インターネットの個人利用がはじまった初期から、ネットとの融合を試みてきたクラブイベント「in dust-real」を主催するDJでオーガナイザーのPOMさんが36歳の若さで逝去されました。イベントとしてもDJとしてもまだこれからというときであったろうに、残念でなりません。個人的にもtechno-headsメーリングリストやNIFTYの音楽系フォーラムを通じてPOMさんと知り合い、in dust-realにも何度か遊びに行きました。同じ時間を共有したひとがまたひとりいなくなってしまったのはほんとうに寂しいです。故人のご冥福を心からお祈りいたします。
in dust-realは、techno-headsを中心とした音楽系MLのオフ会的なノリで1995年3月に1回目が開催されましたが、同年8月に新宿ニ丁目のクラブ「BAR Delight」で開催された2回目で、ネット接続チームを有するPOMさんの主催のテクノ/ハウス系クラブイベントという現在の形が明確になりました。この時点ですでにCU-SeeMeなどによるクラブフロアからの中継・チャット接続を実現しており、これは同年9月に開催される日本初の大規模ネット系クラブオフ「Second Summer of Web」に先駆けていました。また1997〜1998年ごろには十分な太さの回線が引かれた会場からRealVideoでフロアの音と映像を生中継しており、新しい試みを続ける得がたいイベントだったといえるでしょう。IDRが目指したネットとフロアの融合を今度も引き継いでいくイベントが現れくれれば嬉しいですね。
POMさんの盟友Q'HEYさんによる弔文。R.I.P.
この日のRebootに行ったんですけど、1曲目のアマゾンで気持ちがイッパイになってしまって1時間くらいで退出してしまいました。最後まで居れば良かった……