1966年にGS「ザ・フィンガーズ」でデビューし、GSブーム後のアートロック期には角田ヒロ(つのだ☆ひろ)氏との「ストロベリー・パス」や、さらに高中正義氏を(ベーシストとして)加えた「フライド・エッグ」といったスーパーバンドで活躍したロックギタリストの成毛滋さんが死去されました。ご冥福をおいのりいたします。
ザ・フィンガーズは、高橋幸宏の実兄である音楽プロデューサー高橋信之氏と成毛さんを中心としたバンドで、テレビ番組「勝ち抜きエレキ合戦」に出演してグランドチャンピオンを獲得。成毛さんの超絶速弾きが話題を集めました。ストロベリー・パス『大烏が地球にやってきた日』は、現在でもロックバラードの名曲として歌い継がれる「メリージェーン」の初出アルバムとしても知られています。
1970年代には日本の楽器メーカー「グレコ」のエレキギター開発に協力し、グレコのギターを使ったステージ演奏やカセットテープ付きギター教則本などを通して当時の日本中のロック少年に計り知れぬ大きな影響を与え、成毛氏はロック雑誌「ミュージックライフ」の人気投票「日本ロックギタリスト」部門で一位を獲得し続けました。