いろいろとこじつけてみる。

消える人→   原田  ■森田忍  ■理花
壊れる人→   理花  ■花本はぐみ■山田あゆみ
フォローの人→花本修司■竹本裕太 ■真山巧―野宮匠

名前が似てる、名前が近い、というのは巧と匠だけではないだろう、と。
さいしょの世代、
原田くんが消え、理花さんが壊れ、花本先生はそのフォローがしきれていない。
これは、
森田さんが(ホントに)いなくなる予感なのではないのか、と。
はぐは喪失感を抱え竹本くんはそれを埋めることが出来なくなる、という反復される運命。
「田」の人が消えて「花」の人が壊れ「本」の人はそれを救えない。
歴史は繰り返す?


観覧車、そして自転車。回転するもの。
そのモティーフは、
アニメ版によって強調されたんでしたっけ?
回るものは同じところに戻る。でも、
回ることによって自転車は前に進む。
観覧車も。
二人でのれば何処かに進むことになるんだ。
だから、まったく同じことはないんだよ、っていう。
消えようとしていた理花さんと、
いっそ壊れたかったかもしれない山田さんが、タクミさんたちによってフォローされる。
だから。
そして竹本くんはたぶん、タクミの道へと進むのだから。
自転車が前に進むことを確認して帰って来たのだから、
だから、多分、
歴史は、運命は、繰り返されないのだろうね、なんて
ここんとこ『ハチミツとクローバー』を読みながら、おもう。
・・・
もう少し、こじつけてみる。
"ハチミツとクローバー"って何か。
それは羽海野チカ先生が聴いていた楽曲に由来する。うん、それは知ってるけど。
クローバーはたいがい3つ葉。でも
幸福の象徴のように4枚目の葉っぱが期待されている、探されている。
三角関係もも一人増えれば状況は動く、とか?
角が増えていけばやがて円に近づく。丸いほど回りやすくもなるだろう。


そしてこんなお話し。
蜜を求めて蜂が彷徨う。でも花は枯れてしまった。
蜂はクローバーにとまって翅を休める。


それは4枚目の葉。

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