人気アニメーション映画「トムとジェリー」をウィリアム・ハンナ氏と共同制作したことで世界的に有名なアニメーション作家、ジョゼフ・バーベラ氏がロサンゼルス郊外の自宅で老衰のため死去されました。
映画会社MGM(メトロ・ゴールドウィン・メイヤー)で働いていたハンナ氏とバーベラ氏のふたりは、乱暴だがおっちょこちょいなネコと頭が良くすばしこいネズミという愛すべきキャラクターのスピーディな追いかけっこを描いたアニメーション短編映画「上には上がある (Puss Gets the Boot) 」を発表、これが大ヒットとなり、その後も年に数作ずつ1958年まで計114話の「トムとジェリー」シリーズを制作しました。同シリーズはテレビでも放映されて人気を博しました。
またアニメーション制作会社「ハンナ・バーベラ・プロダクションズ」を設立、同社は日本でもヒットしたアニメーション映画「Wacky Races(チキチキマシン猛レース)」や「Scooby Doo(弱虫クルッパー)」を制作したことで知られています。
「トムとジェリー」は日本でもTBS系列で何度も何度も子供時間帯の穴埋めのように繰り返し再放送され、いまの30〜40代にはエピソードを覚えるくらい見たという方もいらっしゃるでしょう。あのうずたかく何層にも何層にも積み重ねられたサンドイッチが、ギャートルズの「肉」と同じくらいに食欲を刺激したことを覚えています。アメリカは金持ちなんだなあって思いましたよ。ご冥福をお祈りいたします。