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DDC blog

09.12.09

君に届け #10 協力





 他のアニメが収束に向かいつつある中,非常にゆっくりと物語が進む『君に届け』,第10話.

(前回の記事はこちら.君に届け #9 新しい友達 - DDC blog






 体育祭の練習に励む爽子とと,それに協力する吉田と矢野.

いつも通りの光景だが,そこへたまに違う物が混ざるようになってきた.

そう,前回から爽子と友だちになったと言うクルミだ.






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折々で爽子に声をかけて絡んでくるクルミ.

こーゆー正統は美少女の出番が増えるのは喜ぶべき事だ.





一方,それを見せつけられる方は落ち着かない様子.



吉田:「貞子に友だちができるのは良いけどさ…

 でも,あたしらより仲良くなられたら,正直ムカつくぅ!






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複雑な乙女心?

吉田はクルミのことが苦手なのだ.

当の爽子の方は,降って湧いた友だちの存在があまり実感できていなかったりするのだが.





 そんな爽子の目下の悩みは,風早君との関係.

最近,風早君と自然に喋ることができず,顔を見る度に緊張してしまっている.

それが伝わるのか,風早君の方もなんだかギクシャク.






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爽子と比べて,ごくごく自然に風早と話しているクルミ.

その姿を羨ましく見ている爽子.



爽子:(――かわいい上に,いい人な上に,フレンドリー! やっぱ,クルミちゃんは違うなぁ――)






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自分もクルミのように風早君と自然に話したいと物思いにふけっていた爽子を,

クルミは勘違いしたのか,爽子の手を取って心配そうに話す.



クルミ:「ねぇ,もしかして悩みでもあるの? 何かあるなら何でも言って!



急速に仲を深めつつある二人… に見えるけど,実際はどーなんだか.







 クルミの言葉に従って,爽子が「風早君とうまく話せないこと」を相談すると

「意識しすぎなんだ」と笑われる.



クルミ:「風早は昔っから浮いてる子をほっとけなくて,誰とでも,だ〜れとでも普通に話すから

 相手が爽子ちゃんでも,普通に話しかけると思うのね?




なーんか,トゲを含んだ言い方だぁ.

でも爽子はそれに気付かず,その通りだと頷いている.

その後も「爽子と風早君はタイプが違う」と,まるで風早君を諦めろと言った口ぶりで話すクルミ.


爽子は,似たタイプの風早君とクルミは仲よさそうだと話す.

それを聞いてクルミも笑顔に.



クルミ:「えぇ〜,仲いいなんてそんな,普通だよぉ〜


爽子:「ええっ,普通なの?!






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「そんな事ないよ〜」って返事をクルミは期待していたんだろうw

爽子の方は,「普通」のレベルの高さに感心しきり.

クルミで普通レベルなら,自分が緊張するのは当然だと納得している.

なかなかのズレ具合.




風早君への気持ちを諦めさせるつもりだったのだろうクルミの行動だが,

爽子は逆にクルミと話して元気を得たようだ.

「緊張はするけどがんばってみる」と爽子らしいポジティブシンキング.

しかも別れ際に爽子の言った言葉でクルミはショックを受ける



爽子:「私もがんばったら,いつかクルミちゃんみたいになれるかなぁ



さすがにそれはおこがましいだろw






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爽子の後ろ姿を見送りながら,暗黒闘気を身にまとうクルミ.

あーあ,怒っちゃった.







 シーン変わって教室.

吉田がどうしてクルミのことを苦手に感じるようになったかを,矢野に話していた.


中学時代,風早と仲の良かった吉田は,クルミに頼まれて女の子Aを風早に紹介したことがあった.

それはそれで終わったんだが,その後もクルミは女の子B,C,D,Eと

次々と連れてきては吉田に頼ってくる.

いいかげん面倒くさくなって吉田が断ると,未紹介の女の子たちが揃ってブーイング.

そんな状況で出てくるクルミ.



クルミ:「こんなふうに,クラスの女子バラバラになるの良くない!

 これならいっそのこと… 誰も告白しない方がいいよ!



このクルミの発言で,女の子の間で「風早君はみんなの物」協定ができあがったんだそうだ.






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そんな経験があったため,吉田はクルミに対して

“悪いやつじゃないがめんどくさい”,と言う意識を持つようになってしまっていた.

吉田の話を聞いて矢野は,「どんな子かだいたい想像がついた」と話す.

もったいぶらないで教えてくれよ.







 放課後.

花壇の手入れをしていた爽子の所に,風早君が通りかかる.

無意識的に爽子を呼んでみた風早君だったが,なんて話を繋げて良いのか分からずオロオロ.



風早:「や,やべ… 呼んだはいいけど,緊張する…






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なぁにやってんだかー.

でもその風早君の言葉を聞いて,自分だけじゃなく,風早君も緊張していることに安心する爽子.

そんな爽子の気持ちの変化を感じ取ったのか,風早君もリラックスし,

お互い微笑みをうかべる.



風早:「笑った顔,久しぶりに見た



そういって話しかけた風早君は,拾った犬が大きくなったから見においでと誘ったりしている.

この女たらしが.


しかし,そんな良い雰囲気の二人を校舎の上から見る影有り.

もちろんクルミ.






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仲よさそうな会話風景に焦ったのか,慌ててクルミが声をかけて割ってはいり,

爽子に,女の子同士の話がしたいと言って連れ出そうとする.

クルミと「女の子同士」という特別な言葉の響きに,爽子は感激しているが,

風早君の方は,久しぶりに楽しく話せていた爽子を奪われる形になって,しょんぼり.



風早:「なんで俺… いっつも邪魔はいるんだろ……



正直,その為だけの役割としか思えない風早君.






 そんな流れで,クルミと2人きりで帰る爽子.

「女の子同士の話」に期待を膨らませているのだが,なかなか話が始まらない.

そこでさっき知ったばかりのクルミの本来の名前,「梅」で呼んでみようと考える.



爽子:「梅,ちゃん…?


クルミ:「梅って呼ばないでっ!!






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おお,怖い.

爽子も,慌てて「クルミちゃん」と呼び直す.



一瞬で笑顔に戻ったクルミは本題の相談を始める.

「好きな人がいるんだけど,どうしたらいいと思う?」




しかし問われた爽子も,未だかつてそんな事を考えたことがないので

どうしたらいいのかサッパリ分からずオロオロするばかり.

女の子の間ではテンプレートになっているだろうこの手のやりとりがなかなか進まず

クルミはイライラしっぱなしだ.


仕方なく自分の方から「爽子ちゃんに協力してもらいたい」と切り出したクルミ.

人から頼られる事のなかった爽子は,重大任務を任されたことで張り切りつつも少々の不安あり.

そんな様子を見てクルミは,爽子の知っている人だから安心していいと言う.




クルミ:「好きな人って――  風早なんだ






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 総評.

1クールでは終わらないと言うことで,この辺りの進行が遅く感じてしまう.

先週と今週を合わせて1話でよかったんじゃないかねぇ.



いよいよクルミの本性が見え隠れしてきたわけだけど,飽くまで見え隠れ.

ホントの所はよく分からない.

吉田が語る中学エピソードも含めて考えると,

本当にクルミが風早君のことを好きなのかどうか分からないし.

話術の巧みさというか,計算高さは伺えるんだけど,

色恋沙汰と言うよりは,話題の中心に居たがるタイプなんじゃないか知らん.



 先週からずっと不自然だった爽子と風早君の間も,ようやく通常運転に戻った.

結局,爽子の気持ちを風早君が敏感に感じ取って,それで振り回されていたって感じ.

昨今のハーレムアニメの鈍感主人公に比べると,天と地の差だな.

…てか,そのぶん爽子が鈍感なわけか.

恋愛要素の絡む主人公は,鈍感じゃなきゃ話が続かないんだろうな,きっと.



 ちょっと端折ったが,今回になってようやくクルミの本名が胡桃沢と気付いた爽子は

風早君がクルミを名前で呼んでた訳じゃないと気付いて,また安心していたのだが,

その直後に来たクルミの「好きな人は風早」宣言.

自分の恋心を自覚していない爽子は,きっとクルミの応援に尽力することだろう.

まー,それはそれでアリじゃないかとも思うんだけどさ.

速鳥はクルミ派だからー.


今回の放送で,クルミ派は減ってそうだけど…




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