車の運転

職場が変わる前は自家用車で出勤していたが、
今の通勤はバスや電車になったのですっかり車を運転する機会が減った。
先月に更新した自動車保険ではこの1年間の走行距離がわずか3000キロ余りしかなかった。
以前の三分の一か、半分以下しか走っていない。
近場はもちろんのことすっかり車で遠出をしなくなったからだ。
と言うよりは、車で山歩きに行かなくなった結果だろう。
久しぶりにこの土日は孫の送り迎えで高速道路や都内の幹線道路を走った。
車検を通したばかりのせいかもしれないが自分の車がなんだか初めて乗る車のような新鮮な気がした。
高齢者の自動車事故の報道が絶えない。
今日も60代運転手の個人タクシーが病院に飛び込み、多くの犠牲者が出たニュースが流れていた。
先週の週刊文春伊集院静の人生相談のページに高齢者の免許証返上の投書が載っていたけれど
久しぶりの運転で、機会が減ると確かに危険かもしれないと実感した。
しかし、機会は減っても車の運転ができなくなると寂しい。
免許証を返上するとなると相当の勇気がいる。