メモのページ - チラシの裏メモ 3枚目

通信技術や気になった事を黙々とメモし続ける

Interop Tokyo 2016に行ってきた

ここ数年、今回で行くのを止めようと思いつつもつい行ってしまうInterop。
昨年に引き続き、今年も行ってきた。


Cisco Systemsのブースでは、勤務先にて導入している"King of Data Center Switch" ことCisco Nexus7706スイッチの説明を受ける。
F2eとF3 I/Oモジュールの違いやF3モジュールとM3モジュールの違いやSUP冗長化構成時の設定など、導入時に気になった点を数点Ciscoブースの方々と雑談ベースで会話した。
ハードウェアの種類だけでなく機能も非常に多彩である為1つ1つ全て覚える事は非常に困難である。勤務先の環境に導入した機能を軸に、少しづつ肉付けする形で覚えていこうと思う。仮想環境下で動作するTitaniumだけでは機能が足りないので、やはり実機での検証環境は欲しいものだ。勿論、自宅ではなく勤務先の環境で。
他に、Nexus9200シリーズスイッチの概要説明を聞いてCisco Systemsのブースを後にした。


上の画像はCisco Systemsのブース内のラック内に設置されていたCisco Nexus7706。
他のNexusスイッチと同様にLinuxベースのOSであるNX-OSが稼働している。


11:30から、CanonicalブースにてMark Shuttleworthさんの基調講演を聞く。Ubuntu Linuxのボスで有名なMark Shuttleworthさん。Ubuntuとクラウドとの関わりに関する説明と、オープンソースのアプリケーション管理ツールであるjujuのデモが行われた。
この講演がオープンソース系のイベントで行われていたらLinusさんの程ではないにせよ盛り上がっていただろう。しかし、今回はNetworkerや営業職が多い為か聴衆の反応は今一つ。jujuのデモはShuttleworthさん自ら実施、しかも開始前のセッティングもCanonicalのスタッフに混ざってやっていた!
景品は「ubuntu Linux」とプリントされたオレンジ色のネックストラップ。10年程前はブースを出している企業のロゴ等がプリントされたネックストラップが大人気だったが今は落ち着いているのだろうか、持ち帰らない聴衆者が少なからず居た。


その後はオライリーのブースで本を2冊購入。購入金額が5,000円を超えていた為、トートバッグが特典として付く。
息子向けに"Mad Science"(Theodore Grey著)、嫁向けに"The Art of Fermentation 発酵の技法"(Sandor Ellix Katz著)。
両方共にITに全く関係無い分野。

UbuntuのブースでMDIS(三菱電機インフォメーションシステムズ)さんの説明を聞いた後、ShowNetのNOCラックを見て帰宅。
たった数カ所廻っただけなのにヘトヘト。昨年に引き続き、京成の高速バスで東京駅まで寝て帰った。


https://archive.interop.jp/2016/exhibitor/outline/index.html Interop Tokyo 2016
http://d.hatena.ne.jp/debslink/20150612/1434113395 Interop Tokyo 2015に行ってきた