ぼくの考えたテニス漫画四天王

 以前、私は本店ブログの方で「日本で五本の指に入るテニス漫画マニア」と自称していた訳ですが、それに対して「何を根拠に『五本の指』?」などといったツッコミが一切来なかったので、淋しい想いをしている次第です。
 このフレーズの元ネタは、某ペルシャ風戦記小説の弓使いの発言でして、「この広い日本には、俺よりもテニス漫画に詳しい者がきっと4人くらいいる筈だ」という、何の根拠もない憶測に基づいている訳です。
 そんな訳で、今日は私が心の中で仮想敵と定めている「テニス漫画四天王」と呼ぶべき脳内ライバル達を紹介してみたいと思います。


九椎言志(くすい・げんし)
 古雑誌マニア。テニスの場面が登場する漫画が掲載された国内の雑誌を全て所持し、その全データを正確に把握している。


行本単(ゆきもと・ぜん)
 単行本マニア。絶版本も含めて、テニスの場面が登場する全ての単行本を初版で持っている。重版に伴って修正されたバージョンも全て完備。


有明晴海(ありあけ・はるみ)
 同人誌マニア。創作・パロディを問わず、テニスの場面が登場するorテニス漫画のキャラが登場する同人誌を全て購入している。


扶王凛(ふおう・りん)
 海外漫画マニア。洋の東西を問わず、全世界で発行された、ありとあらゆるテニス関連の漫画をコレクションしている。


 しかし、私がようやくこの四人に出会えたと思ったのもつかの間、実は彼等をも凌ぐ究極の敵「テニス漫画大帝」がこの日本には存在するのです、多分。そして私はこう言うのでしょう。「そうか、俺は日本で5番目のテニス漫画マニアだと思っていたら、どうやら6番目だったらしい」と。