BSD系フリーUNIXの開発者(コミッター)であり、ソフトウェアの多言語化・国際化にも取り組み*1、そしてなにより次世代のインターネットプロトコル「IPv6」の普及に尽力するとともに標準実装「KAME」プロジェクトのコアメンバーとして国際的に活躍し、「itojun(いとぢゅん)」の愛称で愛されたプログラマー/ネットワーク技術者の萩野純一郎さんが急逝されたそうです。
ネットワーク技術者の側面だけでなく、SFファンとしても活動されており、この2007年9月に開催されたSFワールドコン「Nippon2007」にも、ネットワークと通訳のスタッフとして協力されていたそうです(ご本人のウェブサイトを見ると来年の日本SF大会のスタッフだともクレジットされています)。ほんとうに急な、そしてまだまだ30代での訃報は残念でなりません。まったくなんと書いていいのかわかりませんが、きっと天国も近々IPv6-readyになるということなのかもしれません。ご冥福をお祈りいたします。
http://jp.youtube.com/user/itojun - IPv6 100の質問
2007-08-01から2007-10-16まで2カ月かけてアップロードされたIPv6についての6本からなる解説ムービー(英語版もアリ)
IPv6ネットワークプログラミング (network technology series)
*1:UNIX標準エディタviの実装のひとつ「nvi」の多言語化=「nvi-m17n」パッチの開発
*2:スラドへの小山さんの書き込みによると直接送られたものではなくて「jus幹事のMLに奈良先端大の砂原さんが送られたメールの一部を転載したもの」でした