東武動物公園の開園時(1981年)から園長を努めた西山登志雄さんが肺炎で死去されました。1929年生まれの西山さんは、終戦後間もない1946年に上野動物園に入り、カバ・ライオン・サイなどの大型動物の飼育を担当しました。
とくに1956年から約20年間担当したカバとは寝食を共にする飼育で知られるとともに、口を大きく開けさせる特技などで来園者から「カバのおじさん」と親しまれ、少年マンガ「ぼくの動物園日記」のモデルにもなりました。普及指導係長としてテレビや雑誌を通して動物の面白さを伝え、『ボクの先生はカバだった (のびのび人生論 (25))』や『動物賛歌 (新潮文庫 ん 40-1)』などの著書もあります。
東武動物公園園長就任時にはCMにも登場し、親しみある風貌もあって「カバ園長」の愛称で知られました。テレビなどで拝見するルックスが心なしかカバに似ているんですよね。2000年に園長を退任してからも2005年まで名誉園長を務めましたが、その後は体調を崩されていたそうです。ご冥福をお祈りいたします。