国立劇場は同じ演目をかけるのでしょう。

東京の聴衆は1シーズンに2つもワルキューレを堪能するという贅沢を得たのですね。

ま、わたくしは先立つ物の関係で、ウィーンの公演には行けませんが(苦笑)

写真は入り口の巨大なフラワーアレンジメントです。