今回の旅行の主眼。
もうすぐ運行を終了する、北斗星に、たまたま出会った。
小樽到着。ただし、電車が15分遅れ。乗り継ぎの電車は待っていてくれたが、電話をして、この先のイベントの予約の時間をずらしてもらう。
余市に到着。
そしてやって来た、マッサンとエリー(リタ)の思いが詰まった土地。
「お父ちゃん、私にも『竹鶴』を味わわせて下さい」
「いいえ、それはかないません。あと19年と半年待ちなさい」
ウィスキー博物館に戻り、有料の試飲。店が閉まる時間なので、一杯だけ。目移りするが、ええいと、1980's余市を。ハーフショットで1500円。さすが格安である。
めっぽうに美味い。これは素敵な体験だ。
「お父ちゃん、美味しそうですね」
「美味しいですよ。あなたも大きくなったら飲みに来たらよいです」
余市駅前。ニッカのボトルを抱く熊の噴水。
小樽までは一両編成であった。車内で、「今日は朝からたっぷりだったけど、何が一番おもしろかった?」と妻に問うたところ「蒸留所で、傍目にも分かるくらい興奮しているあんたを見てるのが一番おもろかった」と言われる。