日本の60年代後期GSシーンを代表するサイケデリックロックバンド「モップス」のリードボーカリストだった鈴木ヒロミツさんが肝細胞ガンのため死去されました。
アイドルバンドも多かったGSシーンの中でモップスは屈指の洋楽指向バンドとして知られ、ファーストアルバム「サイケデリック・サウンド・イン・ジャパン」はジャパニーズ・ガレージ・サイケの名盤として海外でも高い評価を得ています。バンドは70年代にかけてニューロックからフォークロックと時代性を取り入れたアルバムを発表し、よしだたくろう作「たどりついたらいつも雨ふり」がヒットしました。
GSブーム後にバンドを解散したあとはタレントに転身し、テレビドラマなどに欠かせないユニークな持ち味のバイプレイヤーとして活躍しましたが、歌手活動を止めたことについて音楽評論家の渋谷陽一氏が「鈴木ヒロミツが歌わなくなったのは犯罪」とその才能を惜しんだと言われています。最近はBSの音楽番組などでまた歌っていたということで、まだまだ早すぎる訃報に残念でなりません。ご冥福をおいのりいたします。
よくフツーの歌謡曲をここまでロックできるなー。かっこいい。